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「ニキニキの部屋だーーー!」
「前来た時より綺麗でしょ?」
「…黙秘します」
「なんでだよ」
そんなに部屋汚いか…?俺にとっては綺麗にしたほうなんだけど…。
「…俺の部屋なんてどうでもいいでしょ!早くお風呂入ってきて」
「はーい…服とかは?」
「貸さねぇよ?」
「だよねー」
貸してくれる可能性なんてあるわけ無いだろうに。本当よくわからないやつだ。
俺よりも結構年上のはずなんだけどなぁ…。
そんなくだらない事を考えながらパソコンの電源をつける。そういえば他のメンバーも結構酔っていたが大丈夫なのだろうか。
…気にしたって意味ないか、編集でもしよう。
カタ、カタ。やけにキーボードを打つ音が響く。深夜だからだろうか。それともついさっきまであった温もりが消えてしまったからだろうか。
こんな感覚も、きっと今日でおしまい。
なんだかとても不思議な気分だ。多分、明日になっても毎日ディスコードで話して、コラボ中とかに危険な発言とかもして。そんなあり得ない未来が想像できてしまうほど、俺にとって、みんなにとってまちこりーたは大切な存在だった。
聞こえるはずもないのに、もう遅いのに。
「ごめん…」
こんな結末になってしまうなんて、わからなかったよ。