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- pr side ―
この人生に名前を付けるなら。
そう聞かれたら俺はこう答える。
「無駄な人生」
…やって。
昔から、俺に人権は無かった。
、人権と言えるのかも怪しいけど。
「俺はやってない」
ただ一つの言葉を。
一つ紡いで、一つ消える。
その、繰り返し。
『どうせお前だろう』
そんな勝手な決めつけで、
俺を押しつけるな、なんて…
言えるわけがない。
言えたら、どんなに良いのか、
『息子を返せ』
知らんわ。やってないねんから。
『許さない』
許すも何もなんもしてないやん。
……でも、一番怖いのは、
誰も話を聞いてくれへん事。
話を聞く相手も、おらん事。
喋る相手もおらんから、
笑い方を忘れてしまうこと。
そんな時を生きているから、
はっきりと「無駄な人生」なんて
言えたのだろう。
やる事もなく、ただ歩き続ける。
、人里は、避けるように。
「、…何日経ったんやろ」
時間感覚さえも狂ってしまうような
日々を過ごしていた。
「は、?」
「、なんでッ人が、!」
なんで。なんでなんでなんでなんで。
避けて来たはず、なんで、人が、…?
『こっち!』
「はっ、?」
突然手を後ろに引っ張られ、
反射的に声が出る。
されるがまま、という感じで
走り続ける。
そもそも誰やねん、
赤い髪の毛の、…男の子、?
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コメント
8件
最高、…
ばかまじ!?最高すぎるー🫶!!
やほ〜