コメント
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うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ😭😭 ほんとに…ほんとに…!!!! このシーンから泣きそうです…🥲
※kidがngoに恋する話
※そういうシーンは一切ありません
※シリアス(人によってはしんどいかも…?)
※流血表現
苦手な人は自衛お願いします🙇♀️
【第5話】
「じゃあ、僕寄るとこあるからここで降りるね」
「おう、じゃな〜」
「バイバ〜い」
景と2人っきりになった
電車の窓の外では夕日が力強く輝き、青い空をじんわりと黄色や橙色に染め、見事なグラデーションを作り出していた
「すっごい夕日綺麗じゃね?今日」
暖かな橙色の光が、車内に差し込んで僕たちの目を眩ませる
2人っきり……
「(眩し…)」
ふと景の方を見てみると、差し込んだ夕日が邪魔をした
そのまま、景が強い夕日の光に取り込まれそうな不安に狩られた
「(景…!)」
言おう…!
今日、言おう、!!
「景、」
「ん〜?」
「ちょっと、寄り道してかない?」
「おぉ〜!!!めっっっち゛ゃ綺麗〜!!海とか久しぶりだなぁ〜!」
「絶景スポットじゃん!よく知ってたな〜」
「たまたま見つけたんだ」
もうじき海に吸い込まれそうな太陽が、最後の力を振り絞って、爛々と輝きながら海の上で燃えていた
「海の近くは、やっぱりちょっと冷えるな」
僕はいい感じに座れそうな場所に座った
そして、覚悟を決めた
「景」
「ん?」
過剰に震えそうな声帯を何とか落ち着かせる
1回深呼吸をして、言葉に想いを乗せる
「好きだよ」
「…おー、なんだよ急に笑」
「俺もハルきゅんのこと、好きだぞ〜!」
「ちがう、そういう好きじゃなくて、、」
もう一度
「恋愛的な、好き」
灰色の目が大きく開かれ、瞳に光が差込み、様々な色に輝く
「…言うつもり、無かったんだけどさ、」
心臓がうるさい
「でもこの前思ったんだ。景が、大怪我した時に」
心臓が痛い
「伝えられるときに伝えなきゃって」
景に聞こえてしまうんじゃないかってぐらい、心臓が僕の胸を強く叩いた
「…僕と」
「付き合ってほしい」
【君が本当に好きだから】