テラーノベル
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第22話、お読みいただきありがとうございました!!
本日はぷりっつ目線でお送りします!
まぜたの家にあっとと向かう日の前のこと。
俺はアイツから連絡を受けていた。
まぜ太のことでなんやかんや頭がこんがらがって、動画編集のソフトを閉じたちょうどその時にスマホに着信が入った。
名前を確認して、急いで通話ボタンを押す。
💚「おぅ、なんかあっとと揉めたらしいけど、どしたん?」
💜「それについては、ごめん言えない、、、」
まぜ太の声が、弱々しい。
こんなに人の頭を悩ませといて、何考えとんねん。
そう言いたいのをグッと堪えた。
💚「そっか、まぁええで。離したくなったら話せばええし。」
💜「、、、なぁ、ぷーのすけって、いつあっきぃに出会った?」
💚「俺は5年以上前だったなぁ、」
そう、俺はまぜ太に伝えた。
でもこれは、表向きのお話。
小さい頃、俺は巨大な図書館を夢の中で見たことがある。
それは今でも忘れもしない。
その時に俺と出会った小さな男の子がいた。
後になってわかったことだが、その男の子があっきぃだった。
もちろん、現実世界で出会った時に知る由もない。
あっきぃの幼少期の写真を見せてもらった時に気づいたこと。
これは誰にも言っていない。
あの場所がなんなのかも知ろうとしなかった。
💜「なぁ、ぷーのすけ、『化学反応』って聞いたことあるか?」
なんや急に、と思った。
まぜ太の話はいつも突然に始まる。
あっとと揉めた割には通常運転で話すまぜ太に、どこか一安心していた。
💚「なんや、聞いたことあるなぁ、人の関係性の話やなかったっけ?にしても、珍しいな、こんなにロマンチストやったか?」
💜「だるいってww でも、今でも不思議なんだよ、ずっと気になっている」
俺は、手元にあるPCで『化学反応』と検索をかけてみる。
ほとんどが理科の話のWEBサイトばかり。
例の人間関係のものは検索結果の下の方に出てきた。
💚「あぁ、出てきたわ。『化学反応』って誰に対しても起こりうる現象ですが、稀にどんなことも超越するような特別な『化学反応』が発生することもあります、ってなんやこれ」
💜「そう、それ。でさ、その稀な『化学反応』っていうところで、アカシックレコード(宇宙の図書館)で出会った人がその相手なんだって」
一瞬、あっきぃのことかと思った。
だけど、当時、俺もあっきぃもまぜ太も、お互いの幼少時代の話もしたことがあり、写真の見せ合いもやったことがあった。
でも、そんな話題が出てくることもなかった。
そして同時に、俺の稀な『化学反応』の相手があっきぃだと知った。
💜「俺さ、前に小さい頃火災で死にかけたことがあって、その時にでっかい図書館の夢を見たんだよね。」
💚「ほぉ、夢の話なのによく覚えてんなぁ」
💜「本当になw その時に小さな男の子に出会って、あいつ誰だったのかずっと気になってる。」
おそらく、まぜ太にはピンときていなかったのだろう。
あっきぃではない、じゃあ誰や?
💚「なるほど。つまりは、そいつが稀な『化学反応』の相手ってことなんじゃね」
💜「ちょっと気になるよな」
💚「俺らも『化学反応』やのにな」
今まで、まぜ太はリスナーにけちゃまぜのことを切り抜かれることによって、恋愛感情があるように錯覚され、けちゃおに接しづらくなると話していた。
だけどその本当の原因、それが別の可能性を帯びてくる。
まさか、な。
だけど、2日後、あっきぃから、まぜ太の家に向かうという主旨の連絡を受けた、そのすぐ後だった。
ちぐからこんな連絡を受けるとは思っていなかった。
💙「ぷりちゃん、どうしよう、、まぜたんが起きない!!」
まぜ太と最後にこのやりとりをして以来、連絡することもなければ、会社やdiscordで見かけることもなかった。
その矢先のことだった。
あとがき
ご報告です。
タグ変更しました!!
検索に引っ掛かったら不快な思いするかなぁ、とか考え、色々迷っています。
明らかに矛盾していますが、タイトルは変更せず、このまま走り切ります📣💜🩷❤️💛💚💙🌈
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