⚠️下手くそ、キャラ崩壊、グロ表現あり
レヴィが可哀想。自傷行為してます。うつっぽくなってます。ロヴィレヴィ
※今回は2部制の長編にしてあります
日を重ねる毎に増えていく傷。
使用量が増えていく包帯。
摂取量が増えていく薬。
減っていく睡眠時間。
増えていく泣く時間。
また失敗した。
失敗すると罵声を浴びせられ,鞭で打たれた。
辛い。怖い。そんな言葉だけが頭をよぎっていた。
一通りやられた後は解放され,自室に戻る。
身体中が痛い。そんな事をただ考えていると……
「レヴィ…」
兄のロヴィが部屋に入ってきた。
昔は死ぬ程恨んでいたが、今となっては自分自身の心の支えになっていた。
『兄貴…なんか用?』
「いや、心配で様子を見に来たんだ。」
何故こんなに優しい兄を恨んでいたのか、昔の自分の思考が分からない。
『兄貴は優しいな…こんな約立たずの弟の心配するなんてよ……』
「…俺にとってレヴィは唯一の光なんだ。もしその光が消えたら…俺はこの先生きていけない。それに……レヴィ以上に大切で好きな人は居ないんだ。だから死んで欲しくない。だから心配してるんだ。」
『…うぅ……ぐずっ……』
思わず涙が出た。
約立たずの自分をこんな風に言ってくれたのは後にも先にもロヴィだけだろう。
「よしよし。辛かったねレヴィ。お前はよく頑張ってるよ。」
そう言ってロヴィは抱きしめてくれた。
この温もりが、今の自分にとって必要不可欠なのだ。
「手当をするから服を脱いで座れる?」
言われた通りに服を脱いでベッドの上に座った。
服は血で赤く染っていてベッドにも多量の血が付いた。
「可哀想に…痛かっただろう。」
『…痛いかどうかも分からない。』
消毒の匂いが部屋に広がる。
ロヴィは何も言わず黙々と包帯を巻いていく。
「よし。これで大丈夫。一応鎮痛剤も飲んでおいて。」
『別に大丈夫。痛くない。』
「だめ。ちゃんと飲んで。」
痛くないのに飲めと言ってくるロヴィ。
仕方ないので渋々飲んだ。
苦くて不味い。
「今日は一緒に居るよ。レヴィが心配だから。」
『もう子供じゃねぇんだから大丈夫だよ。』
「だめ。レヴィと一緒に居るの〜!」
そう言って飛びついてきた
2人ともベッドに倒れる。
『そんな事言って一緒に寝たいだけだろ?w』
「あっバレた?」
部屋に笑い声が響き渡る。
笑ったのはいつぶりだろうか。
そのくらい辛くて泣く事しか無かったのだ。
久しぶりに感じる幸福感、楽しさ、嬉しさ。
今の時間が幸せだった。
「約束するよレヴィ。こんな家から出ていって絶対に幸せにする。レヴィが辛い思いをするのはこれで最後にさせるよ。」
つい口に出して言ってしまった…
「や、やっぱり今のは無s」
『信じていいのか?』
「え、?」
『俺を幸せにするって言葉…信じていいんだな?』
「…ふふっ俺が嘘ついた事あった?」
『無いな。……その言葉が本当になる日まで待ってるよ』
そう言って優しく微笑むレヴィはとても幸せそうだった。
現在夜の10時
レヴィの傷の手当をしていた。
どれも傷が深く跡が残る事は確定している。
こんな綺麗な身体に傷跡が残ると思うと少し悲しく思う。
しかもまだ古傷になっておらず生々しく,見ている側も痛々しくなる。
昼間は痛みを感じなかった様だが夜になって痛みを感じるようになっていた。
「滲みるかもしれないけど我慢してね」
『っ…うぅ…』
これだけ深い傷だ。滲みて痛いのも無理ない。
「はい終わり。よく頑張ったね。えらいえらい。」
そう言って頭を撫でてやると猫のように喜んでいた。
現在深夜2時
目が覚めた。
ストレスによる不眠症のせいで中々寝付けない。何なら涙まででてきた。
夜になると涙が出て泣き出すのはいつもの事だった。
隣ではロヴィが寝息を立てて寝ている。
泣かないように努力したがその努力が実ることはなく、泣いてしまった。
『うぅぅ……ひぐっ……』
辛い。息が苦しくなって吐きそうになる。
そんな事ばかり考えていると身体に熱が帯びた
「レヴィ……大丈夫だよレヴィ……」
『ろび……うぅ……ごめんなさい…ごめんなさいぃ……』
ストッパーが外れたように泣き出してしまった。
「よしよし。辛かったね。怖かったね。大丈夫。大丈夫だよレヴィ。俺が居るから。大丈夫。」
そう言葉をかけてあやしながら……時は進むのだった……
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コメント
2件
あ〜もうほんとありがとうございます、、、ロヴィレヴィは神あ〜神 まじで文章書き方上手すぎて好き