テラーノベル
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「ただ、私は……。余裕がないから、仕事だとしても、瑞希くんが他の子に触れるのが嫌。逆に女の子に触られているのも嫌なの。こんなに大切にしてくれて嬉しいって思ったけど、瑞希くんが他の女の子と一緒にいるって考えただけで苦しくなって。嫉妬だよ。だから頭の中がグチャグチャになっちゃったの。かと言って、瑞希くんに仕事を辞めてほしいわけじゃないの。言ってること、よくわからなくてごめん」
「ちゃんと話したから、シャワー浴びてくるね」
私は立ち上がったけれど、瑞希くんは何も言ってこなかった。
シャワーを浴びて寝ようと思い、寝室に入る。瑞希くんは、さっきとほぼ同じ体勢だった。
「ごめんね。変なこと言って。もう寝ようか?」
瑞希くんは私に向き合い
「俺は、葵とこれからもずっと一緒にいたい。例え、それが葵を苦しめることになっても。今の俺は、仕事よりも葵の方が大切なんだ。だから葵が俺と一緒にいたいって思ってくれるのなら、仕事を辞める」
「ダメだよ!そんな!」
「これも俺も我儘なんだけど、あと半年で俺の誕生日なんだ。引退については最近ずっと考えてた。年齢も年齢だから。自分の誕生日イベントをして、そこで引退って形もいいかなって思ってたんだ。俺の中のケジメとして、あと半年は仕事は辞められない。その間は、葵が嫌な気持ちになることがあると思う。だけど葵が待っていてくれるのなら、もう葵しか見ないって約束する。絶対」
ずるいよ。そんな目で見ないで。
でも私も……。
「私も瑞希くんのことが好き」
その瞬間、ギュっと抱きしめられ押し倒された。
「好きだ」
耳元で囁かれる。
唇と唇が合わさって、次第にチュッという高音のリップ音に変わる。
「ん、はぁ……」
吐息が漏れる。
彼の手が私の上着を捲り、下着を露にする。
キスをされながらホックを外される。
彼の手が私の胸を包み、首筋に舌が這う。
「あ!んん」
ゾクゾクする。彼の唇が胸の突起に触れた。
「ああっ!」
「まだ舐めてないのに」
彼がフッと笑い、舌を出し、ペロッと突起を一度だけ舐めた。
「んんん!」
「もっとして欲しい?」
完全に夜の瑞希くんになっちゃった。
ドクンドクンと自分の鼓動が聞こえる。
「じゃあ、お願いして?」
彼のこの言葉を聞くだけで濡れてしまう自分は、もう末期だ。
「お願い」
「何を?」
「いじわる」
私が顔を真っ赤にしていると、彼は胸の突起を指の腹で優しく触れた。
「あっ!」
「可愛い」
絶対面白がってる。
いつか逆の立場になってみたい。
彼の手が、私のショーツの中に入る。
「今日はもう我慢できないから、こっちは焦らさない」
ショーツの中で彼の指先が動く。
「濡れてる……」
彼が私の下衣ごとショーツを脱がす。
「恥ずかし…」
「葵が気持ち良いところ、触ってあげる」
「ああっ…!」
「ヌルヌルしているから、気持ち良いでしょ?」
気持ち良い、もうイッちゃいそう。
ビクビクと身体が反応し始める。
「あっ、こっちも硬くなってきた」
私の下腹部の突起を触りながら彼は意地悪に笑う。
「一回目はそろそろイこっか?」
彼は私の胸に顔を埋め、チュッと吸いながらも舌で責め、同時に下半身の突起をクリクリと指で擦った。
「あっ!!だめっ!!イっちゃう!」
性感帯を同時に責められ、身体がビクビクと小刻みに痙攣する。
「いいよ」
彼の言葉を聞いた瞬間
「あぁ…っ!」
私は絶頂を迎えてしまった。
「ダメ……!」
続きをしようとする瑞希くんを私は止めた。
「どうして?」
「いつも私だけ気持ち良くなってばかりだから、たまには瑞希くんも気持ち良くなってほしい」
「ありがとう。でもこの前、話したじゃん?俺は葵のこと大切に……」
「もう両想いだもん。私、瑞希くんのこと好きだよ」
ちょっとフラっとしたが座っている彼へ、近寄りキスをした。
「んっ」
そのまま、彼を押し倒す。
ああ、初めてだ。彼の上に乗るの。
よく考えたら、私ってそんなに経験ない。
瑞希くんを気持ち良くさせることなんて、できるのかな。
止まっている私を見て
「いいよ。葵、疲れたでしょ。無理しなくて」
できるかどうかわからないけど、瑞希くんの真似をすればいいんだ。
私は瑞希くんにキスをした。彼の口の中に舌を入れる。
「ん……。はぁ……。葵、俺、我慢できなくなるから」
そんな彼の言葉は気にせず、耳を噛んでみた。
「ちょっ!」
ペロッと舐めてみる。
「葵、くすぐったい」
首筋に舌を這わせてみる。
「待って!葵……」
「瑞希くんは動いちゃだめ!」
私は下へ移動し、上半身裸になっている彼のピンク色の胸の突起を舐めてみた。
「ん……」
彼の顔を見る。なんだか余裕が無さそう。
気持ち良いって感じてくれてる?
そんなことを思いながら、下腹部に手を伸ばしてみる。大きくてかたい。
「マジで……。止めて、理性がぶっ飛びそうだわ」
私は瑞希くんが好き。
「瑞希くん。私、瑞希くんのことが好き。だから我慢しなくていいんだよ」
「……っ、葵。知らないから」
彼は起き上がり、私の身体を優しく持ち、反転させた。
あっ、また下になってる。瑞希くんが上にいる。
私の耳元で
「挿れていい?」
彼は囁いた。
「うん」
彼の指が私の体内に入ってくる。
「あぁ!」
「指、二本にするね」
「んんっ!」
一本で突かれていたのが、指が二本になって。
私の気持ち良いところに。
何これ……!
「瑞希くん、おかしく、なっちゃいそ……」
「指二本で限界なら、もう止める?」
「やだ!」
止めてほしくない。
「お願い、挿れて?」
「そう煽らないで。葵の顔、見てるだけでゾクゾクする」
「濡れているから、大丈夫だと思うけど、痛かったら言って?」
気づいたら、彼は避妊具を持っていた。
「あっ!」
私が痛くならないように、下腹部を片手で弄っている。
「葵、力抜いて」
そう言うと彼は、私に唇を合わせた。
彼の舌と私の舌が絡まり合う。
私の下腹部に彼の身体が当たってると思ったその瞬間
「んんんー!」
ゆっくりだったが、彼の身体が私の中に挿った。
「動かすよ」
ギシギシと小刻みに振動するベッドの音がする。
「はぁぁ…!」
「痛くない?」
「痛くないよ」
彼の背中に手を回す。
「ッ……!葵、大好きだよ」
息を切らしながら彼は私の耳元で囁く。
「あっ、私も、大好きッ」
彼の動きが次第と速くなる。
「葵、イっていい?」
チュッと頬にキスをされた。
「うん」
彼は私にキスをして、息遣いがだんだんと荒くなった。
私の喘ぎ声と彼の息遣いが部屋の中に広がり
「あっ、あぁ!!」
二人で果てた。
「今日はこのまま寝ていい?」
お互い下着姿だけど、二人でくっついていると温かい。
「うん。瑞希くん、大好き」
「俺も」
なんだろう、幸せ。
彼の体温を感じながら、眠りについた。
今が幸せなら、これからのことなんて考えられない。
コメント
1件
葵ちゃんもやるね😁