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#紗祐コンテスト
第1話 「副主将」モブ1「2年のくせに副主将とか、調子乗ってるよな」
部室の前で聞こえた言葉に、赤葦京治 は足を止めた。
モブ2「木兎さんに気に入られてるだけだろ」
モブ3「普通3年がやるもんじゃね?」
小さな笑い声。
赤葦は数秒黙ったあと、何事もなかったように扉を開けた。
赤葦「おはようございます」
その瞬間、部室が静かになる。
視線が刺さる。
けれど赤葦は気づかないふりをした。
副主将として空気を乱すわけにはいかない。
それが赤葦の選んだ答えだった。
しかしその日から、“嫌がらせ”は少しずつ増えていく。
練習後、ロッカーを開ければ制服が濡れている。
机の中にはぐしゃぐしゃのプリント。
陰口は、聞こえるように言われる。
それでも赤葦は黙っていた。
木葉「……赤葦?」
ふいに声を掛けたのは 木葉秋紀 。
木葉「最近なんか変じゃね?」
赤葦 「そうですか?」
赤葦は笑った。
でもその笑顔が、少しだけ無理をしていることに、木葉は気づいてしまった。
コメント
1件
赤葦の静かな我慢、めっちゃ胸にくる…!!😭💔 陰口や嫌がらせに気づかないふりして部活の空気壊さないようにするの、赤葦らしくて好きだけど切なすぎる。 木葉が「変じゃね?」って気づいてくれたシーンでちょっと救われた気持ちになったよ…。 今後の嫌がらせがどう動くのか、赤葦が誰かに助けを求められる日が来るのか、続きが気になりすぎる! 作者さん、繊細な心情描写が本当に上手で引き込まれました✨ 次話も楽しみにしてます!