どうもストレス溜め込み人です。りとさん誕生日おめでとうございます。先に謝っておきます。すみません。
注意事項
軍パロ・記憶喪失パロ
二人以外の陸海家ほぼ登場しない
誤字脱字・キャラ崩壊あり
出来るだけ投稿頑張ります
結構ぐだぐだ
それでは、スタート
紫side
銃弾の嵐を、背負ったりとさんに当たらないよう潜り抜ける。もうすぐ国境を越える。森の中なので、越えたら見つかりにくいだろう。
「りと、さん,,,!大丈夫、ですか?」
走っているため、言葉がつまる。傷だらけのりとさんからは返事がない。気を失っているのだろう。
『次、右に避けて!』
幻覚達のナビゲートを元に後ろからの銃弾を避け続ける。といっても、りとさんを背負っているため、何発かは当たってしまう。その内、追手を撒き隠れ家へと入る。何故こんなことになり、りとさんがボロボロになってしまったかなんて、思い出しただけで胸が痛くなる。
「りとさん、すいません。自分がもっと早く,,,いや、謝罪は目が覚めてからで、今は手当てを,,,」
救急箱を探して、りとさんの怪我を丁寧に処置していく。幸いなことにほとんどの怪我が浅く、致命傷はない。包帯を巻き終えると、待ってたかのように意識が朦朧とした。自分の怪我は適当に消毒して包帯を雑に巻く。その後は、りとさんの隣で寝てしまった
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誰かに体を揺すられ起きると、りとさんが心配そうにこちらを見ていた。
「,,,大丈夫、?」
「りとさん、目が覚めたんですね!傷は深いものもあるのでもう少し安静にしていてください。何か食べる物を持ってきますから」
疲れた体で食べ物を取りに無理矢理立ち上がると、りとさんに呼び止められた。
「あの,,,さっきから気になってたんだけど」
「なんでしょうか?」
「その,,,誰、ですか?」
突然そんなことを言われ、頭が真っ白になってしまった。覚えていない?忘れてしまった?
『紫!とりあえず、何処まで覚えているか確認した方が良いんじゃない?』
はっと我に返りりとさんへ何個か質問する
「自分の名前は覚えていますか」
「りと、だよね」
「なぜ怪我をしたか覚えていますか」
「ううん」
「硬貨の価値はわかりますか」
「うん。銅貨十枚で銀貨、銀貨百枚で金貨」
「住んでいた国はどこですか」
「,,,覚えてない」
「では,,,自分の事は、知っていますか、?」
「,,,ごめん、なさい。それも、覚えてない」
「そうですか,,,」
正直泣き出してしまいそうだ。今の自分にはりとさんしかいないのに。だがこれは好機だ。りとさんがあの事を覚えていないということなのだから。申し訳ないが嘘をつかせてもらおう。
「では、改めて自己紹介ですね。自分はゆかり。りとさんの,,,仲間です」
「ユカリ?であってる?」
「発音はお好きにどうぞ。まず、りとさんが怪我した原因ですが,,, 」
りとさんには、次のように伝えた。りとさんは元々旅人だった。自分は旅に同行しており、この家は一時的に借りたもの。国境近くを歩いていると抗争に巻き込まれてしまった,,,もちろん全て嘘である。自分達は軍人で,,,りとさんが酷い目にあった。それだけは確かだ。だから、もうあの国にはいられない。行ってはいけない。離れないと、りとさんを連れて、どこか、遠くへ
「そんなことが,,,」
「りとさん、記憶を失くしているのは残念ですがもう一度この国をまわりませんか?」
旅をすればいい。あの地獄に戻るよりマシだろうから
コメント
6件
金貨の価値草 ちゃっかりこの設定の説明されててよくできてるわぁ...
すげぇっす。 ほんと尊敬です。 今日からストさんに足向けて寝れねぇ()