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｢初兎ちゃーん!次の任務の指令がきたよー!!｣
屋敷の外から大声でほとけが初兎を呼ぶ。その声は向こうにも聞こえていたようで、
｢うっさいわ、どんだけ大声出すきやねん!｣
初兎が出てきた。頬には少し砂糖がついている。
｢初兎ちゃんまた飴細工食べてたの?太るよ～!｣
｢だから俺は元々太りにくい体質やねん、それに運動もしとるんや。どこぞのないちゃんと違って体重も変動してなｲﾃﾃ!｣
初兎がほとけに反論しているなか、それを止めるものがいた。
そう、我らがリーダーないちゃんことないこだ。
｢お前ら黙って聞いてりゃ好き放題言いやがって…。さっさと鴉と任務に行ってこーい!!!｣
縁側の扉をﾊﾞｯと閉め二人を外に放り投げるないこ。流石現花柱の腕力は伊達じゃない。
｢あーあ、初兎ちゃんが余計なこというからぁ。｣
｢お前なぁ…よし行くぞ。｣
ﾋﾞｭｵｫと花弁と共に風が吹き、風がやむ頃には二人の姿は消えていた。
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