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○○「起きろ〜莉夢」


莉夢「ふぁ〜( ´o` )。⚪︎眠」


○○「速く準備しないと遅刻するぞ」


莉夢「分かったって、だからそんなに大声ださないでよ美兎」


美兎「なら早く起きろ!!!」


いつものように起こしにくる美兎

僕は美兎が好きだ、でも美兎はノンケ


僕の恋は実らない…




下の階に降りると母親がご飯を作って待っていた


莉夢「母さん、また美兎に怒鳴られた〜」


そう言いながら椅子に座りご飯を食べはじめる


美兎「お前が起きないからだろ」


そう言うと莉夢の隣の椅子に座る


お母さん「そうよ、いつもあんたを起こしに来てる美兎くんに感謝しなさい」


莉夢「え〜母さんまで美兎の味方なの」


お母さん「当たり前でしょ、美兎くんいつもごめんなさいね、こんなバカ息子の為に来てくれて」


美兎「いえ、もう日課みたいなものですから」


お母さん「でも美兎くんにも彼女ぐらいいるでしょ?」


莉夢「え!美兎、彼女いたの?!」


美兎「いないし彼女をつくる予定も無い」


お母さん「あら、そうなの?イケメンなのに何でなのかしらね」


莉夢「だ、だよな〜お前みたいな堅物に彼女なんかできるはず無いよな〜、あ〜ビビった」


美兎「お前失礼だぞ、それに俺は「つくれない」んじゃ無くて「つくらない」んだ」


莉夢「うんうんそうだよな、つくらないんだよな

( ◜ω◝ )」


美兎「なんだその暖かい目は、」


莉夢「いや〜なんでも」


美兎「💢この前だって告白されたんだぞ

もしかしたら、お前より先に彼女つくるかもな」


莉夢「え、いつ!俺知らない!」


美兎「言ってないからな」


莉夢「言えよ〜!」


美兎「なんで」


莉夢「え、そ、それは…と、友達だから!」


美兎「友達なら告白されたこと言うの?」


莉夢「え、それは…」


美兎「…はぁ分かったよ、今度からは伝えてやる」


莉夢「.*・゚(*º∀º*).゚・*.ありがとう!」


美兎「もう、行くぞ」


そう言い終わると早足で玄関へと進む


莉夢「え、ちょっと待ってよ美兎〜」


急いでご飯を食べ、美兎の後を追う


美兎「いやだ、お前のせいで遅刻なんてしたくないからな」


そう言うと靴を履き終わり、もう外に行ってしまった


莉夢「えぇ〜、少しは待ってくれてもいいじゃん!」


バタバタと急いで靴を履く


莉夢「じゃあ母さん行ってきま〜す!」


お母さん「行ってらっしゃい、車には気をつけるのよ!」


そう言い終わり、莉夢達が行った事を確認すると莉夢の使ったお皿を洗う為、台所へと戻って行った

片思い(オリキャラ)

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