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ずっとふわふわ浮かんでたものがやっと形になりそうなので一気に書こうかなとかなんとか思っていたら、あっという間に時間がたっていた、、、です。
長くなりそうだし、好み分かれそうなので気が向いたら見てってください!
あとたぶん長編。
・神田「」✖️夢追『』
・夢追:ヘタレかも、クズ、
・神田:少しチャラい(私のホストイメージ(((偏見)))
・イケホス要素あり、メンバーも出てきます
・口調とかちがうかも
⚠︎︎少し関係性(イケホス)が似てますが、完全に創作なので本人様とは1ミリも関係ないです。⚠︎︎
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夢追side
『はい、お疲れ様でしたー』
『あと俺やっとくから、皆帰っていいよーん』
オリバ[えっ、いいんですか!?珍しく店長がやさしい…、((]
『ん?オリバー何か俺に言いたいことがあr…』
[いいえ!!なんでもないです!すみませんでしたっ!]
『そうだよな?ほら、帰った帰った』
ロベ[ゆめちゃんありがとー!お先ーっす]
ベル[うい、じゃ俺もオリバーと帰るわ。ゆめおありがとな。]
「あ、私はやることあるので残りますねー」
「みなさん気をつけて帰ってくださいねー、お疲れ様ですー!」
『え』
オリバ[わかりました!じゃ、お疲れ様ですー!お先に失礼しますー]
『神田くんなにやるのー?』
『俺戸締りとかして帰るけど?』
「えー、せっかく恋人と2人っきりになったのに冷たくないですかー」
『なっ、』
『残ったのって…それ?俺といるため…とか、』
「そうだって言ったら…夢追さん、なにかしてくれるの?笑」
『…/ ……いゃ、ホストムーブ俺にしたって、効かないからな!!』
この店で1番のホスト、神田笑一。ここら辺じゃ知らない人がいないくらい有名な凄腕のホストだ。
なんでも、声がよくて人気なんだとか。
そんな奴が働く店の店長、兼恋人。そんなのがこんな俺でいいのだろうか
もちろん、それを知るのは俺でも他の誰でもなく、恋人の神田くんだけなのだけど。
「ねぇー夢追さーん。今日家行っちゃだめですかー?」
「もちろん私の家でも大丈夫ですけど〜」
『あー、、今日むりかも。…ちょっとした用事あって、ごめんね神田くん』
「ふーん…じゃあ、お詫びに何かして?」
細くて熱いその目はじっと俺だけをみて甘えてくる。
まだ仕事が終わってから少ししか経っていないからだろうか、
それとも、こう攻めたら俺が弱いためにやっているのだろうか、
どちらにせよ相当遊ばれているのはたしかだった。
『何かってなに…、 』
「それは夢追さんが考えてくださいよー?」
「キスでも、ハグでも、なんでもいいので…ね?♡」
「おねがい…かけるっ、」
『ちょ、その呼び方は…、!』
「いいじゃないですかぁ…、2人きりなんだし?」
「ほら、はやく〜!」
おねだりしながら待つその姿はまるで子犬が尻尾を振っているかのようだった。
それがなんだかかわいくて、愛らしい。
まんまといつもとのギャップにやられた俺はしかたがなく頬にキスを落とした。
「えー、頬だけなんですかっ…、」
『なんでもいいって言ったの神田くんだからな…/ 』
「けち、」
かわいらしい。もっとしてあげたい。
No.1にいるのはきっとそういうことなのだろう。
きっと作っているだろうその表情に、声に、自ら溺れたくなってしまう。
案外自分も女の子たちと同じで簡単なのかもしれない。
『ほぉら、帰りな?今日もつかれたでしょ。』
「…はーい、お疲れ様でーす 」
拗ねた態度で返事をした神田くんは案外簡単に帰っていった。
あぁ、帰っちゃうんだ…、
そう思ったときにはもう遅く、うるさいほどギラギラと輝く店内は嘘みたいに静かで、より一層孤独を感じさせた。
満たされない。
『こいつで、いっか…』
無意識で開いていた出会い系サイト。
今日もまた暇そうな人を見つけ連絡を交わす。
顔なんかに興味はない。誰だっていい。男であれば、金髪で、あれば。
そうしたら、少しは…満たされる、そんな気になっていたいから。
『こんばんは…、あの、レオさんですか?』
『よかった…!じゃあ、行きますか、?』
『はい、お願いしますっ、』
今日は当たりだ。
良い人というオーラが滲み出ている。この業界にいれば自然と人を見る目は養われるようで、俺の勘はよく当たる。
それに、どことなく、にている気がする、
そう思ったとき、一瞬冷たい風が頬を撫でた気がした。
それが誰かに見られているようで寒気がする。
…いや、まさかそんなはずはない。
これもまた職業柄、人の視線に敏感になってしまったせいだ。
こんな所にいるはずない。
ここは彼がいるべきところじゃないから。
心配そうにこちらを見つめるレオさんに謝りながら、ホテルへと足を運んだ。
今日もまた別の人と夜を過ごす。
はじめてじゃない。今まで何度もやってきた。
クズって分かってていても、どこか理由を付けてやめようとはしない。
つくづく最低な人間だと思う。
俺は君の恋人。
でも、君は僕じゃきっと満たされない。だから、、は言い訳か。
やっぱり、
君は僕じゃだめなんだ。