初めての・・。

今夜は電気を消してほしいと阿部が言う。

目黒は勿体無いから嫌だと言う。

身体が敏感になってて恥ずかしいから、変な声も出そうだしと阿部が言う。

じゃぁ、間接照明にするからと言って部屋の電気を消した。

余計に色っぽく見えるけど阿部には言わない。

目黒ーこれでいい？

阿部ーん。

目黒ー亮くん、可愛い。

阿部ー言うな、今夜は持たないかも。

目黒ー何度でもいい。

阿部ーやだ。

目黒ー亮くん、わがまま〜。

目黒は阿部のTシャツを脱がせた。

ふるりと阿部が震える。

阿部に跨ったまま目黒もTシャツを脱ぐ。

覆い被さりながら首筋にキスをして胸を撫でる。

阿部は指を噛み声を抑えている。

目黒ーダメ、指に歯型が付く。

阿部ーゃ・・ん・・。

目黒ーどこ触ってもいい声が聞けそう。

阿部ーばか・・ゃ・・ん・・。

目黒ーまだ何もしてないよ？

阿部ーだから、今夜はダメだって。

阿部の言うことなんか聞かない。

目黒は鎖骨を舐め胸の飾りを優しく弄る。

身体を捩りながら阿部が抱きついてくる。

阿部ーん・・っ・・はぁ・・っ・・。

目黒ー色っぽくてクラクラする。

阿部ーゃ・・ば・・か・・。

目黒ー亮くん、脱がせるよ？

阿部ー言わなくていい！

2人とも生まれたままの姿で重なる。

阿部のものはもう立ち上がりかけている。

簡単に触ってやらない。

目黒はキスをしながら腰を撫でた。

阿部ーん・・ふ・・っ・・。

目黒ー声を聞かせて？

阿部ーん〜ん。

目黒ー可愛い声を聞かせて？

阿部ーゃ・・はぁ・・はぁ・・。

目黒ー感じるんだ？

阿部ーん・・ふっ・・。

噛んでる指を外しキスをする。

しがみついてくる。

いつも優しく抱いてるけど、今夜はどうしようか。

目黒は乱れる阿部が見たくなった。