「今すぐに手と口の縛りを解きなさい」
「御意」
そう言うと強面達が優しく縛りを外した
私「ど、どういうことですか」
紫「それはまだ私の口からは話す事が出来ません。 ただ、今は貴女様にはここにいてもらわねばなりません」
私「なんで!!!子どもたちは!! 」
紫「わかりません。」
私「わかりませんって、、、母は、彼は!!」
紫「恐らく殺されるでしょう」
私「殺される、、、誰に、、、」
紫「青です。」
私「青って何、、大体!なんで!何が今起こってるの!!」
紫「戦争です。私たち紫と、青の」
私「紫、青って、、意味がわからないです、、
殺されるって、、一体何をしたっていうの、、」
紫「何もしておりません。」
私「ならなんで!!!」
紫「後ほどわかることでしょう。」
意味がわからない
殺されるって何、、
お母さん、、、彼、、、子ども達、、
私「今すぐみんなに会いたいです」
紫「無理です。また会えるかも不明です」
私「なんで、、なんでよ、、」
私は溢れる涙をこらえる事ができなかった
紫「こちらに着替えていただきます」
紫がそう言うと紫軍団と同じ
コートと骸骨の仮面を渡される
私「こんなのあんまりよ!!!!」
私は発狂したかのように渡されたものを投げる
紫「仕方がない、おい、お前たち、この方を着替えさせてくれ」
私は絶望の中また強面たちに抱えられる
涙で前が見えない
でも私は目一杯の力で逃げようとした
私「いやだ!!みんなに会う!私は死んでも良い!みんなが死ぬのは嫌だ!!」
号泣しながら叫んだ
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