TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

心身共に限界で、でも今更やっぱりお触り禁止はなしです。なんて言えなくて。


相変わらずクロノアさんは俺との接触は最低限しかないし。

1人でするのはダメだという言いつけを守る俺も俺だけど。


きゅっとナカが寂しい。


「(俺をこんな身体にしたのに…、俺はもうクロノアさんなしじゃ生きていけないのに…)」


あの人は平気な顔をして。


「ぅ…」


誘い方なんて分からない。

いっそのこと押し倒してしまったほうがいいのかとも思うけど、それを全力で迷惑そうに拒否されたら立ち直れない。

言ったことは変えないのがクロノアさんだ。


鏡に映るのは情けない顔した俺。

ゆらゆらと揺れる緑の目は不安そうな色をしていた。


タオルで顔を隠して首を横に振る。


「ダメだ…」


リビングに戻るとソファーに座るクロノアさんはタオルを肩にかけてスマホを触っていた。


「あ、おかえり」


「ただいまです」


目線はスマホに落とされたまま。

スマホを見るその表情はいつも俺に向けてくれるような柔らかいものだった。


「っ…」


誰に、そんな表情向けてるんですか、


心で思っていても口から出るのは空気が出ていく音だけ。


「…ふっ」


小さく、クロノアさんが笑った。


「!!」


それを見た途端心のキャパを超えてしまった。


ソファーに座るクロノアさんを押し倒して馬乗りになる。


「…トラゾー?何してるの、退いてよ」


クロノアさんはスマホをローテーブルに置いて俺を見上げる。


「嫌です…」


クロノアさんの肩にかかっていたタオルも、俺が頭にかけていたタオルもフローリングに落ちてしまった。


「お触り禁止なんだろ?何してんの」


俺の下から這い出そうとするクロノアさんの肩を押さえて半ば強引にキスをした。


「んぅっ」


「っ!」


口は開けてくれないから啄むようにしかできない。

何も返してくれないクロノアさんに、悲しくなってきて涙が滲む。


「、ふ…ッ」


「……トラゾー、退けないと俺怒るよ」


「ゃ…だ…っ」


俯いて首を小さく振った。


「………はぁ」


面倒くさそうに溜息をつかれてびくりと肩が跳ねた。


嫌われた、幻滅された。

気持ち悪がられた、はしたないって思われた。

我慢のできない淫乱な人間だって思われてる。

自分の言ったことが守れない堪え症のない奴だって呆れられた。


なのに、触れる体温に安心して心地が良くて。

ボロボロと落ちる涙は悲観と多幸のせいだ。


「クロノアさん…俺、やっぱ、我慢できないです…」


落ちる涙はクロノアさんのTシャツに吸い込まれていく。

きっとこの人の目に映る俺は泣いていてどうしていいか分からず困惑して、それでも触れたことで我慢してきた分欲情した顔をしていることだろう。


「……そう。じゃあ、禁止のやつ撤回するの?」


こくこくと何度も頷く。


「………」


クロノアさんは無言になって何もしてくれない。


「(あぁ…やっぱりダメなんだ…。さっきのスマホでやり取りしていた人のとこに行っちゃうんだ…)」


途端に押し倒して襲おうとしたことが虚しくなり、誘おうとしたことに羞恥心が湧いてくる。


諦めて馬乗りになっていたクロノアさんの上から言われた通り退けようとした。


そう思って退けようとしたら腰を掴まれて逃げられなくされた。


「…へ…」


「なら俺のこと、その気にさせてみてよ」


「ぇ…?」


「こうやって襲ってきたんだから。…はい、続きどうぞ」


俺の腰を掴んだまま寝転ぶクロノアさんは翡翠の目を細めた。


促されてもこの人以外とこんなことしたことないから誘い方もどうしていいかも分からない。


「トラゾーが主導なんだから、俺にして欲しいこと言ってくれたらするよ?」


クロノアさんはぐるぐると混乱してる俺に優しいように見せかけて全く優しくない言葉をかけてきた。


「ダメって言ったのも、我慢できないって言ったのもトラゾーなんだから」


「っ…!!」


して欲しいことが分からない。


「あ…ぇっ、と…」


してあげたいといつも思うことがあっても、いざ行動に移そうとするとできなくて。


「………何もしないなら退いてね。上に乗っかってるだけのトラゾーに構ってるほど俺暇じゃないから」


こんな冷たい言い方されたのは初めてで引っ込んでいた涙がまた落ちる。


「ぁ、…ぅ、…き、キスしたいです…、クロノアさんと、ちゃんとした、キスが、したい…」


「さっきのじゃ物足りないの?」


我儘で満足ができないって笑われてる気がした。


「く…くち、あけて、ほしいです…っ」


「こう?」


小さく口を開けたクロノアさんのを自分の口で塞ぐ。


「んぅ、っ…ふ!」


舌を動かしてクロノアさんの舌に絡めた。

いつもしてくれるやり方を思い出しながらする。


「は…ッう…ひ、っ…ふぁ…っ」


怖くて目が開けられない。

もし冷めた翡翠と目が合ったらと思うとぎゅっと目を固く閉じて、クロノアさんの真似事をするしかなかった。


「っ…、つ…」


クロノアさんは俺の動きに合わせて呼吸をしてるだけ。

ホントにその気にならないと何もするつもりはないようだった。


「ぷはッ…」


肩で軽く息をする俺と余裕そうなクロノアさん。

俺とスるの足りないって言ってたのに。


ズキズキする胸の痛みを誤魔化しながら体を下にずらす。


同じシャンプーやボディーソープを使っているのに、クロノアさんの匂いは違うように感じた。


彼のハーフパンツと下着をずらす。

ソコは微かに反応してるだけで、いつも俺をわけが分からなくなるくらいに暴いて貫く凶暴さはなかった。


「(フェラなんて、させてもらったことない…俺ばっかされてたから…上手にできるか分かんねぇよ…)」


両手でそっと握り先端を口に入れる。

これも見様見真似だった。


「んむ、っ」


ぴくりと反応しただけで全然勃たない。


「ふ、っ…んぅ…はァ…ッ」


「(なんだこの虚しい時間は…)」


俺ひとりが求めてるみたいで。


「はふ、ッ…む、ン…っ」


上手なのかも下手なのかも分からない。

何も言ってくれないからどうすればいいか分からない。

分からないことばっかりで。


手を使ったり、舌を使ったりしているうちに疲れてきて動きが緩慢になる。


反応していたクロノアさんが少し硬くなってきたものの、いつもに比べればだった。


口を離して自分の息を整える。


「(やっぱり、もう、やめよ…こんなの、)」


体を起こしてクロノアさんを見下ろした。


「…すみ、ません……俺にはで、きないです…」


この人を誘うことも、満足させてあげることも。


「やめ、ます……クロノアさんも、俺なんかより…ちゃんと満足させて、もらえる人のとこに行ってください…」


我慢しかさせない俺なんかといても、クロノアさんの為にならない。

自分で言って、自分で破るんだもん。

こんな人間なんかより、もっといい人いるし。


付き合えたのだって、俺のことを可哀想に思ったからかもしれない。

わざわざ面倒な男に付き合うよりも、可愛くて綺麗な女の人のほうがいい。


「ごめんなさい、上乗っかって。重かったですよね…?すぐ退けます…」


クロノアさんの下を整えて、上から退ける。

背を向けたままフローリングに落ちた2人分のタオルを拾う。


こんな気持ちになるなら初めからしなきゃよかった。


「おやすみなさい。クロノアさ…」


手を掴まれて引き止められる。


「トラゾー言ってたじゃん。我慢できないって」


「そっ………っ、いえ、クロノアさんが嫌だと思ってるのに俺の一方的な我儘に付き合わせるわけにいきませんから…。大丈夫です。もう、そんなこと言いません。手を離してください」


振り解こうとしたら力を入れられて離してもらえない。


「お触り禁止なんで…、離してください」


「撤回したんだろ?じゃあ、俺も触っていいよね」


「は…?」


「二度とそんなこと言えない身体にしてやるよ」


ソファーに押し倒されてのしかかられる。

後ろに当たる硬いモノに目を見開いた。


「は⁈…な、なん…っ⁈」


「だって、恋人にあんな風に襲われて誘われて反応しない男いると思う?」


「いや、だって…さっき…!」


ほぼ無反応だったのに、あの一瞬で何があったんだ。


「必死こいて我慢してたに決まってるでしょ」


「んひゃっ」


項を噛まれて情けない声が出る。


「他の人のとこに行けってのも、お触り禁止ってやつも、この先一言も言えないようにしてやるから」


「だって、さっき…スマホ見て笑っ…」


「ぺいんとにヤキモチ?トラゾー可愛いね」


腰を意味を持って撫でられてがくりと力が抜けた。


「トラゾーのこと話してたんだよ。我慢してる顔が可愛いって」


「は…ぇ、待っ… ゃあッ⁈」


力の抜けた腰を上げられて下の服を全部下ろされる。

クロノアさんの前に下半身が晒される姿にさせられた。


「俺とキスして、舐めただけなのに反応してるんだ」


Tシャツを下に引っ張っても隠せるわけもなく。


「さ、触っちゃだめですっ…!」


「触るよ撤回されたんだから。もう我慢しなくていいんだろ」


「んぁあ…ッ!!」


クロノアさんが俺のを握る。


「だめだめッ、そ、…もぅ、…イッ…うっっ〜〜!!」


簡単に彼の手の中に濃いのを吐き出してしまった。


「ちゃんと我慢してたんだ」


俺の出したモノをクロノアさんが楽しそうに見せてきた。


「ドロドロだね」


耳元で囁きながら手に出されてる粘度のあるソレを。


「!!、み…せなぃで…ッ」


「ここまで言ったこと守れたいい子なのに…トラゾーって俺に触って欲しくて仕方ない身体になっちゃってるんだ」


「く…クロノアさん、がっ…おれを、こんな身体ッ、にしたくせに…!」


「ははッ、そうだよ。俺が、トラゾーの身体を作り変えたんだよ」


俺が出したモノを使って、後ろに手を這わせる。


「んゃっ⁈」


「お風呂入ってたからだろうけど、柔らか」


「や、ゃ、ぁっ…また、ッ」


指一本を簡単に咥え込んだ俺を見て、クロノアさんがくっと喉で笑った。

顔だけ振り返ると、見たことないほど欲情した悪い顔をした人がいて。

本能的に逃げようと身体が動く。


「逃すわけないだろ」


「ふぁあ゛ぁっ!!」


気持ちいいとこを押さえられて、力を入れようとした上半身はソファーに倒れ伏せた。


「ココ、トラゾー好きだもんね?どう?久々に押さえられて。腰、揺れちゃうくらい気持ちいい?」


「や゛ッ、そん、な、ひぁうっ!っ、つよく、したら…おれっ、イッちゃ…ぅう…ッッ!!」


吐き出した白濁はまだ濃いモノのようで。


「ナカだけでイけちゃったね?まだまだ濃いから出なくなるくらいイかせてあげるよ」


仰向けにさせられた俺のはイッたというのに、おさまることがなくて。


「ほら、トラゾーのはまだイかされ足りないみたいだね」


指が増やされてバラバラに動かされる。


「ふゃぁあっ、ゅ、び…ばっか、やあぁッ!」


嬉しいのに、奥まで届かないもどかしさにナカが疼いて寂しい。


「もぅ、お…ぉくに、くろのあさん、のっ…くださぃい…っ」


「っっ!!可愛いね、トラゾー♡」


「かわいくない、ぃ…!」


「おねだりできたからあげるよ。実際、俺も限界だし」


下をずらしたクロノアさん。

いつものより大きいソレにきゅんと下腹部が疼いた。


「ぉっき…い…」


ぴとりと充てがわれる熱。

ソレを飲み込もうとする俺のナカ。


「俺の飲み込もうとして、ヒクついてる。可愛すぎかよ」


太いところが入ってナカを擦られながら待ってたクロノアさんのモノが奥でトン、と当たった。


「ふぁぁあっ♡」


嬉しさのあまりナカのを全部締めてしまって、そんな俺の行動に眉を顰めたクロノアさん。


「、そんなに俺とえっちできて嬉しい?」


「うれしぃ、です…だって…ずっと、ここ、さみしくて…っ♡」


クロノアさんのカタチになってるお腹を撫でる。


「そういうの、無意識でするからこっちが抑えれねぇんだって」


「ぇ、!?、んひゃぁあ゛っ⁈」


激しく抜き差しされて、痛いほど奥にクロノアさんの先っぽが当たる。


「ま゛、もっ、と…ゅっくりぃ…!!」


「無理だってッ」


腰が浮くくらいの打ちつけに目の前で星が飛ぶ。


「ッッ〜〜〜♡♡!!」


お腹を濡らす白濁。

前を触られなくても、簡単に後ろでイけるようになった身体。


クロノアさんの背中にしがみつく。


「ぎゅっ、て…して、ほしい…ですっ…♡!」


「いいよトラゾーの言ったこと全部してあげる♡その代わり俺のしたいこともさせてね♡」


「あなたの、すきなッ♡ように、おれを、して、ください…ッ♡♡」


「おまっ……あ゛ぁ゛もう!そんな殺し文句どこで覚えてきたの…っ!」


「♡⁇、ひ、んぁぁ゛あぁ…っ♡!!」


そんなつもりで言ったんじゃないのに、クロノアさんの乱暴な突き方に呆気なくイく。


「っ俺も、トラゾーのナカに出していい?」


「だして、やぁあッ♡、くださ、い…っ、♡!ひゃんン♡!、なか、だし…して、ほしぃ…♡♡!!」


クロノアさんの腰に脚を巻きつけた。


「〜〜!くっそ、そういうとこだよ…!!」


気持ち良すぎてわけが分からなくなるくらいの動きに合わせ俺のナカがびくびくと動く。


どくりと大きく脈打ったクロノアさんのモノから待っていた熱いのがナカで広がっていく。


「づっ〜〜〜♡♡♡!!」


嬉しさに眉を下げて喜んでいると、顎を掴まれて口を塞がれた。


「ぅゔんッ♡⁈」


口内に入ってきた舌はそこを犯すように蠢き、俺も応えるようにして舌を動かした。

そっちに意識がいきかけたのを、見透かしたクロノアさんが俺の身体を引っ張って上下の位置が逆転した。


「はぁ゛ぁン♡!」


より深く繋がって、後頭部も押さえられて呼吸ごと奪うようなキスをされた。

時々、噛まれた項を撫でられてびくびくと身体中が跳ねる。


口を離された時には息も絶え絶えになる俺と、軽く肩で息をするクロノアさんがいた。


「さっきと同じ格好だね♡トラゾー騎乗位、上手にできるかな?」


馬乗りになったことを思い出して、顔に熱が更に集まる。


「可愛いね?今更恥ずかしがってんの♡?」


腰を掴まれて、腸骨を撫でられる。


「ひゃあン…♡!」


「トラゾー動いてよ♡」


「は、はぃ…っ♡」


クロノアさんに体重をかけないようにゆっくり抜き差しを繰り返す。

ちゃんと気持ち良くなってもらうために締め付けながら。


「ん♡、ぁっ、ふゃ…ッ♡」


「ん、じょーずだよ♡」


「!、ふへ…ほめられちゃいました…♡」


その瞬間、ナカを埋めていたクロノアさんのモノがまた大きく硬度を増した。


「ゃう⁈、な…んでぇ…ッ♡⁈」


「は?この状況で無防備に笑って俺が平気なわけないよね?」


腰を掴まれてぐぷりと根本まで埋められ、きゅううとナカが締まる。


「頑張るトラゾー見たかったけど…うーん、無理そうだ」


下から突き上げられて不安定に揺れる俺はクロノアさんのお腹に手をついて必死でバランスを取っていた。

そのせいで余計にナカに挿入ってるクロノアさんのカタチを感じてしまい…とループに陥っていた。


「ゃぁ、んン♡、は、はげしぃ…い、♡っ!!」


「俺の理性がもてば、次の時にトラゾーに頑張ってもらうよ♡」


「ひゃンんんッ♡♡!」


クロノアさんのお腹の上で白濁を吐き出した。

全く薄まってる気がしないソレを見てまた恥ずかしくなる。

自重で深く繋がって脈打つクロノアさんを感じてしまって違うなにかが込み上げてきた。


「な、んかっ♡でます、ッ♡!で、ちゃ…んく、っ〜〜♡♡⁈」


「わ」


吹いたモノがクロノアさんの顔に少しかかる。

潮吹きしてしまった。


「ご…め、なさ、ッ、んぁあっ゛♡⁈」


隙間がないくらいなのに、もっと大きく硬くなるクロノアさんのに腰が震える。


「ぅ、おっきくッ…しないで、くださぃ…ッ♡」


「無理に決まってるでしょ?俺が今まで我慢してきた分トラゾーにわからせないといけないんだから。どんだけ自分が失言したのか身体に理解させなきゃね?」


「あ゛ぁあ〜〜─────ッヅ♡♡!!?」


またイきそうなとこでナカから抜かれる。


「なん…っ、に゛ゃぁあ゛ぁッ♡⁈」


起き上がったクロノアさんはソファーに座り、俺も対面のまままた深く貫かれた。


「こっちのほうが抱き締めやすいや」


クロノアさんの嬉しそうな顔にキュンと胸が熱くなる。


「ん、ちゅっ…」


首に手を回して触れるだけのキスをしたら、ガッと後頭部をまた掴まれて口を塞がれる。


「ッは、可愛いすぎだろ」


蕩けきった顔でクロノアさんに気持ちを伝える。


「くろのあさんが、すき♡だいすき、です♡おれ、すごくッ、うれし、ぃ…♡」


「っ、ッ、……もう俺にあんなこと言わない?」


「いいませんっ、♡…がまん、させて、ごめんな、さい…ッ♡」


「うん、俺も意地悪なことしてごめんね?」


ちゅっとおでこにキスされる。


「俺もトラゾーのこと、大好きだよ。愛してる」


「おれも、あいしてます…っ」


その後は気絶なんて逆にできないほど求められて、それに応えるように俺も求めて。

お互いのこと余すことなく愛し合った。




ふっと意識が浮上し、ぼやける視界とぼーっとする頭で痛む体を起こした。

外はうっすらと明るい。


自分の体もベッドも綺麗になってる。

服も下着も新しいのに変わっていた。


「……」


多分、ソファーもクロノアさんが綺麗にしてるはずだ。

ナカに違和感がないから後処理までさせてしまったようだった。


「…、…」


最後に記憶してるのは満足そうに笑っていたクロノアさんだった。


「……水でも、取ってこようかな…」


布団の中から出ようとしたら腰に腕が回された。


「…どこ行くの…」


寝起き特有の掠れた低いクロノアさんの声。

こういうのを色気があるというのだろうけど、思わず身体が反応しかけて慌てて頭を振る。


「いえ、水でも取りに行こうかと…クロノアさんもいりますか?」


「いらない…から、そばにいてよ…」


半分出かけていた体は布団の中に逆戻りした。

がっちりクロノアさんに抱き込まれて、俺は困惑しつつも前に回る腕を掴む。


「ふふっ、あったかいです」


「うん…」


まだ眠そう。

いや、当たり前だ。

俺が気を失ったあと後片付けやらをしてくれて疲れてるのだから。


「クロノアさんはもう一眠りしますか?」


「うん…する、…」


一個年が上だけど、こういうところは可愛いなって思う。


「じゃあ俺も一緒に寝ます」


「ん、…」


うっすらと開いていた目が閉じられてすうすうと寝息が立ち始める。


「よし…」


俺も一眠りしようと自分のポジションを整える。

と、腰に当たるなにか。


「⁇……は、?」


違う意味で困惑し始める。


「…………ふっ」


後ろで俺を抱き締めていたクロノアさんが揺れていた。


「ちょっ…あなた、まさか…寝ぼけたフリして…⁈」


腰というかお尻に当てられるクロノアさんのモノ。


「ぅ、うそ…っ」


布団の中でズボンも下着もずらされて、難なく挿入ってきた。


「やぁぁ〜〜…ッッ♡!」


「すげぇ柔らかいね♡」


「ん゛なっ⁈、くろのあさんの、ぜ、ぜつりんん…っ♡♡!!」


「それ褒め言葉と受け取っとくよ♡」


あんなにしたと思えないくらい硬度が保たれてるソレは俺のナカの1番奥におさまった。


「動かずこのままでいよっか?トラゾーは寝ててもいいよ?」


「ね、ねたら♡、なにさ、ひゃっ♡⁈、れるッか♡…わ、かんない、から…ぁんンン♡!!ねませんっ…♡!」


「イタズラされるかもって♡?」


耳を噛まれて軽くイく。


「ナカびくびくしてる♡」


「もうぅ♡!!ばか…っ♡!!!」


何回戦目か分からないくらい身体はぐずぐずになっていた。


「じゃあ、今度はゆーっくりいーっぱいナカ可愛がってあげるね♡」


「ん、ふぁあッ♡♡」


「俺のこと襲って誘ったんだからちゃんと責任とって俺のがおさまるまで付き合ってね♡?」


この人に対する禁句がどんどん増えていく。

何を言っても、煽ったと言われる。

俺が声を我慢してもそれも煽ってるからね?とナカイキさせられて、恥ずかしい声をあげさせられたのは言うまでもない。


「トラゾーの存在自体が俺を誘って、煽って欲情させてんだから何してもダメだよ。どんなことしても可愛いだけ♡」


身体にわからされて、もう二度と失言しないようにと自分に誓った。


のに、その4日後にうっかり失言をして嫉妬したクロノアさんにお仕置きわからせをさせられる俺がいたのだった。

n番煎じネタ  (何億回か見たやつ…いや何億回も見たことねぇわ!)

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

101

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚