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「はぁ…はぁ…おんりー様ここに居たんですか」
弓道の稽古が終わった後、おんりー様が見当たらなく、探していると、外の色んな花が咲いているところを歩いていた
「 自分の執事ならいつどこに居ても探し出すのが当たり前なんじゃないですか?」
「っ、…」
ぐうの音もでない…
「まぁ…でも、基本やることがないときは自分はここにいるので、」
それなら良かった、これから探す手間が減った
「ほんとお城広すぎ、迷子になりそう」
「ふふっ、…」
「!?、…」
今確かにおんりー様は口元を隠してわかりづらかったけど、目を細めて笑った
「自分の顔に何か付いてますか?」
「あ…いや…なにも…」
すると、おんりー様はお城のほうへ歩いた
「戻りますよ?そろそろピアノの時間ですよね?」
そっか、もうそんな時間か
「はい」
なんだ…冷酷王子なんて嘘なんだ
おんりー様だって、ちゃんと笑えるんだ
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