テラーノベル
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街の図書館には、一冊の
古い名簿が残されていた。
住民全員の名前が記されている。
一人ずつ、丁寧に。
けれど、最後のページだけが違った。
そこには、街に住んだことの
ない名前が並んでいた。
その一番上にあったのは、
『黒瀬 真白』
という名前だった。
その下には、赤い文字。
『最初の目撃者』
さらに、その下には。
『最後の目撃者』
同じ名前が、もう一度書かれていた。
アクア・マリン
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コメント
1件
ああ、この感覚、すごく好きです……。図書館の古い名簿って設定だけで背筋が伸びるのに、最後のページにだけ「住んだことのない名前」が並んでるのがもう不気味で。同じ「黒瀬真白」が『最初の目撃者』と『最後の目撃者』両方に書かれてるのも、読んでるこっちのほうが息を呑みました。何を目撃したんだろう……考えただけでゾワッとするのに、優しい語り口調が沁みました。続きが気になりすぎます。