Mo4短編小説

荒ざく

ドロドロ展開

ざくろ視点。

太陽の口調おかしいかも

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「「太陽ー！/さーん」」

「うるせぇぇぇぇぇぇ!!??」

いつもの様に太陽のいる教会へ凸りに来たぞｯ！荒川と！あーしね…本当はユリ本を見たかったんだけど荒川ハメられて…

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「さーさー♪ユリユリユリユリ〜♪」

ざくろがまだ読んでいないユリ本に手を付けようとすると

「ざくろさーん」

「お？荒川じゃん?!どうした？！」

「太陽さんの教会行きませんすか？」

「あー…ごめんな！荒川！今日はユリを読もうと思っ…」

「え…ざくろさん…行ってくれないんすか…」

荒川の目からあーしに依存したような目でこっちを見て涙を流している。そして、怒り狂った様に大声をあげて

「ざくろさんｯ！どうしたんすか?!太陽さん嫌いになったんすか?!それならワシがざくろさんの為に太陽さん殺しますよ?!」

こんな荒川、人生で初めて見た…太陽の為だ…行くしかない…荒川は本気だから、太陽が負けるはずが無いのに、今日だけ危機を感じた…あーしが依存させられるみたいじゃん…？

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そんな感じで太陽にダル絡みしてから帰って、ふと隣を見ると荒川の笑みが段々怖くなってきた。あーし、本当に荒川に依存させられていくの…？