【冒頭モノローグ:太宰治】
世界が壊れた原因?
さあね。人が“愛”なんてものに本気になるから、じゃないの?
【場面:異能特務課・会議室】
世界中で異能犯罪が活性化
“現実改変能力”が発覚し、各国が危険視
そして、乱歩とポオの名がリストに上がる
福沢諭吉(厳しく)
「……彼らの“融合異能”は、もはや兵器だ。
だからこそ、彼らを“保護”ではなく――“制御”せねばならない」
【太中、再出動】
福沢の要請で、探偵社から太宰治が派遣。
その太宰が“なぜか”中原中也を引き連れて現れる。
中也(不満げに)
「オイ太宰、俺はあくまで“協力者”だ。命令は聞かねぇぞ」
太宰(ニヤニヤしながら)
「もちろんさ。君は僕の“特別な荷物持ち”だからね~♪」
中也(キレる)
「殺すぞこの野郎!!!」
【場面:ポオと乱歩の隠れ家】
二人は幻影空間に身を潜めている
乱歩は異能の“燃費”を抑える方法を研究中
ポオは、自分たちの力がもたらす“副作用”に不安を抱いている
【太中、突入】
太宰の異能《人間失格》が、ポオの幻想障壁の“構造”を無効化し、侵入に成功。
太宰(いつものトーン)
「やあ、愛に狂った二人の天才さん。
世界をどうしてくれようとしてるのかな?」
乱歩(立ち上がって睨む)
「太宰……アンタに“何が分かる”」
中也(即座に構える)
「妙な動きすんな。ポオ、お前もだ」
【価値観の衝突:二組の対話】
乱歩 × 太宰
太宰
「“愛が世界を変えられる”……そんな綺麗事が現実に通じるわけがない。
お前たちは“世界”に負けて消えるしかないのさ」
乱歩(静かに怒り)
「お前こそ、愛から逃げてるだけだろ。俺は――もう、逃げねぇ」
ポオ × 中也
中也
「“幻想”で逃げたって、どこかでツケは払うんだよ。それが現実だ。わかるか?」
ポオ
「……俺の幻想は、逃げじゃない。“君と生きる現実”だ」
【突如、カタコンベ残党の襲撃】
太中との交渉中、外の空間が歪み――
“次元喰らい”の異能を持つ残党兵が突入
カタコンベは最後の一手をかけ、異能融合体を“捕獲”しにきた
【戦闘:太中+乱ポオ 共闘】
太中:
太宰が敵の異能封じを連発
中也が“重力操作”で乱舞
連携は最悪、だが強い
乱ポオ:
乱歩が戦術展開
ポオが幻想兵器召喚(例:鏡剣、時間遅延の部屋、虚構の複製乱歩)
【ラスト:4人背中合わせ】
敵を退けた後、4人が背中合わせで立つ。
中也(息を切らしながら)
「……変な組み合わせだな。俺たちとお前らが並ぶ日が来るとはな」
太宰(空を見上げて)
「壊れた世界でも、“誰かを守りたい”って気持ちだけは、似てるのかもね」
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