ーPROLOGUEー
私は亜奈(あな)。
友達は雄香(ゆうか)と佑雷(ゆら)。
昔からの大親友。
ゆうかとゆらは、彼氏がいる。
しょうくん→ゆうかいおりくん→ゆらだ。
けど、いおりとゆらはもう分かれた。
理由を聞かせてと訪ねても、理由を聞かせてくれない。
あと、私はマーメイドだ。ゆうかも、ゆらも、しょうくんも、いおりくんも。
私のお父さんとお母さんは王様と王女だ。
だから私は次期王女=プリンセスだ。
私の宮殿の近くには、悪い魔女が商売している、「魔法屋」
という店を開いている。
正直言うと、行ったことがない。
けど、亜奈は、小さな恋をして、魔法屋に行くなんて、思いもしなかった______。
✿アイコン✿
亜奈→👑
ゆうか→🐟
ゆら→🐠
しょうくん→👟
いおりくん→🍎
悪い魔女→🧹
王女→❀
王様→✿
?→⚔
〜1day〜
👑「あ〜あ。ほんと、なんで人間に恋しちゃだめって、この国にはこんな酷い決まりがあるの?恋は恋する相手、人それぞれじゃない。他人がなんで恋する相手を勝手に決めるの?私が王女になったらそんな決まり、消しちゃうわ!」
🐟「ちょっと、亜奈。それは言いすぎ。誰がどこで聞いてるかわからないんだから、文句はほどほどにしなさいよ!」
🐠「そうよ。王様や王女に聞かれたら、バツとして、一日岸辺でじっとしておくのよ。その1日の間に、人間にやられたらもうおしまいよ!」
👑「でもっ、でも、そんな決まり、ひどすぎるわ!」
🐟「でも、そんなこと言ったって、何も解決しないじゃない!」
👟「ちょっと、ゆうか。親しき仲にも礼儀ありだよ。」
🐟「だってぇ。亜奈が強く言うんだもの。私は亜奈のために言っているのよ!」
👟「そんなこと言ったら亜奈ちゃんが嫌な気持ちになるでしょ。ゆうかだってイヤでしょ。」
🐟「子供扱いしないで!!!///////」
🍎「バレなきゃいいんじゃねぇの?」
🐠「なんで来たの?この、バーか、バーか。お別れしたばっかなのに、、、、いおりの顔見たら泣けてくるじゃない!」
🍎「だからおわかれはやめようって・・・。」
🐠「もう。帰る!!!」
🍎「ゆら、待って!ごめんって!亜奈ちゃん、追いかけてくるから、また!」
👑「あ、うん・・・。」
👑「ちょっと、八つ当たりしちゃったかな。ごめん。気分転換に海から出るね。」
🐟「え。海から出たら人間がたくさんいるわよ!?危ないわ!絶対いかないほうがいい!」
👑「いや、いいの。」
🐟「そんな軽く言えることじゃ・・・。」
👑「ほっといて!」
ー亜奈視点ー
👑「はぁ。酷いこと言っちゃったかな。気分転換に海出たけど、何もすることないし、帰ろっかな。」
帰ろうとしたとき。
⚔「ねぇ、ねぇ。一人じゃ危ないよ。」
👑「いいの、いいの。って、え!?あなた、人間!?」
⚔「ん?そんな驚くことかな。もしかして、君、人間じゃない?」
『どうしよう、人魚は自分が人魚だって、名乗ったらいけない。でも・・・!』
👑「私、人間じゃないんです。人魚なの。」
⚔「え!?マジ!?」
👑「うん、そうなの。」
///////
『初めて人間と喋った!っていうか、何、このドキドキ。今までになかったドキドキよ。もしかして、私、恋したの・・・?かな。』
⚔「すげぇ!」
👑「そうかな。あ、時間だからそろそろ帰るね!」
⚔「待って!明日の朝、もう一度ここに来て、ゆっくり話そう。」
👑「いいけど・・・。」
⚔「じゃあ約束!またな!」
///////
なんで、私はこんなにドキドキしてるの?
恋しちゃったの?
恋したなら・・・。
人魚の決まりを破ってる。
!!!!????
👑「お父さんやお母さんに気づかれたら、もうおしまいよ。早く、早く帰らないと気づかれちゃう!」
ふぅ〜。やっと家に帰れた。
ゆうかとゆらに言ったほうがいいかな。
うん、言ったほうがいいな。
👑「ゆうか〜ゆら〜ちょっと来て〜」
🐠🐟「何?」
👑「もしかしたら私、人間に恋しちゃったかもしれない。」
🐟「それは流石にやばいでしょ!」
🐠「王様や王女に気づかれないようにしないと・・・!」
👑「そうd・・・」
✿「なにを話しているんだ?」
👑「ひっ・・・!」
✿「話は聞いていたが、人間に恋をしたとは酷いやつだ。いつかはお前も俺のお父さんやお母さんみたいに人間にやられる。おまえは騙されているんだ。」
👑「え、でも・・・。」
✿「言い訳はいらない。人間に恋をしたのは事実なんだから、罰を与える!」
👑「え・・。」
✿「あと!!明日は100年に一回の悪い敵、ザ・ブーンが海にやって来る日だ。ザ・ブーンを倒すためには、人質が3人必要だ。」
👑🐠🐟「私達が人質になります!」
⚔「待ってくれ〜!」
👑「!?あなたは、今日、海の外で会った人・・・!」
✿「ふ〜ん?こいつが人間か?」
👑「そうだけど。」
⚔「俺は人間でしたが、魔法屋かなんだか知らないお見せに魔法の薬を売ってもらって、人魚に変身したんだ!」
👑「え!?」
⚔「だから、その人質、俺にやらせてくれ!」
✿「いや、今人質立候補者が4人いる。一人はいらない。このなかで一人だけ生き残るんだ。一人いらないから、明日の夜、先に来た3人を人質とする。」
👑⚔🐟🐠「わかりました、王様(お父さん)。」
(続く)
コメント
1件
ごめんなさい💦 魔法屋行きません! ご了承ください。