亮平side
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
滝沢くんが帰って、楽屋には、 重い沈黙が流れた。
そんな沈黙を破るようにラウールが口を開いた、
らう)よろしくねっ!しき!
蓮)さっ、行こっか。シェアハウス、
そう、めめが言ったとき、
色)じぁあ、お疲れ様でした、失礼します。
色ちゃんがそう言った。正直驚いた、
今までのスタッフやマネにそんなことを
言ったら色目を使って 近付こうとしてくる
それ以前にメンバー、 色ちゃんが来ない選択肢なんて誰も考えてなかった。
大介)は?
涼太)聖星、何言ってんの聖星も行くんだよメンバーなんだから
色)もともと、歓迎なんてされてなかったし私、自身もつるむ気なんてなかったし
メンバーって認めて頂かなくて結構です、
そんな、関係性なんだから一緒に住む理由なんてありません。
驚いた、こんな子いるんだって
なんて言うか、自分から距離を置こうとしてるし、私に関わるな、誰も信じないって雰囲気纏ってる、
いや、それよりこの子の周りには『色』が無いんだ、
この子の周りだけモノクロの世界…
この子は、今までのの人生誰かに頼ることはしていたのかな、
大倉くんはどうしてこの子を僕らに……
そう考えていると、不思議と口が開いた
亮平)色は、助けてって誰かを頼った事はある?
照)阿部…?何言ってんだ、
亮平)色には、色がないんだよ。どこを見てもモノクロまるで闇、今まで誰も信じず、愛さず、父親にも頼ることが出来なくて、自分で自分を隠してるんだよ……
色)クッ、失礼します…
ダッ、ガチャ🚪(@_@;)ダダタダダッ≡3≡3≡3
辰哉)意味わかんねぇ。
おい、阿部どういう事だ、
亮平)気ずかないの?、あの子の周りを思い出してよ、俺には、モノクロの世界にしか見えない、
普通とは、違う誰も分からない色
簡単には踏み入れられない、
そんな色が見える
大介)踏み入れんなってか、自分は簡単に入ってきてんのに、
照)佐久間、多分それは違う
聖星は、近付きたいって心の何処かで思ってる、だけどどこからか恐怖心と過去に縛られてるんだよ。
康二)だから、心閉ざしたか。
理解して欲しくても、誰にも理解されへん孤独な世界か、
ラウ)俺は、俺は、たとえ色がそんな世界にいたとしても、救いだして必ず色を纏わせて見せる。
翔太)ラウール。お前は何でそこまであいつの事気に掛けるんだ?会ったばっかでろくに知らない奴だぞ
ラウ)分かんない、分かんないけどさ、だけどさ、救いだしたいじゃんメンバーなんだからもう、家族なんだから
それにあの子似てるんだ、僕の記憶と…
涼太)でも、それ以前にあの子の実力だよ、示してくれないとこっちも困る、
それを知ってからこそのメンバーだから、
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