注意*
・私の妄想でしかありません
・オリジナル主様がいます
(まだ見つかっていない設定です)
・苦手な人は閉じて下さい
ールカス視点ー
💍「お久しぶりです。ルカスさん。」
🍷「……リラさん、お久しぶりですね。」
私の言葉に他の三人は「この人が…」という顔をした。まぁ、口頭で聞いただけであるからその反応になるのは仕方ないだろう。
🍷「しかしリラさん、ギリギリまで気配を消して来るのは私たちの心臓に良くないのでやめていただきたい。」
💍「おや、それはごめんね。昔からの癖だからなかなか抜けなくてね。」
前会ったときに比べ、話し方がだいぶ固いのが気になるが今はスルーしよう。
🦋「貴方がリラさん…。」
💍「はい、リラ・ロペスです。」
🦋「フェネス・オズワルドです。」
⭐️「ラムリ・ベネットでーす!」
🦾「……ボスキ・アリーナスだ。」
💍「ふむ、前のメンバーとは違いますね。」
🍷「はい、クジで選ばれたメンバーですが、信頼できる者です。心配いりません。」
💍「そう、でも貴族の馬がいるようだとカラスに聞きましたが、まさか貴族に伝えたのですか?」
その言葉に一瞬で空気が凍る。彼女の目は疑いと怒りが混ざりあった色をしていた。話し方が固いのも距離を取るためなのか?
⭐️「ちょっとー!いきなり僕たちを疑うとか失礼過ぎない!?僕らが貴族たちなんかにわざわざ伝えるわけないじゃん!」
ラムリくんの怒りも爆発する。それもそうだ、彼は私とのお出かけを彼らに壊された挙げ句、それを自分たちのせいにされたのだから。しかし今回はこちらの落ち度が原因だ。
🍷「すみません、何処からか情報が漏れていたようです。もちろん、故意ではないとは言え間違いなくこちらのミスです。私たちを信用できないということであれば帰ります。」
💍「……やはり貴族の追っ手でしたか。」
🦋「え?分かっていたのですか?」
💍「はい、カラスに確認してもらいました。それを分かった上で貴方たちを試しましたのです。すみません。」
🦾「……ようはこちらを全くに信用していないということだな?」
🦋「ちょっとボスキ!?」
出会ってからずっと彼女を睨むように見ていた彼の言葉にフェネスくんは驚く。
🦾「そういうことだろ?言っとくが、俺もアンタを信じていない。」
💍「別に構いません。それはこちらも同じ、私はこの森での生活が守れれば良いです。」
少しピリついた空気に耐えられなくなったのがラムリくん。
⭐️「もぉ~!ボスもリラっちも仲良くしてよね!」
ラムリくんの言葉に動揺するリラさん。ボスキくんも少し拍子抜けたようだ。
💍「リラ、っち?それは私のことですか?」
⭐️「そうだよー?”リラさん”なんて固いもん。あと敬語もなし!それにルカス様にはもっと柔らかい話し方をしてたって聞いたんだけど?」
💍「それは…正直に話しますと本来の話し方はこっちなのです。」
🍷「そうだったのですか。では何故前回はあのような話し方を?」
💍「エルに教えてもらいました。あちらの方が初対面では接しやすいと。」
🦋「なるほど。ではリラさんの話しやすい方で大丈夫ですよ。」
💍「ありがとうございます。」
⭐️「あのさ、ずーっと気になってたんだけど、”カラスに聞いた”ってどういうこと?」
🦋「俺も気になっていました。リラさんはカラスと話せるのですか?」
💍「…?カラスだけでなく他の動物とも話せますが?」
さも当然のように話す彼女に此方も首をかしげる。
💍「とりあえず中に入りましょう。私たちの家まで案内します。さぁ皆さん隣同士で手を繋いで下さい。」
彼女の指示通り、 フェネスくん🤝ボスキくん🤝ラムリくん🤝私という風に手を繋ぐ。
そして彼女は前回のように手を祈るように組み、言葉を発する。組んだ手をほどき光に包まれた彼女はフェネスくんと私の手に手を重ねた。
光は私たちも包み込み消える。
すると、今まで聞こえてこなかった音が聞こえてくる。鳥のさえずり、動物の鳴き声。
💍「上手くいきましたね。人と行うのは初めてなので不安でしたが良かったです。では行きましょう。」
何がなんだか分からないが、それはきっと三人も同じ、とりあえず彼女に着いていく。質問したいことが増えてしまったが、みんな許してくれるだろう。そんなことを考えながら私たちは森の中に足を進める。
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