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今回の物語はシュン様のリクエストを基に作りました。
リクエストありがとうございます!
では、本編へどうぞ!
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北斗side
北斗「痛っ…」
今日はドラマの撮影と雑誌の撮影、最後にメンバーとYouTubeを撮る。
なのに、頭が痛い。 でも、熱は無いから重い身体を動かして頭痛薬を飲んで仕事場に向かった。
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何とかドラマと雑誌の撮影を終えて、あとはYouTubeだけになった。
頭痛薬飲んだのに効いてないの!頭痛いよぉ
早く着いちゃったから楽屋は1人。ちょっと寝ててもいいかな?
髙地side
YouTubeの撮影があって楽屋まで来たけど…
何この状況。
今、俺の目の前にはソファで寝てる子供がいる。見た感じ3歳くらいかな?
髙地「なんで?」
思わず声が出てしまった。すると、
??「……んぅ」
髙地「あっ」
??「うっ、うっ…うぁぁぁぁん」
俺の声で起きて、その上泣いちゃった! どうしよ、とりあえず泣き止ませるか。
髙地「ごめんね、びっくりしたね。怖くないよ?おいで」
そう言いながら俺は子供の前で手を広げた。俺から行くと余計に怖がると思ったから。
??「うぁぁぁぁん、トコトコ」
泣きながら小さな足でトコトコと歩いて来る。 可愛い!
髙地「よいしょっ。大丈夫大丈夫、ヨシヨシ」
??「うぁぁぁん…ヒクッ、グスッ」
抱っこして優しく背中を撫でてあげると少しずつ落ち着いて来た。
ガチャ
ジェシー「Good morning! AHAHA!」
??「ビクッ、うっ、うぁぁぁん」
髙地「もう!ジェシー!」
せっかく落ち着いて来たのに、今の声でまた泣いちゃった。
ジェシー「え、あっ、ごめんね」
髙地「うるさかったね、大丈夫大丈夫、ヨシヨシ」
泣いてるこの子をあやしていると次々に声が聞こえて来た。
樹「どうした?その子」
慎太郎「髙地、その子誰?」
大我「なんで楽屋に子供がいるの?」
髙地「そんな一気に聞くな。俺が来た時にはいたんだよ」
少しこいつらに苛立ちを覚えながら俺は4人にここに来た時の事を話した。
樹「じゃあ誰か分かんねぇな」
大我「迷子かな?」
髙地「分かんない」
慎太郎「ねぇ僕、名前は?」
泣き止んだところで慎太郎が声をかけるけど全く答えない。なんなら抱っこしてる俺の胸に顔を埋めてる。
髙地「お名前言える?」
試しに俺が聞くと、俺にしか聞こえない小さな声で話してくれた。
??「まちゅむらほくと…」
髙地「松村北斗?」
北斗「…コクッ」
北斗以外「えぇー!!!」
びっくりしすぎて全員が大きな声をあげた。
北斗「うっ、うっ」
髙地「ごめんごめん。泣かないで」
声に反応して泣きそうなのを必死に止めた。
どういう事?ほんとに北斗なの? 全員の頭に疑問が生まれる。
大我「1回北斗に電話しよ。もしかしたら同じ名前なだけかもしれないし」
ジェシー「確かに」
樹「じゃあ俺がかけるわ」
そう言って樹が電話をかける。
ブーッブーッ
慎太郎「……ねぇ、あったよ」
部屋の端に置かれた鞄の中からバイブ音のするスマホが見つかった。しかも、画面には“樹”の文字。
ジェシー「それ北斗のスマホじゃん」
樹「てか、鞄も北斗のやつ」
髙地「てことは、ほんとに北斗なの?この子…」
全員の頭が真っ白になった。
ー続くー