あははぁー!夏休み最高なんだけど宿題終わらねぇー!うふふぅ!!
はい。どうぞ。
百合セカ注意→ほなねね地雷と純オタバイバイキン
あ、寧々ちゃんぶっ倒れるよん
あれから1ヶ月という月日が経った。寧々ちゃんとはすっかり仲良くなって、メールすることも増えた。……まぁ、私がしたいからなんだけど…。
_______________でも、私は最近、自分の違和感に悩んでいた。心臓がドキドキするような、モヤモヤするような…もうよく分かんないけど、なんかおかしい。そんな気がしていた。
そんなある日、登校中に私は寧々ちゃんに会った。1週間ぶりくらいかな。この前はえむちゃんと話していて、3人で談笑した。
「寧々ちゃん!」
「穂波さん?」
「最近よく会うね〜。」
「確かに、メールは結構話してるけど、直接会うのはあまり無いよね。」
距離が縮まってきているのか、2人はすっかりタメ口になっていた。
でも、そんなことが嬉しかった。寧々ちゃんともっと、もっともっと、
_______________話せたらいいのに。
「穂波さん…?」
「あ、あぁ、!!ごめんね!ちょっとぼーっとしちゃったぁ。」
てへぺろーって感じで誤魔化そうとするが、相手は鋭いようで。
「なんかあった?最近。悩んでいることがあったら、私でもいいから誰かに言いなね。」
「心配してくれてありがとう。寧々ちゃん。」
危ない。でも、やっぱり優しい。
どんどん気持ちが高まっていく。何だろう、この感じ。
穂波さんと別れたあと、私は学校に向かった。登校中に会うなんて結構凄いことだな…。確か穂波さんはえむと同じ宮女に通っているんだっけ。絶対頭良いって。
ていうか、今日の穂波さんはなんかへんだった。悩む……というか、考える?みたいな…
「何も無いといいんだけど…」
「何がだ?」
「うわっ!!!!????」
「うわっ!!!!????とは何だ!!」
「司。流石に急に話しかけられるとびっくりする。やめて。」
「すまない。なんかぶつぶつ呟いてたからな…なんだと思ってな。」
コイツ…… ッッ!?嘘。私ったら声に出てた!?うわ、人ってこっわ。
「ていうか!なんでいるの!!!?」
「お前、しっかり休んでるか…?」
「え、ぁ、…」
なんか頭がおかしくなったみたい。私。でも、いつもより少し元気が出ないかも。寝不足…?だといいんだけど。
「ゼェゼェ…」
「40℃で外で体育なんて馬鹿じゃないの。」
この学校、絶対頭イカれてるって。なんもわかってないじゃん。
「次は女子!!早く並べ〜!!」
はぁ!?こんな暑いのに持久走だと!?ほんと馬鹿なんじゃないの!?と、心の中で呟いていた。
「よーい、ピー」
笛の音と同時に走り出した。
「別にタイムなんてどうでもいいよね?」
と、楽を取ろうとするも、体育科の先生に、もっと走れるだろー!草薙〜!!と、注意を受けた。
「はぁ…?」
こんな暑さではそんな速く走れる余裕はない。自分のペースで…
_______ッッ!?
急に前がぼやけて、とてつもない目眩と頭痛に襲われた。それは当然、上手く走れるわけがなくて。
________________…。
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