嘘と身体

続きどうぎょー‼️‼️‼️‼️‼️

ro視点

なんで今日東京きたのかというとチームレッドで久しぶりに飯行って遊ぶから！

俺が引っ越したから集まれるのがあんまりなかったらすっげぇうれしい！

ro)ここで合ってるよな、

cgr)玲王ー‼️

kngm)久しぶりだな！

ro)お前ら！久しぶり！

cgr)ここら辺に新しくできたパスタの店あるから行こうぜ！

ro)おう！

解散した後

暗くなってくるの早いな、冬だからしょうがないか、寒、 なんか凪思い出すわ、笑

デートの帰り道に俺が寒いって言ったらコート貸してくれたし、凪の匂いに包まれてちょー幸せだったな笑結局俺引きずってんじゃん。いつからだろ、凪があんな性格になったの。俺は何を間違えたんだろう

ng支視点

ng)玲王と会えなくなって今日で2年半だね、

願うならまた玲王と会いたい。次は無いからって許して貰えたのにまた繰り返ししてさ、過去の自分に呆れるよ。どこを探し回っても玲王は見つからない。いくら電話を掛けても出てくれない。メッセージを送り続けても既読すら付かない。まあ当然だよね、ブロックされてるし

あー、死にてえ

気分転換として散歩をした

ng)寒、外出るんじゃなかった。まーいいや

俺のこのコート、玲王がよく着てたから玲王の匂いがほんの少しだけ残ってる。

ng)え？

俺の目線の先には、アメジストのような髪色をしている人の後ろ姿があった。

ng)れっ、

俺が玲王の名前を声に出して呼んでもいいのか、怖くて言葉が詰まった。

ro)凪？

ng)れっ、玲王、！

涙が溢れそうになった

ほんとは今すぐ抱きつきたい、だけど俺の体が全く動かない。動こうとしない。

ro視点

ro)凪？

信じらんねえよ、もう会えないって思ってた人と再会できたんだもん。どんなに小さな声でもお前の声なら気づけるよ、俺。どんだけ聞いてきたと思ってんだよ。

凪の目には涙が溢れそうになっていた

ro)どうしたんだよ、こんな時間に

ng)れ、玲王こそ、危ないよ、こんな時間に

ro)大丈夫だって笑ほんと心配症だな、笑

心配症、そこは変わってないんだね。

ro)俺もう帰るから大丈夫。襲われたらすぐ逃げるよ。

ng)うん、気をつけてね。

ro)おう！じゃあな

あー、言えなかった。まだ好きだって。

ng視点

少しだけだけど会話をした。少しだけだったけど俺にとってはその時間が何よりも幸せだった。真っ暗な人生だったのに、希望という光が差した。冷たい風が俺の髪を揺らす。

あー、言えなかった。まだ好きだって。