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5、莉奈
ピピピ…。目覚ましの音に起こされる。現在時刻6:00。早いか。夏奈と一緒に登校出来るからって昨日調子乗って6時にかけたんだった。多分もう二度寝することはできないからのそのそと布団から這い上がった。階段を降りて、いつもよりゆっくり顔洗って歯を磨いた。リビングにあくびしながら行くと母さんが「今日早いわね。何かあったの?」と聞いてきたけどぼーっと「」してたから「別に」って素っ気なく言ってしまった。ふと気がついてスマホを見る。『おはよう。』なんて連絡が来るとでも思ったのだろうか、でも仕方なく、いや俺が少しでも多く話したくて俺から連絡をした『おはよう。起きてる?』数分たったやっぱり起きてないか、と思った時通知音がなった。『おはよう。今起きた。英くん早起きだね。 』『いつもはこんな早くないよ。たまたま。』ごめん。起こしちゃった?とか優しい返し方ができたらどんなに良いだろうか。俺にそんな勇気は無い。『どうかしたの?』別に、どうかした訳では無いけど、『話したかった。変?』恥ず。もっと言い方あっただろ。連絡削除しようと思ったけどそこで通知音がなって終わったと思った。『変じゃないよ。私も話したかった。』多分今俺顔真っ赤だ。情けない。いや。ずるい。私も話したかったなんてズルいって。『ごめん、今日。早めに迎えに行くかも』『良いよ。早く来ちゃったらまた海でも寄ってから学校行こっか。』『うん。じゃあまた。』『待ってるね。』後半はもう早足すぎて自分でも何言ってるか分かんなかった。自分から連絡しといて数分で終わるなんてほんっとに情けない。今日俺ダメかも。「何あんた。そんなにニヤニヤして。彼女とLINE?」自分でもわかるぐらいビクッて方が動いた。「そ、そんな事ないから。ニヤニヤしてない。」「そう?お母さんに隠し事なんて出来ないわよ。」お母さんに相談してみなさいとでも言いたそうな顔だ。まぁ時間はあるし、「夏奈。」「え?」「小学生の時隣に住んでた夏奈が今戻ってきて隣に住んでる」「え、うそ夏奈ちゃん!?」「母さんうるさい」「うそー!今日挨拶行かなきゃ!」その言葉を聞きながら俺は朝飯のパンにかぶりつく。「別にそんな」「だから英はニヤニヤしてたのね。お母さん。応援してるからね 」「ゲホッゲホッ」ちょうど飲み物を飲んでる時に突然言うもんだから吐き出しそうになって必死で抑えた。「何言ってんの母さん…、」「あら。やっぱりそうなのね。頑張ってね〜。」俺は「ご馳走様」と言って皿を持っていきカバンを持って早足で玄関に向かう。単なる照れ隠しだ。「行ってきます」「行ってらっしゃい気を付けてね〜」
ガチャっと扉を開けて外に出る。そして1回深呼吸をする。自分に「落ち着け」と言い聞かし隣の家が「小川」である事を確認してインターホンを押した。『ピーンポーン』インターホンの音が鳴り響く。その間も俺はずっとドキドキしていた。足音が聞こえる。バタバタと。そんなに急がなくていいのに。ガチャっと扉が空いて。夏奈が出てくる。
…はずだった。「あれぇ?」なんでお前なんだよ。目の前に立っていたのは莉奈だった。「国見くんじゃーん。お姉ちゃん迎えに来たの?」「うん。夏奈は?」「もうすぐ来るよ〜」「ねぇ。お姉ちゃん置いて二人で登校しない?」何言ってるんだこいつは。その後にドタバタと階段を降りてくる誰かがいた。夏奈だ。「り、莉奈!ちょっと待ってって言っといてって言ったじゃん!」「言ったよ?それ以外の話もしたけど」そんな深いところまで行ってねぇよ。「夏奈。大丈夫?」「英くん。うん。大丈夫だよ。行こっか。 」夏奈が来たのを確認して俺が振り向こうとしたその時。腕を掴まれた莉奈だ。「私を置いていくの?」涙目で訴えられた。いや。もちろん。置いていきますけど。約束してないじゃん。なんでいちいち突っかかってくるの。「ちょっと莉奈!」「お姉ちゃん黙って!!」「っ、 」今お姉ちゃん黙ってって言ったか?学校のキャラはどうしたんだよ。夏奈!震えてる、ただの兄弟の関係じゃなさそうだな。「俺。夏奈と行くから。行くよ。夏奈。」俺は半ば強引に夏奈の腕を引っ張って走り去っていった。
【あとがき】
約2000文字お疲れ様でしたー!最後まで見ていただきありがとうございました!
良ければ♡、💬、+👤よろしくお願いします!
また次会いましょう!(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪
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