テラーノベル
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5、6時間目の社会と国語は意外とできた。
私ってもしかしたら文系なのかも?
帰りのHRを終えた。
「…ねぇ、ナランチャ。」
隣の席なので、簡単に呼び止められてよかった。
「なんだ?」
「音楽室ってどこにあるの?」
「あっ、そうか。言ってなかったな。じゃあ一緒に行こうぜ」
「うん。」
「ねね、そう言えばさ。」
「何?」
「ナランチャってなんの楽器やってるの?」
「ギターだ!」
「そうなんだ!後で聞かせて〜!」
「ああ!」
どうやら、ナランチャはギターの話をするとテンションが上がるみたいだ。
よっぽど好きなんだね。
「あ、ここが音楽室だよ」
ガチャ。
音楽室のドアを開けた。
「わっ…!広っ!?」
「だろ〜?」
なんだか、ライブハウスみたいですごい。
楽しそうだ。
「じゃあ、みんなで演奏するから最初は聴いてみてよ!」
「うん!聴きたい!」
みんなの演奏を聴けるようだ。
楽しみ!
「じゃあまずは、俺たちのオリジナル曲、ブラックリリーです!」
ナランチャたち四人の演奏が始まった。
私は…とても。
まるで。
さっきまでのナランチャとは別人のように。
細やかでかつ力強いナランチャのギターに。
魅了されてしまった。
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