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玲央はいつものような優しい言葉を投げかけてくれたけど、玲央の母親はそう優しくはなかった。



「玲央ももう30手前なんだから…」



私の治療はおろか、自分の息子の心配ばかりをして何も助けてくれない。


自分の今までの行いが悪かった。



そりゃ、息子が勝手に適当に結婚した相手にいい顔…できるわけないわ。



玲央も治療費が払えるわけがなく、自分の両親も頼れるほどの財産は持っていなかった。



私、別に今死んでもいいけど…



とりあえず、彼の家に置いてあった私の全財産をかき集めてもらおうとまた昔の家に向かった。



「どうしたの?」


病気のこと、どうしてもお金をかき集めないといけないこと、全部を彼に話した。


治らないと余命宣告されてその余命を待つだけだ、なんて、自業自得すぎる話を彼は涙を浮かべながら聞いてくれた。



彼も、今までの後悔をしながらこの1年を生きてきたこと、仕事のこと、全てを教えてくれた上で、明らかに私の財産ではない封筒を持ってきてくれた。


「大切なもののところに置いてあったから」


中身は50万円。治療費を抜いてもまだ余るくらいの大金だった。



それを渡すと、早く帰るように声をかけてきた。



もう他人なんだから…と。



彼は仕事を辞めたはずなのに、この50万円はどこから持ってきたの?



きっとろくに使わず生活してあんなに痩せ細ってしまったんだとわかった。



早く治して返さないと…



私は玲央に事情を告げて、病院に即日入院した。



再加熱、できません

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