⚠gktu
まだ付き合ってません。
自分が付き合って欲しい願望が強すぎて付き合ってるかもっていう場面は出てきます。
誤字、脱字注意
僕は同期の伏見ガクのことが好きだ。いつ好きになったかはわからないけれどいつの間にか、気づいた頃にはもう好きになっていた。
あの太陽のような笑顔で、優しい声で僕のことを呼んでくる。
その度に僕はときめいてしまう。そんな僕は重症かもしれない。
「刀也さん?どうかしたんすか?」
『!あぁ、なんでもないよ』
「そうか〜?刀也さんがそう言うならいいけど、、」
今僕はがっくんの家にいる。なぜなら今日は咎人コラボがあるからだ。
がっくんはなぜか勘がいい。今だって僕が何か考えてるだけで心配してくる。
「ところで今日はどんくらいではじめる?」
『ん〜、まぁ気分かな』
「wwwなんだよ気分ってwだから刀也さんのリスナーは困るんだろ〜?」
『いえ、僕のリスナーは開始時間を予想するのが非常にうますぎて怖いやつもいるので大丈夫です』
「はぇ〜優秀なんだな〜。、、いや、それはお前が遅れるからだろ!」
『あははww気付いた?』
「馬鹿にすんな!」
こんなわちゃわちゃした空気だって楽しくて心地良いと感じる。
時間を見ると0時6分だった。そろそろ始めるか
『そろそろ始めよっか』
「了解。それじゃあミュートを解除して、、」
『はい、どうもー咎人の と の方剣持刀也ですよー』
「えー、咎人の が の方伏見ガクっす!」
『ということでねー咎人コラボですよ!』 「よっ!」
『えーと、”おそい”?いやいやちょうどいいくらいでしょ。ねぇがっくん?』
「いや知らねーよ!責任押し付けんなww」
『ね、まぁーー』
「んー、そろそろ終わりにする?」
『あーそうですね。終わりにするか』
「おっけ。それじゃあ咎人コラボっした!」
『いい夜を〜』 「じゃあな〜」
カチッ
「おつかれ〜!」
『おつかれさま。いやー今日もめちゃくちゃ楽しかったな』
「だよな!特に刀也さんがーーした時とかwww」
『いやそれはがっくんだってーーだったじゃん!w』
「えぇ!?そうかー?」
『そうだよww』
「ふーん、、。それにしてもあちぃ〜」
『確かに。少し熱くなりすぎたかな』
「だな。どうする?先風呂行く?」
『え、いいの?じゃあ先に入らせてもらうわ』
「はい、どうぞ〜」
だめだ。がっくんと一緒にいるだけでドキドキしてしまう。バレてないかな、、
それにしても家主である自分よりも先に客である僕を入らせてくれるなんてどんだけ優しいんだよ。
僕が伏見家に泊まりに行き過ぎて僕のものが増えるのがなんだか嬉しく感じてしまう。付き合ってもないのに僕のもとの言ってるみたいで
「刀也さーん。ここにタオル置いとくなー」
『あ、はい!ありがとうございます』
「いえいえ〜、じゃあごゆっくり〜」
まったくこの伏見はどんだけ僕に尽くしたら気が済むのか、、他の人にもしてたらやだな、、
って何考えてんだ!僕!、、そろそろ上がるか、、
『がっくん上がったよ』
「ん、じゃあ入ってくるな!あ、あと髪の毛、ちゃんと乾かしとけよ?」
『分かってるよ、ほらはやく行ってきな』
「行ってくる」
お人好しめ。まぁ、言われた通り乾かしますか
、、あ、上がったかな
『おかえりなさい、がっく、』
「ん?どうかした?刀也さん」
そこには上半身だけなにもきていないがっくんがいた。
は、え?なんで上着てないの?ていうか意外と筋肉あるんだ、、
腹筋、しっかりしてる。かっこいい、、
「刀也さーん?聞いてる?」
『あ、は』
近っ
ドン!
「いてっもう、なにすんだよ〜」
『あ、ごめん、、。てかなんで上着てないの!』
「え?あぁ、ちょっと暑くて、、って何?もしかして見てたんすか?刀也さんのえっち!」
『は!?ちげぇよ!いつも着てるから不思議に思っただけだよ!!』
「はいはい分かりましたぁ」
『絶対分かってないじゃん!』
「だははwww着てくるから、怒んなってw」
『怒ってない!はやくしろ!』
「は〜い」
まじで危なかった。なんで僕が見てたって分かんだよ。こわ。
ってか顔あっつ、、バレたかな?バレてませんよーに!
「んじゃそろそろ寝るかぁ」
『うん、、わかった、』
「wおねむだなぁ。それじゃ刀也さんベッド使っていいよ」
『え、いや悪いよ。僕が布団にするよ』
「いや刀也さんお疲れっぽいし、いいよ。ベッド、使いな」
『でも、』
確かに僕は疲れてた。最近勉強、部活そして収録もあったから忙しかったのだ。
なんでそれががっくんにバレたかは分からないが折角譲ってもらったんだ。ありがたく使わせてもらう。
『、、ありがとうございます』
「ん、おやすみ刀也さん」
『おやすみなさいがっくん』
がっくんのベッドに入るといつもよりがっくんの匂いがして落ち着いた。疲れていたのもあってかすぐに僕は眠りについた。
『あの、がっくん話があるんですけど』
「どうしたんだ?刀也さん」
『、実は僕、がっくんのことが前から好き、でした』
「あー、、ありがとな刀也さん」
『!じゃあ僕と、』
「でも、ごめん。俺実は彼女がいるんだ」
『え、』
「だから、、、」
嘘だ。がっくんに彼女?そんなの知らなかった。何で言ってくれなかったの?いやだ、いやだいやだいやだ
『っ!』
あれ、今の、、夢?でもすごく現実的だった、、
がっくんどこだろ。寂しい、、怖い、
『がっくん、、』
「ーー!ーてーーたー」
『がっくんの、声、』
「ーんでーーしーらw」
ガチャ
『がっくん、、』
「あれ!?刀也さん!?どうした?」
『がっくん、ぼく、、ぼく、』
目頭が熱い。とっくの昔に涙は枯れたと思っていたのに
「あー、、ごめんな一回配信止めるな!」
あれ、配信中だったの?そしたらこれ結構やばくない?
「、、はい。刀也さんどうした?なんかあった?」
『あ、いえ、、別に、何もないから大丈夫、』
「嘘、泣きそうな顔してる。大丈夫だから、ほら、言って?」
『、、っ、その、少し怖い夢見ちゃって、起きたらどんどん、こわく、なっちゃって、』
泣きそうな僕の話を静かに聞いて、たまに相槌を打ちながら聞いてくれる。
「うん、そうだったんだな。怖かったんだ。刀也さんが嫌じゃなきゃ、、ほら、おいで」
そういい両腕を広げて僕を呼ぶ。嫌なわけない。言葉に甘えてがっくんの胸に飛び込む。
『ぐすっ、がっく、がっくん、、』
「ん、、大丈夫。怖かったな。よしよし。大丈夫だから」
がっくんの腕の中が心地よい。頭とか背中を撫でられたらだんだん安心して眠くなってきた。
『がっくん、、』
「眠い?いいよ、寝な。俺がいるから、安心して」
そうがっくんに言われて、僕はそのまま目を閉じた。
コメント
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剣持可愛いよ...