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その通りにヤンデレな桜楽ちゃんです。
執行官の立場を思い出して好き勝手する桜楽いいよねって話。
百合しかかけない女ですが性別不詳なやつなら書けます。結局誰にヤンデレるのか決まらなかったので適当に桜楽の部隊の年上部下に落ち着きました。ほぼ夢小説だ!!!!
「桜楽さーん!!!」
城下町に降りて楽しげに笑っていた彼女に、自分は声をかけた。
「うぇ!?どうかしましたか!?」
「助けてください!なんか、仕事のミスが全部自分に来てて!徒花さんが!」
そう、絶賛自分はまずい状況なのだ。何故か重大なミスが自分のせいとされていて、その上徒花さんに追いかけられている。命からがら、城下町まで抜け出したが、今本部に戻れば即射殺の可能性がある。
というか、まだ徒花さんが追いかけてきている可能性も否定できないのだ。戻れるわけもない。だから、自分直属の上司でもあり、いざと言う時に守ってもらえそうな桜楽さんの元へ来たというわけだ
。正直自分の一回りも年下の子供を頼るのは情けないと思う。でもこうでもしないと、自分の一回りも年下の子供に殺されてしまうのだ。プライドより命、それがここ数年の激務で覚えた教訓だ。
「なるほど……徒花さんが……」
「もうダメかもです……自分の人生……」
「だ、大丈夫ですよ!私が何とかするので!」
「もし職失ったらどうしましょう……家族への仕送りとかあるのに……」
そうぽつりと言ったら目の前の少女は少しだけ動きを止めた。
「家族へ仕送りしてるんですか?」
「え?あ、はい。うちは貧乏なので……」
「もし職を失えば、私が代わりに支払いますよ。」
「えっ!?でも、自分の月収の半分ですよ!?そんなの支払ってもらうには……」
「私の小遣いでそのぐらい払えますよ」
「小遣い!?」
微笑でそう言い放った少女に目を見開いた。自分の月収の半分を小遣いと言ったのだ。しかもこの上に収入もあるとすると、この上司の持ち金は……。考えるだけで怖くなっていた。執行官とやらはここまで収入があるものなのか。恐怖でしかない。自分が半分の月収でやりくりしてるのに対し、この少女はとんでもない豪遊ができるほどのお金を持っているのだ。少し羨ましいと思っていながら話を聞いたら、違和感を覚えだし始めた。
「そういえば、あなたは貸家に住んでいましたね。退職になった時は、家賃をお支払いしますよ。」
……貸家だなんて、この人に言ったか?
「あ、それとも家でも買いますか?そのぐらいなら支払えますよ〜!」
人の話を聞かないまま、話題を広げる人じゃない。様子がおかしい。
「あなたの身の回り、全部。私が支えます。」
「ねぇ、私のものになりませんか?」
桜並木の桜が、いつもより赤く感じる。彼女の目が少し怖い。いつもの微笑が闇が深いものに感じる。何気ない日常の一場面のはずなのに、とても怖いものに感じる。
「……なんて。もし退職することになったら、検討するぐらいで大丈夫ですよ!」
「あっ、はい……」
いつものように満開の笑顔でそう言われた。
……イタズラ……だったのかな。そう信じよう。そもそも、桜楽さんみたいなのが、自分にこんなこと言うわけないか。もう忘れよう。疲れた。まずは徒花さんをどうにかしないとだしな。
もし、目の前の人間が私のモノになってくれたら。
お団子を食べる時より。
罪を許された時より。
(幸せな気持ちになっちゃうかも……)
少女は。天涯孤独の女皇は。
一人の後ろで、妖しく笑った。
バニーの日ならバニー出せよって思ったか?
シバくぞ
コメント
38件
うわぁぁぁぁぁあ!!!!(ヤンデレ好き) これはとんでもない物を見たぞ?!!! もうヤンデレ供給過多により 勢いが止まらず話してるわぁ〜!!! 普段は純粋な桜楽ちゃん!!! あの桜楽ちゃんのヤンデレなんて!!! もう明日○んでも構わないかも!!! 彗奈ちゃんありがとう!!! 本当に幸せな日をありがとう!!! ってか今日バニーの日なんだね?!!(?)
ちょっと思いました!バニーすきなので!!!!! それはそうとして調べあげてる事や相手の事を異常に好いてることもあまり隠そうとしていない桜楽ちゅんきゃわわ
うーん好き ヤンデレは大好物です