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zm×shp 【初めて】
zmside
俺にとって, shp君との出会いは
『初めて』の連続だった。
shp「初めまして,zmさん。」
「これから宜しくお願いします(礼」
zm「……/」
一目惚れしたのもshpが『初めて』
zm「付き合ってください…っ。」
shp「…ぅえ…っ??」
「…俺っすか…?」
ずっと告白はされてきたけど,
自分から告白したのもshpが『初めて』
shp「じゃあ,また明日。」
zm「…ん,」
ちゅ,(口付
shp「ん…っ/」
shp「…っ,/」
zm「…顔真っ赤やな,(笑」
shp「…/」
「誰のせいやと…っ,/」
キスをしたのも,shp君が『初めて』
shp「…ん,」
「おいしー…!」
zm「ほんま?(喜」
「よかったー…」
shp「zmさん料理上手なんすね」
zm「割と得意やで。」
「まだまだあるから沢山食べてな‼︎」
shp「いや,遠慮しときます。」
料理を振る舞ったのも,shp君が『初めて』
どさ…っ,(押倒
shp「…っ,」
くちゅ…
shp「…んぁ…っ♡」
「っ、、/ 」
shp「いゃ…っ/,激し…♡♡」
「ぅあ…っ♡」
押し倒した時の反応を知ったのも,
舌をいれた時の反応を知ったのも,
流れる汗の味を知ったのも,
人の喘ぎ声を聞いたのも,
そんな顔を見たのも,
shp君が『初めて』
がちゃっ(扉開
zm「ただいまー…」
shp「……」
愛が離れていくのを感じたのも,
それに恐怖を感じたのも,
shp君が『初めて』
ばんっ (机叩
zm「だからしてへんって‼︎」
「浮気なんかする訳ないやろ?‼︎」
shp「…っ,」
「嘘つかんといてください…っ‼︎」
「全部知ってるんすから…っ」
zm「はぁ…?」
「勘違い…ってか,思い込みやって‼︎」
shp「……」
「…もういい」
「zmさんなんかもう知らへん…っ‼︎」
ばんっ (扉閉
zm「あ…っ,」
「待て‼︎」
喧嘩をしたのも,
人に対してここまで大声で叫んだのも,
shp君が『初めて』
shp「なんですか…っ,(走」
「もう着いてこんといてくださいよ…っ‼︎ 」
zm「いや…っ,(走」
zm「…っ⁉︎」
「shp君…っ‼︎」
shp「なんですか…っ……⁉︎ 」
zm「前…っ‼︎」
ぐしゃ…っ,
目の前で恋人を失ったのも,
shp君が『初めて』
zm「あれからもう10年か…」
俺は今,激しい後悔に襲われている。
片手には婚約指輪,
片腕に抱えた花束。
微かに,けれども確かに香る線香の臭い。
全部全部,shpのせい。
こんな思いをするのも,
こんな思いを抱くのも,
shp君が『初めて』
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