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笑顔と涙

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笑顔と涙

2 - 第2話

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2022年03月05日

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次の日の朝、夜空は少し早く起きた。

「早すぎたかな?」そう思いながらも支度をし、ある物を用意して待ち合わせ場所に向かった。

待ち合わせ場所に着くと、時計の針は9時30分を指していた。

「待ち合わせ時間ちょうどね」

ポツリと言葉を漏らた。

「そうだな。」

その声に答えるように誰かが言った。いや違う。この声は

「梓!待たせた?」

そう、梓だったのだ。彼は笑顔で言う。

「いやちょうど今来たところだよ。それじゃ、水族館行くか!」

2人は仲良く手を繋いで水族館に向かった。


水族館は思いの外人が少なく、移動しやすかった。そして様々なコーナーを見た後、お土産を買いに来た。

「これ可愛くない!?」

アザラシのキーホルダーを見て夜空ははしゃぐ。

「そうだな(笑)買っていくか。」

「梓も買うでしょ?色違いのキーホルダー!」

梓は笑顔で2つのキーホルダーを手に取り会計に向かった。

水族館を出ると、日は沈みかけていた。

「時間が過ぎるのは早いね」

「そうだな。 歩いて帰るか」

2人は、水族館で見たものを話しながら歩いていった。


帰り道の途中、信号待ちをしていた。

「交通量多いね」

「まぁ、夕方だからな〜」

そんなことを話していると、あっという間に信号は青に変わった。

「お!変わったか、行くぞ〜」

梓の声とともに歩き出す。

歩き出すと共に叫び声が聞こえた。

「キャー!あの車こっちに来るわ!」

え?と思い夜空は周りを見た。車が突っ込んでくる。そう思い混乱していると、背中を押された。歩道に戻されたのだ。

「避けろ!夜空!!」

聞こえたと思った瞬間「ドーン!」と鈍いような音が聞こえた。

「………え?梓?」

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