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黄 『うん!生徒会に執拗だ!』
橙 『な…なんで?ですか?』
黄 『君は、気色が悪いから!』
橙 『…へ?』
気色が悪い?え?
黄 『僕は、見えないものが見えるんですよ、君には孤独と静寂…そして、』
『仮面』
体が浮く様に振動を起こした。本物の見える人を今みた…、仮面のワードを俺に伝えたのは、兄さんと、この人だけだ…、こんなにわかる人何て初めてみた。
桃 『会長〜さんその辺にしな、俺の彼女が嫌がってるから』
黄 『ご、御免なさい』
橙 『え!?あ、嫌、此方こそ…』
桃 『橙が入るなら別にいいけど?』
黄 『副会長になって下さい、』
橙 『え!?』
黄 『この方も、見えない物が有ります。』
橙 『悩んどん?桃?』
桃 『俺の場合は違うよ…、』
桃 『橙からは、我慢、静寂、孤独、作りの笑顔からのストレスからの物』
橙 『桃ちゃんは?』
桃 『俺は、元々の親への恨みからできた、物、簡単に言えば、恨まれる事は、誰にでも有るけど、そこで強く強く恨みが発生すると、俺みたいになる。』
橙 『…』
黄 『貴方は仮面が役七十枚ある。』
黄 『言ってしまえば多重人格だ。』
…多重人格?俺が?、人格が70枚?よくわからない…俺はごく普通の…、
橙 『あははw』
桃 『、、』
橙 『よく分かってますやん、会長』
黄 『…』
橙 『感情がリクエスト出来たらいいのにね』
橙 『世界そんな上手く行かないから…難しい』
橙 『俺なんて…いる価値ないから、心配かけたら駄目なんや…完璧じゃなきゃ…嫌われて終了や 、』
桃 『ギュッ』
温かみのある手が腰を伸ばして此方へくる。ハグと言うのだろうか…いつもの彼氏の香水ラベンダーの、鼻にほんのり漂う花の匂いが心地くなる。今なら…今なら10年ぶりに…
橙 『ッうわぁぁぁぁぁぁぁッポロ』
泣けた…自然に、瞳から涙が出てきた。微かに微笑む会長の顔が安心を呼ぶ。そこから7分34秒俺は泣き続けた。
橙 『御免ッ…ポロ』
橙 『もう大丈夫です。ニコッ』
不安定な体を起こし、生徒会室の扉を開けようとした時、、、
ガタンッ
桃 『橙ッ?!』