第四話:俺のオモチャ
桃「 なぁ、黄くん? 」
「 そろそろ喋っても良くないか? 」
黄「 ……………… 」
桃「 …まだ、直らないか… 」
「 じゃあ、もう一回゛!! 」
黄「 い゛ぁ゛ッ… 」
桃「 あ、今度は少し反応した笑 」
「 これからの成長が楽しみだなぁ、笑 」
「 黄くん♪ 」
黄「 ……………… 」
( 痛い…って、こんな感じだっけ… )
( ズキズキして…目の前が白くなって…… )
黄「 お腹が、空いたなぁ… 」
桃「 …そんな言葉は覚えなくていいの 」
黄「 ッ゛あ゛… 」
桃「 その言葉は君の脳には要らないね 」
「 よし、抹消しちゃおう! 」
桃「 はい、薬 」
黄「 嫌…だ…ッ 」
桃「 そんなの知らない 」
「 早く飲めよ 」
黄「 ん゛ぐッ… 」
桃「 …じゃあ、今日の実験は終わり笑 」
黄「 了解しました、マスター 」
桃「 また、明日ね!笑 」
黄「 はい、また明日 」
桃「 それでこそ、俺の” オモチャ “なんだよ、笑 」(((ボソッ
アナウンサー「 ○○町に住む、十五歳の少年、 」
「 希石 黄くんの消息が絶ってから早一年となりました 」
「 今のところ、黄くんの靴も服も指紋すらも見つかっておりません 」
「 何かの手掛かりや目撃情報があれば 」
「 近くの交番でお伝えして頂きますようお願いします 」
桃「 …そういえば、希石…だったな 」
「 ま、黄には必要ない情報だけど 」
書くのが何気に楽しかった
兄弟が○○してみた シリーズも頑張って書いてるから
もうちょっとまってて欲しい…
コメント
1件
(黄くんには悪いけど、、、) 桃くんサイコパスみたいな感じでかっこよかった✨✨(