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オークショニア「さぁ次は30名の男だ!
落札する人は居ますかー!?」
客「5万!」
客「36万、」
ザワッ、と会場が沸く
まぁ、大金だもんな
オークショニア「36万!36万が出たぞ!
他に居ますか?」
イサ「50万」
ざわわッ、さっきよりもざわつく
依頼報酬が100万だから別にな…
オークショニア「50万!50万で落札だー!」
また歓声や拍手が聞こえる
それは先程とは違い、自分に向けられている
そして、スタッフと思われる人が
近づいてきて、説明を受けた
裏まで案内してくれるらしい
…裏はとても不潔で、
人生に絶望して下を向いている子たちばかりだ
スタッフ「こいつらです。
首輪はお渡しいたします。
お買い上げ、どうもありがとうございます
どうぞご贔屓に」
イサ「…どうも、」
グサッ
そう言ってから、
後ろを向いたスタッフをナイフで刺す
紅い血しぶきが舞う
私が買った子どもたちはとても驚いているようだ
?「…ッぇ゙…」
声がかれている…
水をあまり飲めていないのだろう
おそらくだがまともな食事も取っていない
栄養失調なのがよく分かるし、
やせ細っている
服もただの布を服に巻いただけのようだ
年は…中学生ほどだろうか、
イサ「怖い思いさせてごめんね、
一旦ここから脱出しよう」
爆弾は仕掛けた、
後はすべての子供達を連れて逃げるだけっ!
イサ「『祈りの効能』・『守護』」
私は目を閉じ、祈る
そしたら薄い空色の光がポワポワ出てきて
子どもたちを包んだ
私は…いらないよね、
これで爆発に巻き込まれたときの保険はおk
?「…ぇ…?」
イサ「よし、
『祈りの効能』・『地上への道[アースロード]』」
私はまた奇跡を祈る
そして足元から光の道ができ
天井を壊し、地上への光の道がつながった
?「これ”、は…?」
イサ「上に行ける?
あ、枷は外すね、」
そう言い、足枷を外す
転んだら危ないから手枷も
?「…?」
イサ「この道で上登って逃げて、
爆発させるから、」
?「ご主人、様は…?」
イサ「ほかを見てくる、
私が嫌なら逃げて良いよ、」
?「…ぁ゙の…」
イサ「、?」
袋をかぶっている男の子が
話しかけてきた
?「ぃ゙ナリさん”を、助けでッ、」
涙を目に溜め、懇願してくる
イナリさんって…?
?「狐の”、お面をし”、てて
女の、子で…」
?「トラゾー…」
イサ「…」
私は無言でその子を撫でて、
自信満々にこう言った
イサ「任せな」
?「!、おねが、い゙、します…」
イサ「じゃあ、早く逃げててね」
その言葉を言い放って、
返答をまたずに奥へ走る
スタッフたちは殺しつつ、ね
手前はさっき見てたけど、
女の子はいなかった
狐のお面なんて、すぐわかるだろうし
?「…」
イサ「居た!」
?「ぇぁッ(ビクッ」
イサ「あ、ごめん、驚かせちゃったね」
?「あ…なた、は…?」
イサ「とある人に頼まれて
「イナリさんを助けて」ってね、」
inr「ッあ、トラゾー、殿…?」
イサ「いま手枷と足枷外すね」
泣いてる女の子を慰めながら
地上への道のところまで連れて行く、
イサ「じゃあね、」
inr「…あり、がとう…ござい、ます…」
そう言い上へ歩くイナリちゃん、
見えなくなるまで待って、
私は能力を発動する
イサ「『生命の消滅』・『爆』」
ボッガ-ンッ
爆発する音が四方から聞こえた
奴隷の子たちは全員逃がしたし、
残ってたのはイナリちゃんだけだったようだ
そして私は、爆弾の起爆スイッチを押す
会場ごと爆破しよう
イサ「『事象の改変』・『ガス爆発』」
これは、ガス爆発として
処理される
知っているのは…あの奴隷の子たちだけだろう
祈ってるイサ↓