リクエストですーーー!!!!!本当にもうリクエストくださったのが優しすぎて泣きそうです。ありがとうございましたー!!今回ドズル社の学パロということでね、これちょっと長編になる予定なので何話かに分けてちまちま投稿していく予定です、ほかのリクエストも順番に消費してくので、首を長くして待ってて欲しいかなあ、と!
dzr社学パロの🍆さん愛され。
みんなが青春してたり🍆さん奪い合ってたりします。でもみんな仲良し。最終的に誰かと結ばれるーー!!とかは無いです。みんながみんな🍆さんをらぶらぶちゅっちゅしてます。楽しんでいただければ幸いです~~、
では、小説の世界へいってらっしゃい。
「さむ、!ドズさんドズさん!寒いから手貸して!」
「やですよ!wだって僕の手も冷たくなるじゃないですかw」
「そこをなんとか!手が凍りそうなんだって!」
「凍りそうってwも~、ぼんさんは仕方ないなあ、」
いつも通りの会話、他愛のない会話が弾んでは、寒くて冷たい空気に解けて消えた。登校から既に学校面倒臭い~ー、とか呟いているこの男はぼんじゅうる。自分より一つ上の、高校三年生だ。学生にしては変な名前だって?それはご愛嬌と言うやつだ。ぎゅ、と手を握って、ぼんさんの手を温めてやると、「ドズさん手ぇあったかあ~~、」なんて嬉しそうに手を握り返してくれるものだから、冷たい彼の手をぎゅ、と握り締めてながらも、嬉しくなって無意識のうちに顔に笑顔が灯る。はーっと息を吐き出すと、白い息となって周りが微かに霞む。そのあとは、ふっーとまた溶けてゆく雪のように消えていってしまった。ぼんさんはそのせいで、いつもつけているサングラスがより見にくそう。その光景が少し面白くて、ついくすりと笑ってしまうも、前が見えない!と騒いでいる彼は可愛らしく、愛しいと思えた為、脳内のぼんさんメモリーズにとっておこうとじっと彼を眺めた。
「おーーい!ぼんさーーん!ドズさーん!こんちゃっちゃ~!」
ふと、後ろから声がする。二人同時に後ろを振り返ってみると、僕らの後輩。おらふくんとおんりーがいた。手を振りながら、こちらへ駆け寄ってくる二人に、少し恥ずかしがったのか。ぼんさんは慌てた様子で僕と手を離すものだから、二人に牽制ついでにもう1回繋ぎ直したのを見せつけてやれば、自分はふふん、と満足そうに笑顔をうかべる。勿論、ぼんさんは照れてしまったのか顔が少し紅く染まっていたが。
「え〜!ふたりとも手繋いじゃってずるいっすよ!僕もぼんさんと手繋ぎたいですー!」
なんてぴし、と思い切り挙手をするおらふくん、自分がだめだから。と言う間もなく彼は僕とぼんさんが手を繋いでいない方にくるりと回って来ては、ぼんさんの腕にツタのように巻き付き、恋人がするような繋ぎ方をするとぼんさんは驚きつつも、楽しげに笑みを零すものだから、少し妬けてぼんさんの手を再びぎゅぅ、と強く握った。羨ましいでしょ!と言った様子で此方を見てくるので、むむむ、とこちらも顔を顰めた。
「ンは、朝から皆元気ねえ、⋯」
「えへへっ、でしょー?ね、おんりー!」
「⋯⋯⋯うん。」
あ、さてはおんりー妬いてるな?あからさまな反応をする彼についくすくす笑ってしまう。それはおらふくんも同様なようで、笑いを堪えていると自らに向く好意には鈍感な為?が頭に飛び交っている様子のぼんさんに、気づいてくれなかったからかおんりーは怒った様子で頬を膨らませ、ぼんさんの頬を思い切り抓った。
「いてっ、!いでででっ!いひゃい!いひゃいって!」
「⋯⋯⋯ぼんさんのばーか!」
ふん、と鼻を鳴らしては、手を離すおんりー。これは昼休みまで拗ねてそうだなあ。とおらふくんとアイコンタクトで会話をしつつ、いきなり馬鹿と言われたぼんさんの方へ目をやると俺何かした!?え、ごめん!!??と慌てた様子で僕らから手を離しおんりーチャンの方へ行ってしまうので、おらふくんと二人でじと、とおんりーを見つめてみるも、計画通り、とあざとさ満載の顔を僕たちに向けては、ぼんさんと楽しげに会話を始めた。自分はおらふくんとおんりーを交互に見ながら、ライバル多いなあ、なんて小さく呟き、溜息を吐き出した。
「あれ、皆さんこんちわ。」
「あ!MEN〜!!こんちゃっちゃ〜!」
「おっ、おはよーMEN」
「おはよーございまーーす。」
暫くこのぼんさんを取り合いながらの登校が続いては、おらふくんたちの同級生、MENと合流した。軽く挨拶をしては、すぐさまぼんさんのところに行く訳でも無くなく、すす、とナチュラルに僕の隣に来る彼。こう、MENもぼんさんのことは好きだが、皆がアタックしまくっているもので自分は出来る時にしよう。くらいのテンションなのだ。慎重にアプローチしていると言ってもいいだろう。案外MENは真面目だから、納得がいくけれど。
現状僕はMENとゲームの話で盛り上がってしまい、おらふくんとおんりーがぼんさんを板挟みにしている状態で学校に到着した。到着してから気づいたが、もう少し僕もぼんさんとの話に混ざりに行けばよかったと少し後悔をしたのだった。ぼんさん、皆とは学年がまた違う為、校門でみんなと昼休み、皆屋上で昼食を食べる約束をすると、手を振り一度解散をした。
授業中は集中をして授業の話を聞きつつ、ノートに書き込みをしていく。ふと、外の方へ目線を移すと、かっこよくクラウチングスタートを決め、綺麗なフォームでハードルを軽々と飛ぶぼんさんが見えた。ついどきりと胸を高鳴らせてしまうも、目は彼に釘付けで。目を逸らせなくなってしまった。不意に、目が合う。気のせいかと思っていたけれど、どうやら違うようで。僕に向けて「見てたー?」と口パクで伝えられては、元気よく手を振る彼。ぴょんぴょんはねちゃって可愛い。なんて笑みを零すと、先生によそ見をするな、と叱られる彼が見える。つい吹き出してしまった。バイバイ、と手を振っては、去ってゆく彼、本当にドキドキさせられっぱなしだと、彼にまた、負かされたような気分になる。ぼんさんには敵わないなあ、とノートにガリガリ恋愛傘をかいた。しっかり、傘の真ん中に線が入っていないやつを。
「恋愛成就!」
なんて、小声で呟いてみた。
大きな鐘の放送が流れる。ようやく昼休みだ。早く支度をして、屋上に向かわねば。とさささっ、と急いで教材を机に押し込んでは、お弁当を持って屋上に向かった。途中で追加の購買のパンを二個ほど買っては、屋上へと続く階段を駆け上がってゆけば、いるのはぼんさん一人。どうやらぼんさんが一番乗りのようだ。ぼんさんは屋上が風が気持ちいいから(+昼寝がしやすいから)好きな為、毎回来るのが早いのだが、相変わらず今日も来るの早いなあ、と思いつつ、彼の隣にすとんと腰を下ろした。けれど、何故か元気が無さそうな様子の彼にどうしたのかと声をかけようとした瞬間、一年のみんながガチャりと扉を開けこちらへと駆け寄ってくる。
「こんちゃっちゃー!おふたりとも早いっすね!」
「あれ、ぼんさん元気ないですか、?」
「もしかして、ドズルさんに何かされましたか、、!?」
「してないよ!!!w」
なんて先程までしん、と静まり返っていた屋上は一気に賑やかになる。次々にぼんさんへの心配の言葉が飛び交う。自分も大丈夫かと聞いてみると、彼はようやく口を開き、こう答えたのだ。
「お腹減ったのに、お弁当忘れたあ、⋯」
その言葉を聞いた瞬間、数秒沈黙が続いた後、四人揃って吹き出し、笑ってしまった。
「ぼんさ、wそんな弁当忘れただけでそんな落ち込みます!??お腹痛いわあ、w」
「おらふくんに同意、そんな弁当命みたいな反応やめてください、w」
「ぼんさんが落ち込む理由しょぼいしなんか可愛いっすねww」
「も〜〜、そんなことですか!ぼんさん!!w心配した時間返してくださいよもう!w」
「なによ〜!俺ハードルめっちゃ疲れたし先生に怒られるしで災難だった中、弁当を忘れて絶望してるのに!!」
おらふくん、おんりー、MEN、僕はお腹を抱えながらも笑ってしまって、ぼんさんにツッコミを入れる。全員から笑われたことに拗ねた様子のぼんさんは、頬を膨らませ怒っていて、可愛らしい彼の怒った顔にまたきゅん、と胸が高鳴っては、次第に皆揃って可愛いと悶え始めてしまった。
「え、なんか悶えてないで助けよーよ!!俺今日弁当の予定だったから金も忘れたし購買無理なんだって〜、!!」
なんて述べる彼に、流石に可哀想だというどう同情心が芽生えてくる。皆とアイコンタクトで会話を成立させては、仕方ない、とみんなぼんさんの周りを囲うように座っては、弁当を開け始める、僕のお弁当の蓋の上をお皿のような原理で置いて、みんながそれぞれ二、三個お弁当のおかずを乗っけてやる。僕は+αで購買のパンを1個添えといた。これでいいだろう。と満足気に皆がぼんさんへ目線を向ける。
「これでどうすか!ぼんさん!!」
と皆して声を揃えそう述べる。重要なぼんさんの反応としては、きらきらと本当に年上かを疑うような夏休み虫取りをエンジョイするような純粋な少年みたいな表情を浮かべては、嬉しそうに皆を見つめた。
「ありがと!!!皆!!!!」
やっぱ持つべきものは親友だなあ〜〜〜とにこにこしながら上機嫌な様子で述べる彼に、まあ僕ら親友のままではなくてぼんさんと恋人になりたいんですけど。と内心思いつつ、笑顔が戻ってよかった。と皆ほっと一息ついたのだった。「さて、食べますか。」ようやく始まろうとしているこの昼食は幸せな空気に包まれ、始まったのだった。
「んん〜、今日も疲れたーーー!!!偉いぞ!俺!!!」
「ぼんさん体育以外絶対居眠りしてたでしょ、w」
「絶対してそうですね、」
「違ぇ無ェw」
「んなっ!?皆酷くない!!??まあ寝てたけど。うん。」
「寝てたんじゃないっすか!!ww」
下校時も、みんなとぼんさんを真ん中に並んで歩きながら楽しげに会話をする。ぼんさんの笑顔を見る度に、胸が締め付けられてしまうし、自分が揶揄った後、拗ねた様子で頬を膨らます貴方が大好き。泣いてても、照れてても、落ち込んでいても、卑怯をしていても、貴方はいつだって輝いて見える。やっぱり、やっぱり、この人だけは、
(自分が絶対に射止める。)
皆と目を合わせては、バチっバチバチっ!と火花が散ったような感覚がする。この青春という名の恋の病の解毒剤は、誰が手に入れることが出来るのだろうか?
<自己紹介>
ドズル(高校二年生)
・運動もそこそこできるし、頭がめちゃくちゃキレる。
・最近では窓から体育をしている🍆さんを眺めるのが好き。
・🍆さんに片想い中、いざとなれば徹底的に追い詰めて自分のものにしようと思ってはいるものの、可愛すぎて罪悪感が後を絶たない為実行できていない。突然深夜に寝落ち通話仕掛けんのが好き。どちらかと言えば依存気質だし独占欲強め。
・みんなの事はライバル兼良い親友。
・🍆さんへの片想いを一番拗らせてる人。片想い歴一位。
・まあまあモテる
おんりー(高校一年生)
・運動はあんまし、に見せかけて高い。けれどゲームは上手いし、成績は平均以上をキープ。
・最近では🍆さんを揶揄って、悔しそうな彼を見たりするのが好き。若干小悪魔みたいな感じ。意地悪しちゃう。
・🍆さんに片想い中、🍆さんの前では所謂ツンデレみたいな反応してしまうけど、本当はめちゃくちゃ重いしなんなら今すぐにでも手に入れないくらい思い感情持ち、たまに照れ隠しで酷いことを言ってしまう。それを理由に一人勝手に落ち込んで病んでる。どちらかと言えば独占欲強め。
・努力家なため、これから距離を詰めていく⋯⋯⋯つもり。
・🍆さんをすきになるのが一番遅かった人、でも上位を争うほど重い。
・可愛いと先輩の女性から人気、モテる。
おらふくん(高校一年生)
・成績は平均ちょい上くらい。
・距離が近く、最近では🍆さんとの距離がすっごいバグってる時がある。尚、全員のなかなか距離が近い傾向にある。
・🍆さんに片想い中。めっちゃ好きだし、好きですとか何回伝えてみても「俺もだよーーーーー。」みたいな感じで本気にされない苦労人。たまにそのせいで精神ぐらつく。自分が傷つけたこと知らない🍆さんがどうしたの?って慰めると元気になる。これの繰り返し。どちらかと言えば純愛
・本気で好きになってくれるまで諦めんかんね!!🍆さん!!!(純粋な笑み)
・可愛いー!って女子から結構モテる。
おおはらMEN
・成績は普通。やる気がないだけでまあやる気出ればそこそこ上いく。
・最近では🍆さんとゲームしてる時が一番幸せ。皆は知らないが、深夜に内緒で一緒に通話しながらゲームしてる。声が好きだから通話特有の囁かれてる感じが堪らなくすき。
・🍆さんに片想い中🍆さんのことは好きだけど皆の恋応援したいと少しだけ思ってる。でもやっぱり自分も付き合いたい!好き!!!って感じ。一番結ばれなさそうな雰囲気してても油断も隙もない。毎回鈍感さに驚かされてる。でも隣で笑ってくれればいっか、ってどうでも良くなるレベルでは好き。本人は気づいてないが結構🍆さんとの距離が近い。
・🍆さん好きになんのは結構早かった。
・大人っぽいと案外人気でモテる。
ぼんじゅうる(高校三年生)
・頑張っても普通、頑張らなかったら悪い。
・皆仲良いなーレベルにしか思ってない自分の好意には鈍感カンスト男。
・みんなの事は好きだけど恋愛的に好きとかは考えたことがない。(一度も)皆俺に構ってないで彼女作ればいいのにとか思ってる。(そうなったらそうなったで寂しい)いちいちあざとさ全開の最年長。見た目は不良っぽいが性格がとても優しい為皆初めて会話すると脳がバグる。
・身体能力だけは死ぬほど高い。理由は分からない。けれど身体能力は本当に高い。汗かいてる姿がえっち。
・モテるけどその好意に気づかない。(気づけない)告白されそうになると皆が全力で阻止しにかかる。
コメント
8件
リクエストした人も神ですな〜 これが神×神か勉強になります५✍🏻 続きすごく気になりますね(-ω-) 楽しみに待っています‼️
続きすっごい気になるし楽しみです!!!!