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完全オリジナル小説
『桜の花が散る頃に』
メインキャラ…花宮 桜花 、柚木 翠
プロローグ
私は病院に来ていた。何かがあった訳では無く、ただお母さんの付き添いで。それだけのはずだった。
「桜花さんの余命はもってあと1年です。」
そうお医者さんに言われた。病院に沈黙が流れた。いや、正しくは私が周りの音を聞けなかったのかもしれない。それほど驚いたのだ。そう言われるまでの細かいことは覚えていない。その一言が全てを忘れさせた。
それは桜の花が綺麗に咲いている頃だった。
第1話
登校中、桜の花びらが1枚ひらりと落ちた。
そのとき、
翠:おっはよ~~~!
翠の声がした
桜花:うるさいよ〜もうっ!
翠:ごめんって、笑
いつもの会話だ。翠はいつも笑顔で友達も多い、私の自慢の幼馴染だ。そんな翠に余命のことを打ち明けるのは怖かった。そうすると、翠が気を使ったりするかもと思って。自惚れるのも程々にしろ。自分で自分に突っ込みを入れ歩き出した。
桜花:すい!待ってよ
翠:桜花が遅いんだよ~
桜花:あははっ!
笑えてる。ちゃんと笑えてる。だから大丈夫だ。自分に言い聞かせる。
もう学校に着いた。時間が過ぎるのが早い気がする。あとたったの1年しかないのだから当たり前と言えば当たり前かもしれない。
翠:おはよーーー!
クラスメイト:も~、翠うるさいよ~!おはよ!
桜花:おはよ~!
クラスメイト:あっ、おはよ!
クラスのみんなと仲の良い翠と普通の私。みんなの反応に文句はない。入学式から2週間しか経っていないのだから。挨拶が返ってくるだけいい方だ。無視されている人間も何人かいた。私はおそらく翠の友達だからという理由で挨拶されているのだろう。挨拶だけで考えすぎている気がする。いつもならこんなことまで考えないのに。
最後まで見ていただいてありがとうございます!
次回→書き終わり次第
♡やコメントは頂けると嬉しいです!
モチベになるので!
コメント
3件
上手い…物語がよくわかるし深いし感情移入しちゃう… 何故にこんな上手く作れる…😇