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えー閲覧者の皆様。芽郁です。
前回覚えてます?結局あの後クソ猫に嫉妬されて終わったんです。知らんけど。
(途中で嘘泣きしそうだったからチョコあげてやめさせたけども………)
あの後、偶然輝さんと会って我々だのチョコあげて、んで現在放課後。ユズは病院に行くとかで早く帰った。
「ふわぁ~~~。」
うっかり欠伸が漏れてしまった。午後は座学ばかりだったからこそ眠気が溜まりに溜まっている。
(○二家の飴買おかな。)
棒付きの飴は糖分取れるし、美味いんよなぁ。ペロペロキャンディは例外だけどー。
(甘すぎるっていう意味。)
「おい調子乗ってんじゃねぇぞゴルァ💢」
おやおやヤンキーの喧嘩ですかい。ぼくには関係n
「痛っ」
窓を開けて外を見ると、数人のヤンキーとクソ猫がいた。ヤンキーの手には釘バットがあった。あれでとどめを刺すつもりだろう。
(でもあれはあれでヤバいやん………)
本来無視してもいいことだが、釘バットは怪我を負ってしまう可能性がある。
ぼくは急いで窓から飛び降りた。
ぼくはスーパーチャクチかのようにアタックして、周りにいたヤンキー共もついでに腹パンを決めておいた。
後ろを振り向くと、クソ猫は顔を真っ赤にして、胸を手で押さえていた。
(熱でもあるんか?それとも………)
父さんのファンを見てきたからこそ、他人の恋愛感情はわかりやすくなってしまっている。
(多分クソ猫はぼくに惚れたんやろうな………)
ならそろそろクソ猫って呼ぶのはやめにすべきだろう。
(ショッピって呼ぶか。)
そう考えていると、
「おーーーい!!芽郁ーー!翔ーーー!!」
と修司が呼んでいたことに気づいた。