テラーノベル
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翔太 side
亮平💚『お待たせ///』
幸せって慣れないね亮平////忙しい日々の中、デートできなくっても、仕事帰りにクリスマスツリーの木の下で待ち合わせなんかしちゃったりして、何処に行くわけでもなく、同じ家を目指して肩を並べて歩いてショーウィンドウに映る2人の姿にクスクス笑ったり、行き交う人にぶつかりそうになって腕を引かれて胸をドキドキ鳴らしたり、亮平の隣に居られることが幸せだ。
一人の時間は亮平の出ている番組を観て過ごした。合間に流れるCMに亮平が出てくるとドキドキしちゃって、何だか得した気になった。
メンバーとお仕事の時は極力距離を取った。亮平が悲しまないように嫉妬しないように、疲れてるフリなんかして机に突っ伏して寝たりしてさ…もう捨てられるのはごめんだよ?不安で仕方がないんだ。それもこれも自分のせいなのに、亮平の言葉一つに一喜一憂して情緒不安定な俺ってやっぱり身勝手だよね?
翔太💙『これなんかどう?』
亮平💚『綺麗だね翔太の次に♡』
いつもの雑貨屋さんに寄って、真っ白いお皿を2枚購入した。意地でもケーキは譲れないらしい。それならチキンも譲れないと白いプレートにキラキラお星様の絵があしらわれたものも2枚買った。
甘い言葉も意地悪な言葉も指も髪の毛一本さえも全てが愛おしい俺は、君の言葉ひとつで底抜けの腑抜けになってしまうんだ。
翔太💙『ねぇ恥ずかしいからやめて////』
頰を赤らめて闇夜に紛れて手なんか繋いじゃったりして、控えめに言って浮かれちゃってる僕らは…
蓮 🖤『うざいよ君たち』
東京でのLive初日を迎え集まったメンバーを他所に、楽屋で2人イチャコラしていると蓮に冷ややかな目で見られた。敢えて別々にドーム入りした俺達は〝じゃあまた後でね〟と先に家を出た亮平を行ってらっしゃい頑張ってねなんて言っちゃったりして少しの会えない時間を楽しんでみたりした。
クリスマスなんてどこ吹く風のおひとり様の蓮は終始イライラした様子で、ほっぺについたケチャップを拭おうと手を伸ばした亮平より先に、俺の頰に触れた。
亮平💚『おい触るなケダモノ』
蓮 🖤『はあ💢翔太は嬉しそうだけど?』
〝何処が嬉しそうなんだよ!翔太嫌ならちゃんと言いなさい〟俺に振るなよ…どうしてこの2人いつも喧嘩ばかりするんだよ巻き込まれるのはごめんだよ…
翔太💙『やめなさい2人とも//じゃぁ右のほっぺは亮平で左側蓮の担当ね』
💚🖤『はあ💢』
翔太💙『ごめんなさい』
何を言ったってどうしたって裏目に出るじゃないか。だから距離を取っていたのに…貝になりたい。相変わらず亮平は蓮を牽制している。それもこれもこれまでと何ら変わらない蓮の態度が原因だろうけど…
蓮 🖤『相変わらず美しいね//見惚れちゃうな』
回を重ねるたびに短くなるホットパンツに興奮しきりの蓮は、バックヤードで衣装替え中に俺にやたらちょっかいを出してくる。福岡公演を終え俺の下着が見えそうだとスタッフに訴えたのもこの男だ。お陰で本番前にスタッフから渡された茶色の紙袋に入ったTバックを見て飛び上がったのは言うまでもない。紙袋を覗き込んだ蓮は違う意味で飛び上がって喜んでいる。
翔太💙『蓮余計なこと言うなよ//嘘でしょ履きたくない…』
蓮 🖤『ファンに下着見せるわけにいかないでしょ?もしかして手伝って欲しいとか…1人じゃ履けない?』
亮平💚『それは大変カレシの俺が💢手伝ってあげないとね』
蓮 🖤『何処から湧いたんだよ?持ち場に戻れよ』
何でこんなに亮平に当たりが強いんだ〝喧嘩しないで2人で手伝えばいいだろ?〟
またバカな事を言っちゃった…また捨てられちゃうどうしよう亮平怒ってるよね?俺の心配を他所に本番前のアドレナリン全開の2人は俺の手首を乱暴に掴むと楽屋を飛び出し向かいの空き部屋に俺を押し込んだ。
翔太💙『いや冗談だよごめんなさい…まじの顔になるなよ一人で履けるし』
蓮 🖤『いやフィッティングをチェックしないとねぇ阿部ちゃん』
亮平💚『そうねサイズ感をちゃんと見ておかなきゃ今後の参考にもね♡』
〝急に仲良く意気投合してんじゃねぇよ💢〟長身の男二人に壁へと追いやられ普通に怖いんだけど…伸びて来た蓮の腕に捕えられ後ろから抱き竦めた蓮はお腹に回した手を上へと上昇させた。胸の突起に差し掛かかり助けを求めて亮平を見るとズボンに手をかけイヤラしくお尻を撫でるとズルズルと下着ごと剥ごうと躍起になっている。
翔太💙『リョウ止めてよ…何お前まで一緒に楽しんでんだよ!』
亮平💚『一人になって思ったのよね//可愛いものってシェアしたくなるでしょ?美味しいものも誰かと共有したくなるじゃない?平和な世界を目指そうかと思って…どうかな?』
〝そんな!〟とうとう頭おかしくなっちゃった。〝漸く気付きましたか〟なんて感心している蓮は楽しそうに俺の突起に舌を這わした。
翔太💙『んっ…待って……バカじゃん二人ともやめてよやあっ……あんっ』
蓮 🖤『物欲しそうな顔しないで止まんなくなるだろっ……あぁ残念だけど時間がない俺先に行くね//翔太履いたら後で見せてね』
物欲しそうな顔ってどんなだよ。亮平は作戦成功なんて言って楽しそうだ。何でも協調性からの罪悪感を誘う作戦だったとか…周りくどくて面倒くさい作戦だし危うく2人に喰われるところだったじゃないかと抗議の声を上げるものの亮平はそんな事お構いなしに硬くなりだしたJr.と対峙中だ。まだ1人に喰われる危険性がある事をすっかり忘れていた。下半身の膨らみを布の上から撫で上げると膝がガクガクと震え冷たい壁を伝ってズルズルと下へと下がっていく。
亮平 side
簡単に引き下がった蓮を些か不思議に思いながらも、ライブ前の興奮状態の俺は冷静な判断など出来そうもなく指を咥えて声を押し殺す翔太の口に指を突っ込み首に舌を這わすと、肩を窄ませ立っているのがやっとの翔太の腰を支え甘い吐息に背筋がゾクリと震えた。ぷっくりと膨らんだ胸の蕾を舌先で転がせば俺のシャツを掴んで崩れ落ちるように床にぺたんと座り込み蕩けるような眼差しで見やった。
亮平💚『やだ止まんない…エッチな顔しないでほら立って着替えて?』
翔太💙『嘘やめちゃうの?やめないでよ//どうしてくれるのさ…こんなんじゃもう歌えない』
亮平💚『イヤラシイ子///』
途端に表情を暗くした翔太はズボンを持ち上げながら立ち上がって、ショーツを乱暴に俺から取り上げるとドアノブに手を掛けた。〝翔太!〟何かまずい事言っただろうか?振り返った翔太は半分泣き目になって俺に突進すると2人同時に床に倒れた。
亮平💚『どうした?ごめん気を悪くした?』
翔太💙『変態で悪かったな!亮平にしかこうはならないよ…誰にだってこうなるって淫乱だなんて思ってるんだろ』
あぁまたやっちゃった…そういえば先日も悲しい顔したのにどうして気付かなかったのだろう。胸の内に合ったモノを爆発させた翔太は俺の胸を小さな拳を振り翳して殴るとシクシクと悲しそうに泣いている。翔太なりに離れて過ごす間に沢山の葛藤があった事が伺えた。
俺達はどうしてこうも不器用なんだろう。沢山の言葉を持ち合わせているのに、翔太を安心させる言葉が、伝えたい愛の言葉が肝心な時に出てこない。頰を撫でようと伸びた手を乱暴に振り払って睨みつけた翔太は猫みたいで可愛かった。思わずクスクスと笑うと〝笑うな真剣なのに〟と言って頰を伝う涙が枯れる事はなかった。〝ごめん〟背中に腕を回し抱き上げてぎゅっと冷たくなった身体を摩ると〝イヤラしくってごめんなさい〟と言って胸に顔を埋めた。
亮平💚『ごめん翔太悪い意味じゃないよ//魅力的って事だよ?愛おしくて…』
翔太💙『嘘だ正直に言いなよ?怖いよ…また捨てちゃうなら今すぐ捨ててよ』
安心はお金じゃ買えないし、気の利いた言葉も出てこない。握り締めた冷たい翔太の手が温まるまでずっと背中を摩り抱き締める。まるでガラス細工のように壊れてしまいそうな翔太の心はどうやったら救えるだろうか?以前のように元通りとはならないのはやはり俺に原因があるのだろう。愛する人を見限って裏切った俺に〝信用〟に値する何かが欠けている。
亮平💚『ごめんね俺が悪い悪ふざけが過ぎたね』
翔太💙『何で亮平が謝るの?俺が悪い全部俺が…だから捨てないでお願い』
亮平💚『捨てるなんて言い方やめて…ずっと愛してるから大丈夫』
〝じゃあ気持ちくして////亮平が欲しい〟開演時間を告げるアナウンスが鳴り響く。青黒い瞳が不安そうに小刻みに左右に振れた。頭を撫でおでこにキスすると首筋に舌を這わした。〝時間ないから少しだけね〟駄々を捏ねる子供みたいに嫌だと言った翔太は可愛くって仕方がなかった。しかし、求められることが嬉しい反面、安心を得ようと繋がりたいだけの行為はお互いを虚しくするだけだった。
廊下を慌ただしく走り回るスタッフの音にかき消される翔太の喘ぎ声に蓋をするようにキスを交わした。愛を囁き頭を撫で、指を絡ませ抱き合った。〝続きはたっぷり帰ってからね〟うっとりと頰を赤らめ頷く翔太はずっと握り締めていたショーツを前に差し出し〝履かせて////〟と恥ずかしそうに言った。
辰哉💜『おおっ居た居た!探したんだぞ?早く準備しろ……何?顔真っ赤だぞ翔太?熱あんのか?』
か細い声で〝違うよ〟と頰を膨らませて俺を睨んでるけど…気持ちよくしてって言ったのはお前だからな。
辰哉💜『なになに?ボイトレでもしてた?声漏れちゃってたよ?』
翔太💙『!!!』
亮平💚『そうなの翔太に発声の仕方教えて貰ってね♡今日は大分喉の調子イイ感じだよ』
辰哉💜『ふぅ〜ん翔太の声しか聞こえなかったけどな?それにしてもエロい発声練習だな〜阿部ちゃんのも聞きたかったな〜』
ははっと適当に笑って誤魔化すとズボンに手を突っ込んで立ち去るふっかさんを見送った。
安心は売ってないだなんて言いながら、安っぽい言葉を並べて繋がり合って結局安心を得たいのは俺も同じで、迷子になった言葉が俺たちの今を表しているように思う。
ライブ終わりの楽屋ではクリスマスの話題で持ちきりだった。せっかくだしみんなでパーティーしようと言い出したのは康二だった。同調したメンバーを他所に翔太は明日は予定があると言うと足早に楽屋を後にした。素っ気ないその態度に不満げのメンバーは口々に最近翔太の様子がおかしいと言う。
康二🧡『付き合い悪いでホンマ…楽屋居てもいつも寝てるし、食事とサウナも誘っても断るしどないしたんやろか』
涼太❤️『疲れてるんだろ…そっとしておけばそのうち元に戻るだろう…なぁ亮平』
居た堪れなくなって逃げるように楽屋を後にする。
蓮 🖤『阿部ちゃん自分のせいとか思ってる?だとすればお門違いも良いところだよ?』
追いかけて来た蓮に腕を掴まれると〝お前に何が分かるんだよ?〟乱暴に振り解き吐き捨てるようにそう言うと、翔太の後を追いかけた。 なんて酷い事蓮に言ってしまったんだろう。これでは上手くいかない事を八つ当たりしただけじゃないか。
車に乗り込む翔太に追い付き、雪崩れ込むように車内に乗り合わせると〝ごめんなさい発車して〟カーテンを閉めて座席ごと翔太を押し倒すと〝静かにね///〟薄い唇の上に置いた人差し指を掴んだ翔太は〝お口塞いで〟と艶めかしく言うと後頭部に回した小さな手に押されて二人の唇が引き合わさった。
舌を抱き合わせ水音が響き唇が離れると〝やめないで〟と言った翔太は俺のシャツをぎゅっと掴んで離さなかった。
亮平💚『見て綺麗』
駐車場から外に出るとクリスマスに浮かれた眩いほどのネオンが目に飛び込んできた。翔太の瞳に映るのは俺の姿だけ。無邪気にクリスマスを楽しむ姿は何処にもなく、安心を求めて見つめる先の俺に、貪るように飛び付いた唇は冷たく、マンションに着くまで指を絡ませ幾度となくキスを繰り返した。
亮平💚『少し歩こう』
マンション近くの公園は、申し訳なさ程度のイルミネーションで彩られ、温かみのある手作り感満載のクリスマス仕様で胸がほっこり温かくなる。パッと華やいだ表情を漸く見せた翔太も、きっと同じ事を思っている。
亮平💚『やっと同じ景色見れた』
翔太💙『えっ?』
亮平💚『翔太と綺麗な景色いっぱい見たい。俺の事をうっとり見つめる翔太も大好きだけど、翔太の瞳に映る景色が俺と同じだと幸せだな…なんてね////泣くなよ?』
翔太💙『うん////ごめん…そうだね不安で亮平から目を離したらどっか行っちゃいそうで怖くって』
〝うん分かるよごめんね大丈夫だから〟肩を寄せ合ってベンチに座って〝涙でネオンが見えません〟なんて甘える翔太のおでこを小突くとキリッとした冬の寒さに凍える肩を抱き摩ると〝俺も同じだよ〟と言って頰を伝う涙に二人して笑い合った。キラキラと光るネオンが映り込む瞳の中心に俺が居る。
亮平💚『ほらちゃんと此処に俺が居る』
翔太💙『エモッ///』
人差し指を掴んだ翔太にまた引かれて唇が合わさった。思わず〝冷たっ〟と言うとクスクス笑った翔太はうっとりと俺の事を見た。〝やっぱりうっとり見つめるのも好き〟どうしようもない奴だねなんて翔太に言われ〝君に言われたくない〟とベンチから立ち上がって差し出した手に飛び付くように掴んだのは俺の右腕。
翔太💙『覚悟しろ離れないから』
亮平💚『怖わっ///』
街路樹に煌びやかに飾られた光のトンネルを抜けるその先に見える薄い上弦の月が夜空を照らしているのが見えた。何だか翔太の唇に似てる…細い三日月が一生懸命ネオンに負けじと煌々と光っている。足を止めて月を眺めると不思議そうに覗き込んだ翔太の唇に触れるだけのキスをした。
亮平💚『三日月GET♡』
翔太💙『へっ?』
〝なになに?〟前を歩く俺に慌てて駆け寄る小さな歩幅の音に幸せを感じながら、少し意地悪して早く歩いたりして〝早くおいで〟と言った俺に頰を膨らませて背中に突撃した翔太は〝亮平の匂い安心する〟と言って離れなかった。
コメント
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しょぴ💙が安定しなくて、不安になるよ🫨早くあまあま幸せになって💚💙
1週間?更新しなかったかも😅お久しぶりです♪遅くなって申し訳ない💦クリスマス過ぎちゃったヽ(´Д`;≡;´Д`)丿オロオロ 仕事納めたので遅れてしまいましたがMerry Xmasイチャコラを書きたい💙大掃除もしなきゃだし💦ゆっくりペースで書いていきます!お年玉は渡しなくないので引き篭もります🤣