テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
【隣の席の月島くん】
あ やばい 教科書忘れた……
こういう時って普通隣の人に借りるよね?!
あーもうしょうがない 一か八かだ!!
「あ、あの月島くん!!」
「……? どうしたの〇〇さん」
「き、教科書忘れちゃったから見せて欲しいです…」
「…」
ちょっと嫌そうな驚いた目でこちらを見ながら
「……い いよ」
ええほんとにいいのかな そんな目で見られたら泣く
「あ、ありがとう!!」
あー終わったー 嫌われたかもしれない泣
「ほら、ぼーっとしてないで 机、くっつけるでしょ…?」
「え、あ、うん」
ん……???? 好きだ
ああつい本音が
てかやばい!!距離近すぎる!!まつげ長!!
なんでそんなイケメンなの!!やばいって!!
「……ねえ、当てられてるけど というかなんでそんなにこっち見てくるの…」
ん?
「え?」
先生「おい〇〇聞いてるのか??ここの問題答えてみろ」
「え、あ、はい!!えーと……」
んー、やばい!!分からない!!
助けを求めて隣を見ると すごく嫌そうな目をしながらこちらを見てくる月島くんがいた泣
「…23」
「え?」
「っ……だから、答え23って」
「あ!えっと23です!!」
先生「おー正解だなじゃあ次___」
まって月島くんが答え教えてくれた???!
「あっあの!答え教えてくれて ありがとう!!」
「…別に」
うわツンデレ?!最高なんだけど!!
「そんなことよりちゃんと授業聞いときなよね…」
「あっそうします…」
月島くんとほんの少しだけ距離が縮まった日でした_