『もしも,時計の針が止まったら』
まず,最初に伝えておこう。
これは,“進むことのない物語だ。“
Prologue
2020年 春
僕らは,高校3年生でした.
まぁ、今は23なんですけど。
話を戻して高3の頃…
あ、言い忘れてました! ”葵“という少女と
“優斗“という少年の話です。
葵)「お疲れ様〜!」
葵は、当時 陸上部のマネージャー。
成績優秀、運動神経抜群
そんな彼女。
葵)「あ、擦り傷できてるじゃん!もー!」
優斗)「あ。まじか,まぁ痛ないし,こんくらい平気。」
葵)「ダメでしょ!!!陸上部は,足が命だよっ」
見ての通り、結構仲が良かった.
そんな彼女が
5年後…
)「あー。葵な、お前聞いてないの?」
優斗)「ん?なに。」
)「え、1番仲良かったのに?」
優斗)「知らない。」
)「葵は、半年前…」
亡くなった。
これは、タイムカプセルを通して分かった。
最初から最後までの全ての物語だ。
もしも、時計の針が止まったら
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