※俳優パロ
「」←shk
『 』←kn
【】←他
knside.
好きになっちゃいけない
ずっとこれに縛られてきた
俺…いつまで我慢すればいい…?
何回、この気持ちが張り裂けそうになったか君は知らないでしょ?
どれだけ君を愛しているか…
元はと言えばこの職業がいけなかったのかもしれない
いや、これのおかげで君と出会えたんだ
恨むべきものは職業じゃなくてそれに対する固定観念
早く俺のものになって欲しいのに…
shkside.
彼は俺にとってずっっっと憧れの存在だった
頑張ったって手に届かない
それどころかどんどん先に行ってしまう
あぁ、なんでそんな人を好きになってしまったのだろう
あの吸い込まれるような瞳が俺を虜にしたのかもしれない
どうせ結ばれることは無い
俺と彼はただの”仕事仲間”かつ”友達”
そんなの分かりきったことなのに…
俺はいつまで彼と知らない女の熱愛報道を見てればいいの…?
noside.
【きんときさん、シャークんさん入りま〜す】
『よろしくお願いしま〜す』
「よろしくお願いします」
今回は2人が共演のドラマを撮ることになった
久しぶりに会うのか、どこかそわそわした様子を見せる
『しゃけ〜!久しぶり!』
「きんとき!久しぶり」
『まさかしゃけと同じドラマに出るとはね〜』
「ほんとにびっくりしたわ笑」
「同じになったの何年ぶりだ?」
『1,2年ぐらいじゃない?』
「結構長かったな笑」
『確かに笑』
『でも俺はしゃけのことずっと覚えてたけどね〜』
「なっ!俺だって覚えてたし…!」
久しぶりに話せて楽しかったのか会話が弾む
その声に覆い被さるようにスタッフが喋った
【ではそろそろリハーサル始めま〜す】
はーいという2人の声とともにリハーサルが始まった
shkside.
俺はきちんと喋れていたのだろうか
緊張しすぎて何も覚えていない
って、今は集中しないと…
あぁ、やっぱり彼はかっこいい
カメラに写る彼はとても様になっていた
繊細な動き、場面を揺るがす声、迫力のあるオーラ
全てを身にまとっている
こういうところがモテるんだろうな…
それに比べて俺は…
ぎこちない動き、弱々しい声、オーラなんかあったものじゃない
なんでこんな俺が選ばれたのだろうか
なんで彼と一緒に共演できるようになったのか
まあ、俺はただの”引き立て役”ってところかな…
それはそうと、彼と久しぶりに会えたことは嬉しい
今はこの嬉しさを噛みしめながら幸福感に浸っておくことにしよう
knside.
相変わらず彼は可愛いなぁ
白い肌に細い体、恥ずかしがった時のあの紅潮した顔
全てが愛おしく思える
今の俺は彼を見すぎていないだろうか
しっかりカメラを意識して動けているだろうか
考えていくうちに彼の番となった
やっぱり”美しい”
彼は俺とは違う、対照的な演技を見せる
昔本人から聞いたことがあるが、彼は俺の演技に憧れているらしい
だから自分のことを過小評価しちゃう癖がついちゃってるんだよね〜
俺を基準にしちゃうから
そんなことないのになっていつも思う
俺は彼の美しさが好きだ
儚く、愛おしく、守っていたくなる
彼はきっとなぜ自分が出演できてるのか困惑してるんじゃないかな?
でもこれは対照的な俺らだからこそできる演技なんだよ
対照的だからこそこのドラマが完成するんだ
だから俺のような演技はしないで
君は君のままで十分美しいから
リハ、撮影終了
knside.
【本日は終了です!お疲れ様でした〜!】
『「お疲れ様でしたー!」』
俺はずっと決めていたんだ
もうこの気持ちを伝えてしまおうと
伝えないで後悔するより伝えて後悔する方がいいでしょ?
だから後先のことは考えずに伝えようと思う
だって取られたらやだからね
『シャークん』
『明日せっかく休みだしさ』
『今日俺ん家で初日お疲れ様会やりたいんだけどやらない?』
shkside.
『今日俺ん家で初日お疲れ様会やりたいんだけどやらない?』
きんときがそう言った
ドラマ終わるまで告白するのはやめようと思ってた矢先にこれかよ…
2人っきりなんて告白しちゃうじゃん(?)
まあ普通に楽しみだから行くけど…
「行く!きんときの家久々だし!」
『じゃあ決まりね!』
『この後買い物行ってから俺の家行こっか!』
「わかった〜!」
次回、家&R有
結構高めに♡1000↑、💬1
コメント
2件
2人とも可愛いっ!!💞🫶🏻 次回R有…楽しみにしてます!☺️