テラーノベル
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「久しぶりだね、こうやって夜道歩くの」
「そうだな」
「…ねぇ勇斗、最近ダンス、上手くいかないんだよね」
「俺は仁人が影でめっちゃ努力してるの知ってるよ。」
「報われない努力もあるんだね」
「俺が付きっきりで見て、その努力無駄にさせないわ。」
「歌も上達しなくてさ、今じゃ勇斗の方が全然上手だよね。」
「俺は仁人を見習ったんだよ」
「じゃあどんどん下手になるね。」
「俺は仁人の歌声聴き心地良くて好きだけどな」
「最近YouTubeでれなくてごめんね。」
「メンバーがいるんだから頼ったっていいんだよ」
「頼ってばっかだね。リーダーなのに」
「みんなリーダーが大好きだから大丈夫」
「なんか俺ってダメダメだね。」
「俺からしたらいい所しか見えないけどね」
「…ねぇ勇斗、俺の生きる意味ってなんだろうね。」
「そんなの、俺が生きてるからで十分だろ」
「勇斗がもし死んだら、勇斗に同情して俺も死ぬよ。」
「じゃあ一生死なないね、俺不死身だから」
「笑そっか。勇斗は俺の事なんでもお見通しだね」
「当たり前だろ、大好きなんだから。」
お前がどん底にいることだって見ればわかる。
話を聞いて欲しくて無意識に俺を呼んだってことも。
もし生きる意味が分からなくなって溺れてるなら、俺が酸素を送ってあげる。
だから、尽きたら一緒に眠ろう。
end.
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