皆さん、こんにちわこんばんわ!
今日はリクエスト作品です!!
推華さんリクエストありがとうございます🙇♀️
もし小峠さんが京極組に入ってたらというifストーリーです。
注意
・くがかぶ(久我さん✖️小峠さん)
・シガーキス(煙草と煙草でキス表現あり)
・小峠さんが京極組に入ってる
・誤字脱字
・キャラ崩壊
それでも良いという方のみお進み下さい🫲☺️
俺の名前は小峠華太
京極組に入っている極道だ。
(もう、10年は経つのか)
俺が極道になってから10年は経った。
「ふぅ…」
煙草を吸いながら昔を思い出す。
小さい頃会った極道の爺さんに極道の魅力を教えられた。ガキだった俺は、親が仕事人間だった為あまり構われなく、そこで会ったのが極道の爺さんだ。爺さんと接してるうちに自然と極道に憧れを持った。高校に入るにつれグレ不良になり、卒業と同時に家を出た。行き場もなく歩くと黒焉街に着き、そこで絡まれた奴に喧嘩を売られ為、相手をボコっていたら、そこに大園の兄貴が現れ京極組に誘われた。
まぁ、そこで反発した俺は、普通に負けて半ば強制的に組に入れられたけどな。
「小峠の兄貴!休憩中すか?」
物思いに耽っていたら久我が話しかけて来た。
「あぁ…お前もか」
「はい!」
そう気持ちのいい笑顔で答えるこいつの名前は久我虎徹。戦いの面で言えば天才だ。まだ若いと言うのにすぐに京極組の主戦力にまでなった期待の新人だ。
そして、俺は凡人。いくら努力しても天才には敵わない。こいつに嫉妬した時も少しくらいはあった。
久我が入って来てから京極組は変わった。今までは汚ねぇシノギをしてきたのに、それが一切というわけではないが少なくなった。そして、あの海瀬と相良を変えちまった。この事に関しては、本当に感謝している。俺は、何も出来ていなかったからな。
「久我」
「はい?」
「今日は、飲みに行かねぇか?勿論、俺の奢りだ」
「マジっすか?!勿論行きます!」
何もしてない俺をこいつは尊敬してると言ってくれた事がある。その時は嬉しさや罪悪感が俺の中にあった。だが、無くなったものは嫉妬。俺を尊敬してると言った奴に嫉妬するのも馬鹿らしいと思ったからだ。
そんな事を考えていたら煙草が無くなった。
しかし、一本だけでは物足りなく自分の腕時計を見る。時間的には、まだ余裕がある。
(もう一本吸ってくか)
煙草をもう一本取り出して、ライターで火を付けようとする。だがカチッ、カチッと何度もやっても火が付かず、オイル切れだと分かると残念に思えた。横目でチラリと隣にいる久我を見る。
(しょうがねぇ、久我から貰うか)
「久我」
「どうしました?」
「ライターのオイルが切れた火ぃくれ」
「はい」
そう言って久我がポケットからライターを取り出そうとした。
「いや、そっちでいい」
「えっ」
久我がこちらを向いたので久我が咥えてる煙草と自分の咥えてる煙草をくっ付ける。
上手く火がついたようで、そのまま煙草を吸い白い息を吐き出す。
「ありがとな、助かった」
「い、え、お役に立てて良かったです…」
久我は、驚いていたが直ぐに煙草を吸い出した。ただ一つ可笑しな事に目を手で押さえ天を仰いでいた。
(どうしたんだコイツ)
と見ていたら、スマホが振動と音を立てた。画面を見れば舎弟の誰かがミスをしたので直ぐに来て欲しいとの連絡だった。多分、ミスをしたとなれば大抵、書類の計算ミスやパソコンの扱い方とかだろう。
舎弟の中には、学校には行っていた奴も居るが数多は真面目に授業を受けてないし基礎知識がない。だから、舎弟には、何から何までみっちり教えなきゃならない。
「はぁ…」
溜息を吐き、吸ったばかりの煙草を消す。勿体ないとは思いながらも一つのミスは、何に影響するか分からない為、すぐに行かなければならない。
「…小峠の兄貴。休憩終わりですか?」
「あぁ、舎弟の誰かがミスしてな」
「あ〜、そうですか。お疲れ様です」
苦笑いで、自分に労いの言葉をかける久我を少し面白く思い笑って返す。
「はは、ありがとな」
そろそろ行かなければと思い早足で、その場を去った。
「はぁぁ〜〜〜」
小峠が去ったの確認した後、久我は大きく溜息を吐いて、その場にしゃがみ込んだ。
顔は隠れているがよく見れば耳が赤くなっており隠れて顔を見なくても彼が茹で蛸のように赤くなっているのが分かる。
(あの人マジでなんなんだ?!あれは、ワザとなのか?俺を揶揄ってんのか?!それとも無意識?本当に恐ろしい)
この様子を見ると分かるように期待の新人こと久我虎徹は、兄貴分である小峠華太に恋をしているのである。
(だが、今日飲みに行けることになったのはラッキーだ。出来れば今日は少しでも進展したい!)
久我は、奥手な男ではない。
よく聞く話では、同性を好きになると相手との関係を壊すのを恐れ好きだという気持ちを隠したりすることがあるが、この男は全くそんなこと思ってもないし考えたこともない。
もし、そうなったとしてもアプローチをしまくり本気で堕としにいこうとするだろう。
しかし、この男は今の場合アプローチにもとい口説いたりもしていない。何故なら、この男は、今まで小峠華太にアプローチし一切伝わらず玉砕してきた女達を見ているからだ。
あれで伝わっていないなら小峠華太は鈍感の中の鈍感。小峠がそのアプローチに気付いていたとしても自分は極道だからと断っているだろう。
一度、本人から聞いたことがある自分は家族や恋人は持たないのだと今まで、それで危ない目に遭ってる奴や家族を置いて行った奴をよく見てきた。だから持たないのだと。
だが、久我には関係ない。それに自分は極道で裏の人間なのだ。死ぬつもりは毛頭ないが死ぬ時が来ても覚悟は出来ているつもりだ。そして、小峠も何かあった時は守り切るという覚悟もできている。
「待っててくださいよ。小峠の兄貴。」
そう呟く彼の目は絶対に逃さないという意志があり爛々と輝いている。
絶対に堕としてやる
ここまで読んでくださり、ありがとうございます!!😭😭
飲みに行く話は、また書きたいなと思ってます!
いやぁ自分がシガーキス好きなんで無理矢理入れた所存です😂
改めまして、推華さんリクエストありがとうございました😭🙏
期待に添えてるかは分かりませんが少しでも楽しめていただけると嬉しいです!
コメント
6件
シガキス素晴らしいし推しカプだしもう最高!ほんとに小説書くの上手だね👏👏💕︎
おっっ腐 最高すぎかよ、、小峠の兄貴は絶対鈍感なのわかりすぎる、、