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ニキしろ
ニキ×しろせんせー
解釈違い有
罰ゲーム
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最強無敵連合の集まりの飲み会は、いつも通り賑わっていた。
居酒屋の奥の座敷はすでに大盛り上がり。 テーブルには空いたジョッキが並び、笑い声とツッコミが絶えない。 主催者のキルシュトルテは顔を真っ赤にしながら、 「しろせんせーとニキはどこだよ!」と弐十に大きな声で尋ねていた。
そんな中、ドアが開いて二人が入ってきた。
しろ「ほんまごめん! 電車が遅れて……」
ニキ「ボビーがあと1本遅くてもいけるって言うから遅れた」
しろせんせーとニキは、ほぼ同時に言い訳を並べ立てながら座敷に滑り込んだ。
キルシュトルテはの酔いが回っておりグラスを叩きつける勢いで立ち上がった。
「遅刻二人!!お前ら……罰ゲーム決定だな!!」
周りの面々が一斉に「おおー!」と沸く。
キルシュトルテはニヤニヤしながら店員を呼んび、定価よりも高いポッキーを頼んだ。
「え……まさか」
しろせんせーの顔が引きつる。
キル「ポッキーゲームだ! 両端から食べて、先に離した方が負け! 負けた方は全員分の奢りな!!」
座敷にいた人数は2人を除いて7人。金額が目に見える。
「俺はいいけど……ボビーは?」
ニキがちらっとしろせんせーを見ると、 しろせんせーは下をみてすでに顔を赤くしながらも、 「…やるしかないやろ」と呟いた。
ポッキーが、テーブルの中央に置かれる。
二人は正座で向かい合い、 ポッキーの両端をくわえた。
「よーい、スタート!」
始まりの合図と同時に周りの野次が飛ぶ。
最初は普通に食べ進めていく。 でも、どんどん距離が縮まるにつれて、 二人の目が合う。
ニキの瞳はいたずらっぽく光っていて、 しろせんせーは明らかに動揺していた。
「……ニキ、ちょっと……」
「ん?」
ニキは口を離さず、くぐもった声で返す。
ポッキーはもう5センチも残っていない。
周りが大騒ぎになる中、 二人はどちらも譲らない。
あと3センチ。
あと2センチ。
唇が触れそうな距離。
しろせんせーの心臓がバクバク鳴っているのが、自分でもわかる。
しろ(ヤバい……ホンマに当たる……)
でも、奢りたくない。
ニキも同じことを思っているのか、 目が「絶対離さない」と言っていた。
そして――
ポッキーが完全に無くなった瞬間。
二人の唇が、ぴたりと重なった。
「……!」
一瞬、座敷が静まり返った。
次の瞬間、爆笑と歓声が爆発した。
しろせんせーは真っ赤になって後ろにのけぞり、 両手で口を覆った。
「に、ニキ……!」
ニキは平然といや、むしろ得意げに 指で唇を拭きながら言った。
「これで奢りなしなー! 」
「いや、え?は…… 」
しろせんせーは立ち上がろうとしてよろめき、 テーブルに手をついた。
キルシュトルテが大笑いしながら肩を叩いてくる。
「見ものだったわ!ほら奢りチャラなんだから飲めよ!」
いつも通りのキルシュトルテを見て一度しろせんせーは落ち着く。
そして何事も無かったかのように飲み会は再開した。
でも、しろせんせーの頭の中はもうぐるぐるだった。
触れた感触が、まだ唇に残っている。
柔らかくて、少し冷たくて、
「ボビー、どうした? 顔赤すぎ笑」
ニキが隣に座ってきて、 からかうように肩をあげる
「う、うるせぇ! というかお前なんでそんな平然としてんねん、」
「なにホビちゃん意識しちゃった?笑」
「俺は経験豊富だからね〜」
ニキはそう得意気に話しながら ふと視線を逸らした。
「……まぁ、でも、ちょっとだけ、ちょっとだけね可愛いと思ったけど」
「なんて_?」
「…なんでもねぇよ。ほら、飲めよ」
ニキはジョッキを押しつけてくるけど、 その耳が、ほんのり赤くなっている。
それはきっと酒のせいではない。
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感謝です!
コメント
8件
ほんとに大好きです…✨✨

ニキしろが一番見てて楽しい!