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「――そう。残念だけど仕方ないわね……でも、本当に退職でいいの? 産休も育児休暇も取れるわよ」
退職の申し出に師長は困った様子でそう言った。
お腹が目立ち始める前にどうしても退職しなければならないと考えた私は無理を承知で師長に相談をしたのだ。
人手不足なうえ、二か月後に退職したいだなんていわれたら後に残るスタッフが大変な思いをするのは目に見えている。
「分かってます。でも……」
「あなたは仕事もできるし本当は辞めて欲しくないのよ」
そう言ってもらえるのはとてもうれしいことだった。自分の頑張りが認められたようで誇らしい。
「ありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです」
「考え直してみる?」
ただ、この大きな病院で私一人がいなくなっても必ず人員は補充されるし私程度の技術を持った看護師は山のようにいる。ゆっくりと首を横に振った。
「いいえ。退職させてください。急で申し訳ありませんがよろしくお願いします」
私だって大好きな職場をこんな風にやめなければいけないなんて不本意だ。でも、妊娠していることを東先生にだけは知られたくなかった。
もし知られてしまったら……先生はどうするだろう。
きっと困るにちがいない。ほのか――佐藤和美との今後の障害になるから。もしかしたら産むことを反対するかもしれない。ああ、いやだ。これいじょうはもう考えたくない。
「竹光さん、大丈夫? 顔色が優れないようだけど……」
「大丈夫です」
「プライベートなことだからこれ以上はあえて何も聞かないけど、困ったことがあればいつでも相談してね。体調が悪い時も無理しなくていいからね」
「はい。ありがとうございます。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします」
そう言って退職願を手渡した。
病棟に戻ると相原先生がエコーの機械を押しながら廊下を歩いている。
「先生、これ返却ですか? 私が行きますよ」
「ありがとうございます。でも重いので大丈夫です」
私はハッとして手を引っ込めた。腹圧がかかるような力仕事は避けた方がいい。
「あの……この間はありがとうございました」
「なにがですか?」
きょとんとする相原先生。私は小声で
「教えていただいたお姉さんのクリニックに行ってきました」
というと、相原先生も小声で「お役に立ててよかったです」といった。
「ありがとうございました」
私は深々と頭を下げた。
相原先生のおかげで妊娠の事実と向き合うことができて、評判の良いクリニックを受診することができた。これで安心して子供が産める。
「絢香」
振り返ると東先生が白衣の両ポケットに手を突っ込んで立っている。俺は不機嫌ですと言わんばかりの表情だ。
「相原となに話してた? クリニックがどうとか言ってなかったか」
声は抑えていたはずなのによく聞き取れたものだ。つい感心してしまいそうになる。
「いってません……とにかく先生には関係ない話ですよ」
冷たく突き放すように言った。
すると途端に悲しげな表情に変わる。いつもほがらかで豪快で陽気な先生にこんな顔をさせてしまうなんて。そう思うと胸の奥が痛む。
「……心配なんだよ。お前、最近体調が悪そうだし。それよりいま、どこに住んでるんだ」
「どうしてそんなこと聞くんですか?」
「もし絢香になにかあったらすぐに駆けつけられようにだよ。悪いか!?」
「……なにもないですよ。私は元気ですし。それにもう先生のこと頼ったりしませんから病院では仕事と関係ない話はしないでください」
もうこれ以上私に係わらないでほしかった。
独りで子供を産もうとしている私に無責任なやさしさをかけないでほしかった。
心のどこかに先生にすがりたくてたまらない気持ちがあることを気付かされてしまうから……。
「……わかったよ、もうしない」
去っていく大きな背中がこれほどまでに小さく見えたことはなかったかもしれない。
自分で突き放しておいて、泣きたくなるなんて自分勝手すぎて笑えた。
***
それから退職の日まではあっという間だった。
夕方、その日の夜勤者がそろったタイミングで私は退職の挨拶をさせてもらった。
「本日を最後に退職させていただきます。大変お世話になりました」
新卒で入職したこの病院にはとても思い入れがある。楽しいことばかりではなかった。辞めたかった時もたくさんあったけれど、同僚や患者さんに支えられて続けてこれた。ちゃんと成長できたと思うし、看護師としての自分が好きだと言えるようにもなれた。だからなのかいざ職場を去るということがこんなにも寂しい。
「みなさんのおかげで、毎日楽しく仕事が……できました……」
思わず泣いてしまった私をみんなの温い拍手が包んでくれる。
「竹光さん。これ、みんなからです」
師長はそういって花束と商品券を渡してくれた。
「ありがとうございます。先生たちも、今までありがとうございました」
看護師以外には退職することを黙っていたせいで外科の先生たちはとても驚いていた。
「随分急だね。竹光さんみたいな中堅の看護師さんがいなくなるのは辛いなあ」
外科部長はしみじみとそう言った。
確かに同期の日菜もやめてしまったので私の年代の看護師はひとりもいなくなるのだ。でも――、
「だいじょうぶですよ、後輩たちもちゃんと育ってますから」
河原さんだってその下の子たちだって立派に仕事をしている。
「……先生。たくさんご指導いただき、大変お世話になりました」
「とんでもない。こちらこそ、ありがとう。それで、竹光さんの送別会はいつ?」
「それが、皆さんお忙しいと思うので開催しないことにしていただきました」
というのは建前で、河原さんや仲の良い同僚たちとは後日食事会をすることにはなっている。
「ええ、そうなの! それはさびしいなぁ。うちの宴会部長が悲しむなぁ」
宴会部長――それがだれなのかすぐに分かった。合コン食事会が大好きな盛り上げ役。そんなのは私と付き合う前の事なんだけど……。
「安西先生、竹光さんのこと気に入ってたようだし……」
「そう、ですか……」
先生はオペ中で病棟にいなかったので「よろしくお伝えください」と外科部長に伝言を残した。
これが伝えられた時、先生はなにを思うだろう。わたしにはもう、どうでもいいことだ。
総務課で対象の手続きをし、ロッカーで白衣を脱ぐとクリーニングかごに入れた。ナースシューズはごみ箱に捨てる。
退職が決まってから少しずつ荷物の整理をしていたからか持ち帰るものは何もない。もらった花束を大事に抱えて私は間借りしているあの部屋へ帰る。
「マスター、こんばんは」
店に顔を出すとマスターはニコニコと出迎えてくれる。
「やあ、お帰り」
「これ、店に飾ってください」
「いいのかい。こんなに立派な花束!」
「いいんです。花瓶もないし、それに来週には部屋を出るので……」
結局私は東京での一人暮らしを辞めて実家へ帰ることにした。
仕送りができないことを母に話したら、ごまかし切れなくなってしまって……妊娠していることも、ひとりで産むことも伝えることになった。
そうしたらすぐにでも帰ってくるようにと説得されてしまったのだ。
妊娠した娘が家に戻るなんて世間体が悪いし迷惑がかかると私が言ったら母は泣いて叱ってくれた。
『大事な娘が大変な時に世間体なんて気にする親がどこにいるんだ』――って。
私が意地を張って東京にいることで母に余計な心配をかけてしまうとすれば、いくら他人に甘えだと言われようが実家に帰る方がいいと決断した。
相原先生のお姉さんからも実家に帰るように勧められ、里帰り出産ができる産科の病院をいくつか紹介してもらうことができた。
だから安心して実家の近くで出産に挑める。
帰省三日前。河原さんが私の送別会を開いてくれた。
向かったのはおしゃれなオーガニックレストラン。モデルや芸能人がこぞってSNSで取り上げるほど人気らしい。
店の予約をしたのが里奈だと聞いて彼女らしいチョイスだと笑ってしまったのだけれど、実家に戻ったら都会のキラキラを凝縮したようなお店にはいく機会もなくなるだろう。
ヨーロッパ貴族の邸宅を模したという内装は女性の私でもそわそわしてしまうほどゴージャスで、なぜか呼ばれてきたという相原先生は完全に浮いていた。
「日菜が来れないっていうから先生呼んでみた。事情知ってるって聞いたからいいよね」
なるほど、里奈が日菜の代わりに相原先生に声をかけたようだ。確かに院内で私の本当の退職理由を知っているのはこの三人と師長くらいだ。
「竹光さんの送別会だっていうからきたのにこれっていわゆる女子会ですよね?! 僕、ここにいる必要あります?」
騙されたと言わんばかりの相原先生に今度は河原さんが釘を刺す。
「ちがいます。これは竹光先輩の送別会です! 先生もいていいんです」
日菜が参加できなかったのは残念だけど仕方がない。彼女も忙しいのだから。後で会う機会もあるだろう。
その代わりが相原先生というのが意外で、でも私の事情を知る数少ないひとの一人だ。
「先生。今日は来てくれてありがとうございます。すごく嬉しいです」
他人に興味なさそうなふりしてるけど、人一倍義理堅かったりするのかもしれない。
「……僕こそ、送別会に呼んでもらってありがとうございます」
「でしょう。私に感謝してよね、先生!」
あまりに得意げに里奈がいうので私は笑ってしまった。先生も笑っていた。河原さんも、里奈も。
あまりしんみりした会にはしたくないと私が言ったのでまるで職場の休憩時間の会話みたいになってしまったのだけれど、それがとても心地よくて嬉しかった。
料理は野菜がふんだんに使われた創作イタリアン。写真映えするだけじゃなくて味も申し分ないほど美味しい。
デザートを待つタイミングで私は化粧室に向かった。
化粧直しをして席に戻ろうと思ったその時--、半個室のテーブルから聞こえてきたその声に私は思わず足を止めた。
「ほのかさんの望み通りになってよかったね」
「そうね、ぜんぶ琉加のおかげ」
間違いない。中にいるのは鷹藤さんと佐藤和美。
私は混乱していた。どうして二人が……?
「あなたが正臣と同じマンションに住んでるっていうからお願いしてみたけど本当に別れるなんて驚きだわ。琉加、どんな手を使ったの?」
「僕はなにも。勝手に壊れたんですよ、絢香と安西っていう医者」
「あら、そうかしら。私はあなたが別れさせたと思ってるけど」
佐藤和美のくすくすと笑う声が耳にこびりつく。手に汗がにじんで心臓がうるさいくらいに拍動している。
考えもしなかった。鷹藤さんと佐藤和美がつながっているなんて。
じゃあ、鷹藤さんは最初から私と先生を別れさせるために近づいたの?私を好きだといったのも嘘。私たちが別れたことを伝えたのも彼――!
知らなかった。気付けなかった。私は先生を疑って信じなかった。
「竹光さん、どうしたんですか?」
背後から声をかけられて慌てて振り返った。
「あ、相原先生」
いつからそこにいたんだろう。全然気が付かなかった。
「……中にいる人たち、知り合いですか?」
先生の表情は険しい。
彼女の声はよく響く。だから相原先生にも聞こえてしまったのだろう。
「ま、まさか! 違いますよ」
私は必死で否定した。それよりも私自身が彼らのつながりを否定したかったのだと思う。
「でもいま、竹光さんと安西先生の話をしてましたよね!? 別れさせたとかどういうことですか!!」
「お願いですから、声を……」
抑えてくれないと個室の中の二人にも聞こえてしまう。次の瞬間スマホが鳴った。
「電話、いいですか」そういって鷹藤さんが個室から出てくる。
そして私の姿を見て驚いたように持っていたスマホを床に落とした。
「絢香? どうしてここに?」
彼と目が合った瞬間。まるでそれを拒絶するかのように私の視界は突然の闇に覆われた。
気付くとベッドの上だった。視線を天井に移すと点滴のボトルが見える。
「……ここは……」
「姉のクリニックですよ」
「相原先生? ……私、どうしちゃったんですか? あ、赤ちゃんは?」
焦る私を安心させるように相原先生は言った。
「大丈夫ですよ。倒れたのは迷走神経反射だったようです。あと、軽度の貧血も……それと、河原さんと箱崎さんお二人もしばらく付き添ってくれていたんですが帰ってもらいました」
私が知りたいであろうことを端的に説明してくれる。
「そうでしたか。先生にもご迷惑おかけしてしまって申し訳ありません。お姉さんにも……」
「ぜんぜん。お腹の子供には問題ないみたいですし、目が醒めたら送って行けとの指示を受けました。まったく弟使いの荒い姉で困ります」
優しそうな先生だったけど、身内には態度が違うんだろうか……。
「竹光さん、起きれそうですか?」
相原先生に言われてゆっくりと上半身を起こしてみる。けだるい感覚はあるものの特に異常はなさそうだ。
「はい。大丈夫そうです」
すると先生はホッとしたように表情を緩めた。
「じゃあ点滴の針抜きますよ」
点滴の針を抜がぬかれた。止血のため反対側の手で圧迫する。押さえたところがジワリと痛んでどうしようもなく不安な気持ちに襲われた。
「竹光さん、どうしました? 泣くほど痛かったですか?」
「いえ、違うんです。痛いわけじゃないんですけど、ごめんなさい。自分でもどうして泣いてるのか分からない……」
戸惑う先生の顔が滲んでいく。
妊娠してからというもの時々感情のコントロールがうまくいかなくなっていた。だからとにかく平和で穏やかな生活をするように心がけていた。自分にとって害になるものは極力避けていたのに……あんな形で鷹藤さんの裏切りを知ることになるなんて。
「ここに呼んでいいですか、安西先生のこと……」
私は首を左右に振った。
「おせっかいかもしれないですが言わせてください。ほんとにいいんですかこのまま別れてしまっても? 詳しい事情は知らないですけど、妨害?みたいなのがあったみたいだしそれを踏まえてふたりできちんと話した方がいいんじゃないでしょうか」
「……もう、いいんです」
鷹藤さんがいっていたとおり私達は勝手に壊れたのだと思う。私が先生のことを理解して受け入れて信じて待っていさえすれば別れることもなかった。
「先生と別れたのは全部私のせいなんですから……」
「そう。じゃあ僕はこれ以上は何も言わない……タクシー呼びますね。送りますよ」
相原先生はそれ以上何も言ったりはしなかった。私を部屋まで送り届けると「お元気で」といって帰っていった。
その夜。私は夢を見た。生れた赤ちゃんと東先生と三人で暮らす夢だった。それがあまりにも幸せ過ぎて夢から覚めたくないと思ってしまった。
翌日は昼過ぎに起きて絢香や里奈、相原先生にお詫びとお礼のメッセージを送った。部屋の片づけと荷造りをしてからカフェで昼食を食べる。
「明日出発だね」
カウンターの向こう側でグラスを拭きながらマスターは言った。
「はい。マスターにはとてもお世話になりました。お部屋も突然解約することになってごめんなさい」
「いいんだよ。実はもう、借り手が見つかったんだ」
「そうなんですか! よかったです」
聞けば私の前に入居していた美術学生の後輩らしい。家賃もお手頃で立地もいい。なによりオーナーのマスターがとてもいい人で学生の一人暮らしにはもってこいの物件だ。できれば私もここには長く住んでいたかった。
「明日は何時の便なの?」
マスターに聞かれて話していなかったことを思い出した。
「10時45分の便です。空港連絡バスで行こうと思っているので8時には出ます。鍵は……」
「いつも8時前には店にいるから大丈夫。鍵はその時に受け取るよ」
「わかりました。その時にお返しします」
マスターと他愛のない話をして店を出た。近所の公園まで足を延ばすと小さな子供たちが遊んでいた。
あと数か月でおなかの子供も生まれてくる。数年もすれば私もあんな風に公園で一緒に駆けまわったりするのだろう。しばらくの間、遊具のある場所から少し離れたベンチに座りぼんやりとその様子を眺めていた。
やがて夕焼け小焼けのメロディーがながれて一人二人と公園を出ていく。
「パパ~!」
元気な声に顔をむけるとスーツを着た男性に4・5歳くらいの女の子が駆け寄っていく。少し後ろから追うのはあの子の母親だろう。
男性はかがんでその子を軽々と抱き上げると肩に乗せた。肩車をしてもらった女の子は嬉しそうにはしゃいでいる。
ああ。なんて幸せそうな家族だろう。
絵にかいたような一家。私が理想としていたもの。でもこの子はあんな風に広い背中に乗ることはできない。また、後悔の渦に飲み込まれそうになる。その時かすかに胎動を感じたような気がした。私はお腹に手を当ててみる。
「悲しんでばかりでごめんね。でも、安心して。ママはあなたのことたくさん幸せにするからね……」
手にできなかったものに執着して嘆くのはもうやめよう。実家の母も弟たちも支えてくれる。私はひとりじゃない。父親がいない不自由はあるかもしれないけれど、それは不幸ではないから。
一番星が光る夕暮れの空の下を私はゆっくりと歩いて家路についた。
翌朝。私はボストンバッグひとつ抱えて部屋の階段を下りた。
部屋の荷物はマスターにお願いして実家に送ってもらうことになっている。
カフェにはすでに明かりがついていた。
「おはようございます」
ドアを開けて中に入るとマスターが笑顔で迎えてくれる。
「おはよう。いい天気でよかったね」
「はい。マスター。短い間でしたがいろいろとお世話になりました」
私は深々と頭を下げた。
「元気でね」
「はい。マスターもお元気で」
マスターに見送られ、私は呼んでいたタクシーに乗り空港へ向かうバス乗り場で降りる。そこから空港連絡バスにのると空港まで1時間ほどだ。
おそらく早めに到着するはずなので空港でお土産を選ぶつもりでいる。弟たちは東京土産を楽しみに待っているだろうから。
空港に着くとチエックインを済ませてからいくつか店を見て回る。話題のお菓子や定番の土産物を買い込み保安検査場へ向かった。平日だからなのかあまり並ばずに済みそうだ。
ここを抜けたらしばらくは東京へ来ることもないだろう。
そう考えるとほんの少しだけ寂しい気もする。看護師になって上京して、大変だったけれど楽しかった。
「絢香!」
遠くで私の名前を呼ぶ声が聞こえた気がした。
「まさかね」
先生がここに来るはずない。
やばいな私、やっぱりどこかで期待してるんじゃないの……?
水羽凛
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コメント
1件
ああ、もう……涙が止まらなかったです。絢香さんの必死に強がる姿が痛いくらい伝わってきました。特に公園で家族連れを見て、お腹に手を当てて「悲しんでばかりでごめんね」って言うシーン、胸がぎゅっとなりました。それに、鷹藤さんの本当の姿が明らかになったあの展開……ぞっとしましたね。でも、マスターや相原先生、里奈さんたちの優しさが救いでした。水羽凛さんの描く人間関係の繊細さ、本当に好きです。次が気になる……!