テラーノベル
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_出発から2時間後。
「猫おじ。後何時間ぐらいでつく?」
「そう、ですね…。」
「後_0秒後かな?」
その瞬間、猫おじがおんりーに斬りかかる。
「はぁ…ここまでちゃんと猫おじ?、のふりして演技をしてきたのに〜。
皆、なんで攻撃を外すの?」
「…操られているのか。」
額に汗が滲む。
「…流石だね、操っているっていうのは正解。
でも、君にとって操っているか操っていないかは関係ないよ。
君は、仲間の体を傷つけることはできない、お人好しだからね。」
その瞬間、騎士団の隊員たちが襲ってくる。
「…この人数を、操っている…。」
「それほど、君が大人しくしている間に僕は力をつけた。
君が【いい人】である限り、僕は殺せない。」
その瞬間、猫おじの方に毒の魔法が飛ぶ。
無詠唱。魔法を極めたものだけができる、最難関ともいえる技術。
「あは、あははははは!
やっぱり君じゃ、僕には勝てない。」
「っ……」
毒の魔法を喰らってしまった。
俺はもうだめだ。
せめて、猫おじを…ライに、向か、わせて…。
伝え、なきゃ…。
「楽しかったし、もういいよ?
毒で苦しみながらタヒんで?
僕はジャスに帰るから。
また会えたらいいね、王子。」
シュンッ
また…、また僕は…ジャスの者に奪われる。
「…おんりー様…嫌だ。
ごめんなさい、ごめんなさい…。
俺が、注意を怠ったせいで…。」
「…猫おじ、やっぱり君は、この国で1番強い。」
「そんなことはない!俺は…俺は…。」
「俺は、……_だから…負けたんだ……」
「喋らなくていいです、俺が転送魔法で…!」
「いや、…猫おじの魔力残量は…少ない、…皆を救うことが…できない…。
なら、君だけでも…ライに…帰って…。」
「そんなこと、そんなことできません!」
「猫おじ…団長、の命…令は…、絶対だよ…?」
「そ、んな…嫌だ…。」
「…皆ッに…つたぇて…だぁ、すき…て…。」
「…!…御意…。
105
ですが…それはご自分で仰ってください。
必ず、帰ってきますから。」
「【無】転送」
シュンッ
スタッ
やはり貴方は優しくならなければならない。
俺はそんな貴方に、何度も救われたのだから。
「…考えてる場合じゃない!早く伝えなきゃ。」
今1番の戦力になる者は…おんりー様の屋敷にいるドズルか…。
あと、もう一回だけ…転送魔法…!
無理にでも…出すんだ。
「…【無】ッ…転送…」
シュンッ
ガシャンッ
コメント
1件
うわ、この展開はキツいな…。猫おじが操られてるのに、王子が「お人好しだから仲間を傷つけられない」って敵に言われてるところ、胸が痛んだわ。自分を犠牲にして猫おじだけでも逃がそうとする王子の優しさが切なすぎる。毒を浴びて「好き」って遺言みたいに言うシーン、泣ける。猫おじが無理やり転送魔法使うラスト、何とか生き延びてほしい…。続きマジで気になる🔥