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食われる…? んなクズの肉美味しくないよ…?
「なにしてるのアナタ!それって浮気でしょう?」
グルは酷く動揺しながら言った。
「ち、違うんだ!これは!」
「違くないでしょう?私の友達に手を出して!」
「う…ま、まだ手は出してない!」
「は?一緒に風呂に入ってそれはないでしょう?」
グルは心の中で笑った。
何故なら依頼者に頼まれた証拠の一つを捉えたからだ。
二日前の朝、依頼者が来た。
「頼みがあるのですが…」
大人しそうな依頼者で何か戸惑っている様子だった。
「どうしたんですか?」
グルはコーヒーを依頼者に差し出して問う。
「それが…」
「夫が浮気してるみたいなんです…。」
「別れたら良いじゃないですか。」
横からクルルが割り込んでくる。
「私はあの人が好きなんで…別れられないんです。」
「そしてこれがストレスになっています。」
「なのでスッキリさせたいんです。」
依頼者は割り切った顔で言った瞬間、場の空気が変わった。
「いいでしょう。なら証拠を掴んで貴方の本心を
代わりに言います。」
グルはそう言い、契約書を渡した。
「これは契約です。貴方のストレスを晴らす代わりに
貴方の大切なものをください。」
そう言うグルを見て依頼者は迷った表情をした。
「大切なもの…」
「分かりました。八十万お渡しします。」
「私にとってお金は一番大切なものです。」
依頼者はブラックカードをグルに渡した。
「毎度あり。」
グルは笑顔でそれを受け取った。
「貴方は浮気したわね。」
「これほどもなく貴方を愛していたのに。」
グルは依頼者の気持ちになりきって言う。
「もう、貴方は私のことを愛していないのね。」
それを聞いた主人は、とんでもないと首を振る。
「とんでもないよ!僕は君のことを愛している!」
「愛しているのなら、なんで浮気をしたのです!」
勢いよくグルは主人をビンタした。
「すまない!!これは…その…勘違いだ!」
「言い訳をしないで!貴方の後ろに証拠があるでしょ!」
「えっ。」
主人が後ろを振り向くと、そこには
カメラを持ったサーフィーが居た。
「ごめんなさいね〜全て撮らせていただいたわ〜」
「お、お前っ…」
主人の体は汗でびっしょりだった。息も荒い。
そんな中グルは主人に顔を近づけて言う。
「貴方。他の女とも浮気してたでしょう。」
「そ、それは…」
「これ。見覚えない?」
グルはポケットから口紅を取り出した。
口紅はサーフィーが風呂に行っている間にクルルが見つけて
届けてくれたものだった。
「これ、私のものじゃないわよ。」
「…クッ…ククククク…」
「ハッハッハッ!!!!」
主人は高笑いしながら言う
「お前なんて要らねぇんだよ!」
「俺は顔しか見てねぇ。穴と顔がありゃいいんだ!」
「お前は金を持っていて顔もいい。最高だろ?!」
グルは真顔で言う。
「ふぅん。そうなのね。」
「私は貴方のことを愛していたわ。
だから別れなくないんだけど…」
「私は貴方とは一緒に居ることができません。」
「別れましょう。」
本音を言うだけだったのに勢い余って
グルは離婚したいと言ってしまった。
「おい…待てよ!」
「おい!」
主人は裸でグルの服を掴む。
「また共に夜を過ごしたら考えも変わるから、な?」
主人がそう言った瞬間、後ろからサーフィーが走ってきた。
「すみませーーーん!!!」
サーフィーは高く飛んで華麗に回し蹴りをした。
「あがっ?!」
主人は大きな音を立てて床に転倒した。
それに不意打ちをかけるようにサーフィーは
主人に馬乗りになった。
「女舐めんなよ!」
サーフィーは主人の耳たぶを横に強く引いた。
「あだだだだだ!!痛い痛い!!」
主人は激しく暴れるがサーフィーはお構いなく反撃をする。
それにグルはスッキリした表情で言う。
「貴方は豚よ。今から彼女に食われるわ。」