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俺は奴隷。
親が膨大の借金を負い、
売られた
ここでの生活は「地獄」というのに相応しかった
詳しくはepisode.1の？？？視点(((
そして、とうとう俺達が売られる日が来た
1回目のオークションでは買われなかったけれど…
1回目で買う人はそもそも少ない
2回目、俺達は50万で買われた
買った人…御主人様は獣耳が生えている獣人で
きれいなミルクティー色の髪をしていた
…きっと、良いところのお嬢様なんだろうな…
そんな事を考えていたら
御主人様は、支配人を、刺していた
ナイフで一刺し、
血が飛び散る。
pn「…ッぇ゙…」
ぺいんとが驚きの声を出す
俺達も口を開けて言葉を失った
？「怖い思いさせてごめんね、
一旦ここから脱出しよう」
そして彼女は
優しい声で、心配そうな顔でそう言った
脱出なんて、考えたことなかったから
？「『祈りの効能』・『守護』」
彼女はそう唱える
美しい姿で、
周りには光と蝶が舞っている
その蝶は1人1匹、俺たちのところに来て
消えた。不思議と、体が強くなった気がした
nk「…ぇ…？」
nakamuさんが困惑の声を出す
俺達は…美しさに、見惚れてしまっていた
？「よし、
『祈りの効能』・『地上への道[アースロード]』」
そして、また祈る
その姿はきれいで、
ずっと見ていられる
この時間がずっと続けばいいのに…
trk「これ”、は…？」
たらこさんが問う。
光の道ができていて、
上まで続いていた。
…綺麗だった
この光は、暖かかった
？「上に行ける？
あ、枷は外すね、」
そう言い、足枷を外す御主人様
手枷も外してくれた。
なんで、？
俺等、逃げるぞ、、、？
え、、、？
sho「…？」
？「この道で上登って逃げて、
爆発させるから、」
ば、爆発！？
最初から…目的は、
ここを滅ぼすこと…？
さっき支配人を殺したことにも合点が着く
ht「ご主人、様は…？」
？「ほかを見てくる、
私が嫌なら逃げて良いよ、」
tr「…ぁ゙の…」
あぁ、うまく声が出ない
絶対に、言わなきゃ、
今じゃなきゃ、あの人が、
？「、？」
彼女は、ゆっくり俺が話すのを待ってくれている
時間はあまりないはずなのに
優しさ、という温かさを感じた。
tr「ぃ゙ナリさん”を、助けでッ、」
涙が出そうだった
イナリさんが…イナリさんを、
助け、て…
tr「狐の”、お面をし”、てて
女の、子で…」
頑張って稲荷さんの特徴を話す
見放されるかもしれない
断られるかもしれない
krna「トラゾー…」
？「…」
残念そうな目で俺を見るクロノアさん
クロノアさんも「助けてくれるはずがない」
って、思っているのであろう
でも、少しでもッ希望があるならッ
…そしたら、彼女は優しく俺の頭を撫でて
？「任せな」
と、とても優しい声で言ってくれた
tr「！、おねが、い゙、します…」
心底安心した
この人なら、信じてもいいと思った
？「じゃあ、早く逃げててね」
返答しようと思った俺をおいて、
彼女は走り去っていった
sn「はゃ”っ！？」
枯れた声でしにがみさんがそう言う
tr「…」
あの人に、任せよう
やけに優しい
俺たちの新しい御主人様に
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