テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
1,244
573
「男性妊娠」
第2話
「まだ分からない正体」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
柔太朗は朝から胸の奥がざわざわして、胃もムカムカする。昨日よりも体がだるく、起き上がるのもつらい。
隣で寝ていた勇斗が目を覚まし、柔太朗の顔を覗き込む。
🩷昨日よりしんどそうだな。ちゃんと寝られた?
🤍うん……でも、まだちょっと気持ち悪い
柔太朗はベッドの縁に腰かけ、体をさすった。
勇斗はすぐに手を伸ばす。
🩷無理すんなよ。今日はゆっくりしてもいいんだぞ
🤍いや……行く。学校
柔太朗は弱音を吐かずに答える。でも、胸のざわつきがさらに強くなり、吐き気も昨日よりひどい。
二人で家を出ると、道すがら柔太朗はふと足を止めた。
🤍……もしかして……これ、ただの体調不良じゃないかも」
勇斗は柔太朗の肩に手を置く。
🩷どういう意味?
柔太朗は顔を上げ、勇斗の目を見た。
🤍……なんか、妊娠かもしれない気がする
勇斗は少し驚いた表情を見せたが、すぐに柔太朗の手を握った。
🩷そっか……わかった、焦らずに一緒に確認しよう
学校に着くと、友達の仁人、舜太、太智が迎えてくれたが、柔太朗は体調のことは話さず、ただ少しふらつく足取りで教室へ向かう。
授業中も胸の奥のざわざわと吐き気が続き、柔太朗はノートに顔を伏せていた。勇斗がそっと背中をさすり、声をかける。
🩷辛いなら言えよ、休んでもいい
🤍……うん
放課後、二人で帰宅すると柔太朗はソファに倒れ込む。
今日めっちゃきつかった、
勇斗は水を渡し、柔太朗の背中をさすった。
🩷…今夜はゆっくり休もう。無理すんな
夜、勇斗はバイトに出かける。柔太朗は一人で軽く食事を取ろうとするが、吐き気が強く食べられない。
🤍……やっぱり、普通の体調不良じゃない……
床に座り込んでいると、柔太朗は心の中で決めた。
🤍(明日、ちゃんと確認しよう……勇斗にだけじゃなく、きちんと確かめる)
つわりの辛さと不安が混ざった夜。柔太朗は勇斗が帰るまでなんとか耐え、二人で過ごす時間の中で少し安心感を得て眠りについた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝5♡
・誤字があったら教えて欲しいです!!
コメント
1件
楽しみです