TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
シェアするシェアする
報告する

あははぁー!夏休み最高なんだけど宿題終わらねぇー!うふふぅ!!

はい。どうぞ。

百合セカ注意→ほなねね地雷と純オタバイバイキン

あ、寧々ちゃんぶっ倒れるよん





第3話

あれから1ヶ月という月日が経った。寧々ちゃんとはすっかり仲良くなって、メールすることも増えた。……まぁ、私がしたいからなんだけど…。

_______________でも、私は最近、自分の違和感に悩んでいた。心臓がドキドキするような、モヤモヤするような…もうよく分かんないけど、なんかおかしい。そんな気がしていた。


そんなある日、登校中に私は寧々ちゃんに会った。1週間ぶりくらいかな。この前はえむちゃんと話していて、3人で談笑した。

「寧々ちゃん!」

「穂波さん?」

「最近よく会うね〜。」

「確かに、メールは結構話してるけど、直接会うのはあまり無いよね。」

距離が縮まってきているのか、2人はすっかりタメ口になっていた。

でも、そんなことが嬉しかった。寧々ちゃんともっと、もっともっと、

_______________話せたらいいのに。

「穂波さん…?」

「あ、あぁ、!!ごめんね!ちょっとぼーっとしちゃったぁ。」

てへぺろーって感じで誤魔化そうとするが、相手は鋭いようで。

「なんかあった?最近。悩んでいることがあったら、私でもいいから誰かに言いなね。」

「心配してくれてありがとう。寧々ちゃん。」

危ない。でも、やっぱり優しい。

どんどん気持ちが高まっていく。何だろう、この感じ。




穂波さんと別れたあと、私は学校に向かった。登校中に会うなんて結構凄いことだな…。確か穂波さんはえむと同じ宮女に通っているんだっけ。絶対頭良いって。

ていうか、今日の穂波さんはなんかへんだった。悩む……というか、考える?みたいな…

「何も無いといいんだけど…」

「何がだ?」

「うわっ!!!!????」

「うわっ!!!!????とは何だ!!」

「司。流石に急に話しかけられるとびっくりする。やめて。」

「すまない。なんかぶつぶつ呟いてたからな…なんだと思ってな。」

コイツ…… ッッ!?嘘。私ったら声に出てた!?うわ、人ってこっわ。

「ていうか!なんでいるの!!!?」

「お前、しっかり休んでるか…?」

「え、ぁ、…」

なんか頭がおかしくなったみたい。私。でも、いつもより少し元気が出ないかも。寝不足…?だといいんだけど。





「ゼェゼェ…」

「40℃で外で体育なんて馬鹿じゃないの。」

この学校、絶対頭イカれてるって。なんもわかってないじゃん。

「次は女子!!早く並べ〜!!」


はぁ!?こんな暑いのに持久走だと!?ほんと馬鹿なんじゃないの!?と、心の中で呟いていた。



「よーい、ピー」

笛の音と同時に走り出した。



「別にタイムなんてどうでもいいよね?」

と、楽を取ろうとするも、体育科の先生に、もっと走れるだろー!草薙〜!!と、注意を受けた。

「はぁ…?」

こんな暑さではそんな速く走れる余裕はない。自分のペースで…

_______ッッ!?



急に前がぼやけて、とてつもない目眩と頭痛に襲われた。それは当然、上手く走れるわけがなくて。





________________…。

あの日の出会いが無かったら。

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

36

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚