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コメント
1件
わあ、読了しました!「魔法少女」って職業名、めちゃくちゃ予想外で思わず笑っちゃいましたよ。カノンが「筋トレしかしてなーい!」って気づくシーン、個人的にツボでした(笑) でもその前に、勇者パーティー側の「生きてほしいから追放した」っていう裏の事情にぐっときました。追放=悪役展開かと思いきや、仲間が本気でカノンを想っての行動だったのが良いですね。 伏線として、この「魔法少女」がどんなスキルを持っているのか、これからどう戦っていくのか、すごく気になります。続きが楽しみです!
私は、カノン・ブライア
職は…魔法使いだ。
「はぁ…早く魔法使いから、魔女にならないかな〜」
魔女は、魔法使いのもう一段階の職。
職は、進化する。
「カノンなら、なれるぜ!」
騎士の、ガノフが私の肩を叩いた。
笑っている。
豪快だ。
「…みんなと同地点でスタートしたのに…みんな、中級職になってるし…でも私はまだ、初期職、私才能ないのかな…」
ボソッとつぶやくと
ガノフが、また笑った。
「大丈夫だ!お前の初級魔法は、ジリジリいい体力まで、持ってってくれる!それでいいじゃねぇか!」
ガノフが励ましてくれた。
「そうだね!それでいいよね! 」
私は立ち上がり
手を握り。
オー!と、片手をあげた。
数日後。
勇者とその仲間は、言った。
「すまない…カノア、お前を追放する 」
追放…
つまり、出ていかなくては、ならない。
「いや!」
私は、思わず叫ぶ。
勇者は、淡々と言う。
「お前に、拒否権はない」
つまり。
強制…
「…ぅっ…うぅ…」
涙が溢れた。
私は、走って…去った。
────・・・────
「…本当に…追放してよかったのか…レオン」
俺、ガノフは勇者レオンの肩に手を置く。
「あぁ、あいつには、生きて欲しいからな…」
俺は、拳を震わした。
「仲間は、入れんなよ…ここは、幼なじみの俺達だけの…パーティなんだからな…」
俺は、そう呟いて、部屋に戻った。
ガノフが、部屋に戻ると同時に
聖女シノンが、やってきた。
「カノンちゃん、ここにいたら死んでたので、レオンさんの行動はいいと思います」
シノンは、椅子に座り、紅茶を啜る。
「…俺だって本当は、抜けて欲しくなかったが…死なれる方がもっと悲しいからな…」
レオンも、椅子に座り。
紅茶を啜る。
────・・・────
私、カノンは、街を出た。
職を進化させる為に 私は、修行する。
「進化して、強くなって…皆と肩を並べるんだ!」
自分に喝を入れる。
まずは、腕立て伏せをする。
基礎から、固めるのだ。
「1っ…2っ…3っ…4っ…5っ…6っ…」
何回も続ける。
「99っ…100っ!」
終わった。
腕が痛い。
「まだ…まだまだだ! 」
私は、手を強く握る。
「次は、走り! 」
何千mも走り続ける。
足がジンジンいたんでもやめない。
体を、無理にでも動かす。
「うっ!!うがぁ!!!」
痛くても、前に突き出す。
体がぐらつきそうだ。
今にも倒れそう…いや、倒れる。
でも、気合いで…起き上がる。
「まだ、終わっちゃ駄目だ!!三日坊主なんて、もってのほか!基礎を固めるんだ!」
叫ぶ。
草しか生えてない草原にカノンの声が響く。
「うおぉ!!」
今日で25Km走った。
「ふぅ…ふぅ…ふぅ… 」
息が上がる。
体が重い。
体が倒れる。
カノンは、思わず意識を手放した。
────・・・────
「ふぅ〜」
1週間経った頃には… 基礎が固まった。
私は少し強くなった。
腕立て伏せは、初日の限界は100回
今の限界は1521回
ランニングは、初日の限界は25Km
今の限界は1500Km
「次は、魔法の練度だね…頑張らないと〜」
口に手を当て。
欠伸をする。
そして、一気に気合いを入れ
手を宙にかざす。
「ファイア」
炎を出す。
ファイアを飛ばした。
そうすると何故か
木の1本が燃え…消えた。
「…あれ?こんなに火力あったっけ?」
魔力覚醒をしていた。
「これって…職業進化?」
そう、職業進化すると、前より強くなる。
「やっと、職業進化来たー!!」
私は、 嬉しすぎて叫んだ。
「魔女になったんだ!私!」
そして、ギルドに向かった。
私は、速攻で着いた。
「ステータス鑑定してください!」
私は、受け付け嬢に叫んだ。
職業が進化したと思うと、ギルドに行き。
鑑定する決まりがある。
「お久しぶりです…カノン・ブライアさん、ステータス鑑定ですね、少々お待ちを…」
受け付け嬢は、水晶を取り出し、置いた。
「では、手をかざしてください」
受け付け嬢は、紙を取り出し、水晶を眺めながら言った。
「はい!」
私は、手をかざす。
受け付け嬢以外には、水晶のステータスは、見れない。
だから、受け付け嬢の言葉を、待つしかない。
数分経った。
受け付け嬢は、言った。
その声は、驚きに溢れていた。
「カノン・ブライア
17歳
性別・女
職業【魔法少女】 」
私は、え?という顔をした。
「魔法少女?」
魔法少女という職業は、誰も聞いた事は、ない。
「普通、魔法使い…魔女…魔人…魔神のはずですが…」
受け付け嬢が言葉を続ける。
「魔法少女というのは、聞いた事がありません!!新しい職業の誕生です!!」
受け付け嬢は、ギルドマスターのいる2階の部屋に走った。
「私…強くなったんだ…」
感傷に浸る。
筋トレの日々…筋トレの日々…筋トレの日々…
「って!!筋トレしかしてなーーい!!」
叫んだ。
ギルドの皆が不思議そうに見ている。
自分が叫んだことに気付き。
恥ずかしくなった。